2025年2月9日日曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第四期第三回 朝日カルチャーセンター新宿校 アーカイブ(2/4) 齋藤元紀先生

主要概念から読み解く中後期思想〈第4期〉時間と存在-1950年代以後最晩年までの思想をめぐって第3回「根拠」への問い‐「根拠律」読解。を聴きました。根拠について詳しく分析し、ライプニッツの根拠律を持ち上げたあとで、シレジウスの詩「バラは理由なく咲く」とか、ヘラクレイトスの「時は遊ぶ小児。王権は子供のもの」といったことを出してきて、遊ぶから遊ぶ。存在は根拠。存在は脱根拠.と全てをひっくり返すのは感心しました。近代哲学から現代思想への変化の場面に立ち会ったようです。

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