今日は
つづく
今日は、阿佐ヶ谷LOFTで宮台さんと外山恒一さんのトークのチケットまで取ったのだけれど、風邪をひいて、明日5時に起きなきゃいけないので、アーカイブで見ることにしました。今日は、旅の支度をしながら「平和と憲法」という國分、石川対談を見ました。イェリネックという学者はユダヤ人で、カントの言語で話すのだけれども、実は裏にはカバラの思想があり、日本国憲法にも影響を与えている。安全保障と集団的自衛権は違うもので、集団的自衛権は同盟。憲法9条は条約の制約。など新しく知る事ができました。昔の人は9条守る事を、文節化、言語化できてなかったというのが印象的でした。
立憲民主党が外交をどのように考えているのかを知りたくて、立憲民主党のチャンネルを見ました。外交の事をやっている、弁護士でもある猿田さんに辻元さんが聞いていきます。顔の見える交流ができると、戦争をしにくくなる。読売新聞の調査でも安保法制反対も結構いる。立憲は、専守防衛を掲げた方が票が取れるのに、保守派に配慮する勢力もありハッキリしない。東南アジアは「アメリカか中国かどちらかを選べ」に対して「我々に選択を強制するな」というのが強固な国是になっている。アメリカがタカ派と思われがちだが、アメリカは多様性の国なので反対の人たちも沢山いる。などが、知れました。ガザの問題の具体的解決策などは聞けませんでした。また、いくらいい理屈をいっても、実際にできるのかというのは、民主党政権を見ていて疑問に感じるところです。
朝日カルチャーセンターのオンライン講座「ハイデガー存在論の真相究明」第二回 主要所概念から読み解く中後期思想、<第1期>「存在の問い」の新たな始まり―1930年代の思想をめぐって 第2回「真理」への問い―プラトンとの対決 を受けました。ハイデガーの思想は、これはこうなっているという断定ではなく、常に問いとして語られていることが分かってきました。自明性をひっくり返りして新たに問い直すことが勧められているのかな、と思いました。「存在の問い」、頭で分かるようなものではないのかもしれない。
宮台真司先生が始められた私塾の一つ「荒野塾」のオンライン版に出席しました。宮台さんの説明では同心円状に中から、社会(ノモス)、<社会>、<世界>、があるということです。宮台さんの立場は「社会」から<社会>へでることで「力」を獲得できる、ということだと思います。質問コーナーで、僕は「社会から<社会>へ行くときに、危険性はないのか?」というものでしたが、残念ながら読まれませんでした。それに、比較的近い答えは、後ほど語られて、「つまんない」と「ワクワクする」の関係に敏感になれば道徳的になる、というものでした。あとは、ギリシア的主意主義、とエジプト的主知主義の比較をされました。宮台さんによるとギリシア的は「力が湧く」、エジプト的は「つまらない」に対応している。など、多岐にわたって議論されました。ネット越しでしたが、とても中身が濃く、熱が伝わってくるようでした。