2024年5月13日月曜日

「平和と憲法」 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン アーカイブ 石川健治先生 國分功一郎先生 5/11放送

 今日は、阿佐ヶ谷LOFTで宮台さんと外山恒一さんのトークのチケットまで取ったのだけれど、風邪をひいて、明日5時に起きなきゃいけないので、アーカイブで見ることにしました。今日は、旅の支度をしながら「平和と憲法」という國分、石川対談を見ました。イェリネックという学者はユダヤ人で、カントの言語で話すのだけれども、実は裏にはカバラの思想があり、日本国憲法にも影響を与えている。安全保障と集団的自衛権は違うもので、集団的自衛権は同盟。憲法9条は条約の制約。など新しく知る事ができました。昔の人は9条守る事を、文節化、言語化できてなかったというのが印象的でした。

2024年5月10日金曜日

「つながる塾vol.5 猿田さんにきこう!外交でどうやって平和をつくる?」 You Tube 1日前に配信 猿田佐世(外交イニシアティブ代表) 辻元清美(参議院議員)

 立憲民主党が外交をどのように考えているのかを知りたくて、立憲民主党のチャンネルを見ました。外交の事をやっている、弁護士でもある猿田さんに辻元さんが聞いていきます。顔の見える交流ができると、戦争をしにくくなる。読売新聞の調査でも安保法制反対も結構いる。立憲は、専守防衛を掲げた方が票が取れるのに、保守派に配慮する勢力もありハッキリしない。東南アジアは「アメリカか中国かどちらかを選べ」に対して「我々に選択を強制するな」というのが強固な国是になっている。アメリカがタカ派と思われがちだが、アメリカは多様性の国なので反対の人たちも沢山いる。などが、知れました。ガザの問題の具体的解決策などは聞けませんでした。また、いくらいい理屈をいっても、実際にできるのかというのは、民主党政権を見ていて疑問に感じるところです。

2024年5月9日木曜日

「カワイイこんぷれっくす♡Supported by #DSPMLIVE」 鶯谷ダンスホール新世紀 環やね 逃げ水あむ 出演

 今日は、



つづく

「人の輪と哲学の夕べ」 三鷹Musashino Valley 坂上香先生x國分功一郎先生 対談


 三鷹にあるMusashino Valley で坂上香さん(映像作家)と國分功一郎さん(哲学者)の対談を聴きにいきました。最初すごい雨の中、駅までコミュニティーバスでいきましたが、混んでいて時間も遅れていました。三鷹駅で武蔵野うどんを食べて、会場まで結構歩き、いく頃にはだいぶ小振りになっていました。うちから近いのと、少年犯罪の更生に興味があるのと、最近國分さんのXで紹介されていたのでいってみようかと思いました。「根っからの悪人っているの?」と題された対談は軽い気持ちで聴きにいったけれども、中身は重かったです。坂上さんは95年頃、アメリカの刑務所でAMITYと呼ばれる治療プログラムを見てきてドキュメンタリーにしました。それは、小さい頃、虐待を受けた受刑者が過去を振り返り、心を取り戻すプログラムです。そこでは、聞くに耐えない壮絶な体験が語られ、泣き叫び次第に人間としての成長をするものです。そして、日本にそのプログラムを導入した刑務所でTC=回復に向かうためのコミュニティーというもので受刑者が体験する様子を撮った、「プリズン・サークル」というドキュメンタリーも発表しました。これらの思想のもとになった『魂の殺人』を書いたアリス・ミラーも息子によると、虐待を見過ごした母親でした。そこには戦争の影もあります。『魂の殺人』では、虐待をされたものが人を冷酷に扱う最たるものがヒトラーでした。坂上さんの言葉で印象に残ったものとしては、「自分の心の痛みを知らないで、他人の心の痛みなんて分かるわけない」というものです。こうした話が終わって、國分先生と懇親会があるというので勇気を出して出席しました。最初店に入ってポツンと一人すわっていましたが、主催者の女性が話しかけてくれて、隣の女性と話しました。意外にも僕と同じく美大出身で、相手は武蔵美、話が続きました。國分先生はテーブル席で周りに囲われて話していましたが、先生が移動したのをきっかけにテーブル席に向かってすわり、女性が僕を吉祥寺に住んでる哲学を教わってる人です。というと、國分先生は「ざっくりとした紹介だな」と、そして「哲学は教わるものじゃなくて自ら学ぶものだ」と言われました。僕が朝日カルチャーセンターなどで学んでいますというと、「それは自ら学んでることだ」と「あと宮台さんが新たに作られた塾にも」「たくさん作っているよね」とか話しかけてくれました。他の人と話すと、國分先生には追っかけがいて、京都から追っかけてきたというファンの女性の方もいて、驚きました。そのファンの方も大阪芸大出身で美大生が多いなと思いました。もう12時も過ぎて、最後に店を出てみんなたむろしているところで、國分先生に「『スピノザ』を読んでいます。『スピノザの方法』も読みました。先生はアガンベンに会ったことあるんですよね。今アガンベンも学んでます」といって、主催者の方がツーショット撮りましょうというので、お願いすると、國分先生は僕に「マスク取るよね」といって撮ってくれました。女性が「SNSに載せていいですか」というと「僕は何でもOKですよ」といわれました。國分先生は次の店にいくとのことで、僕はお暇しました。あとは、小雨降りしきる中、三鷹駅まで歩いて、12:16の電車で吉祥寺までいきました。

2024年5月7日火曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第二回 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 齋藤元紀先生

 朝日カルチャーセンターのオンライン講座「ハイデガー存在論の真相究明」第二回 主要所概念から読み解く中後期思想、<第1期>「存在の問い」の新たな始まり―1930年代の思想をめぐって 第2回「真理」への問い―プラトンとの対決 を受けました。ハイデガーの思想は、これはこうなっているという断定ではなく、常に問いとして語られていることが分かってきました。自明性をひっくり返りして新たに問い直すことが勧められているのかな、と思いました。「存在の問い」、頭で分かるようなものではないのかもしれない。


2024年5月6日月曜日

荒野塾・特別編『災害と絶対性「当り前」などないと本当に知っているのか?』 オンライン 宮台真司先生

宮台真司先生が始められた私塾の一つ「荒野塾」のオンライン版に出席しました。宮台さんの説明では同心円状に中から、社会(ノモス)、<社会>、<世界>、があるということです。宮台さんの立場は「社会」から<社会>へでることで「力」を獲得できる、ということだと思います。質問コーナーで、僕は「社会から<社会>へ行くときに、危険性はないのか?」というものでしたが、残念ながら読まれませんでした。それに、比較的近い答えは、後ほど語られて、「つまんない」と「ワクワクする」の関係に敏感になれば道徳的になる、というものでした。あとは、ギリシア的主意主義、とエジプト的主知主義の比較をされました。宮台さんによるとギリシア的は「力が湧く」、エジプト的は「つまらない」に対応している。など、多岐にわたって議論されました。ネット越しでしたが、とても中身が濃く、熱が伝わってくるようでした。