数ヶ月前に見たのですが、ブログに書くのを怠っていました。
グリーとは合唱部のことで、アメリカの普通の高校で、ダサイと差別されている合唱部が頑張っていくコメディです。
途中チアリーディングの女教師に邪魔をされたり、フットボールの花形選手が入ってきたりします。
学校内での序列、いわゆるスクールカーストを風刺を込めて描いていて、最後は音楽の迫力と共に感動で終わる形になります。
高校生の序列というセンシティブな題材を、ここまでうまく描いていてさすがだと思いました。
アメリカのドラマのシナリオは、集団で書かれていると思うので、それでこそこのきめの細やかさができるのだと思いました。
序列を描くとき、ダサイと差別されている側から描くというのがミソでしょう。いわばドラえもんの高校版。
いじめられている側から描くことによって、誰にでもある劣等感をドラマが共感してくれるという感覚になると思います。
キャストもいかにもそれらしいキャストで、アメリカの高校のステレオタイプをここに見いだすことができます。
中で歌われる名曲の数々も心に響きます。
僕等日本人が見る場合、アメリカの学園生活への憧れも喚起してくれます。
アメリカはこうなんだ。日本と意外と共通のところもあるな。など発見もあります。
ただ、見ているうちに大体パターンが見えてきてしまって、シーズン2以降は見るのがしんどくなってシーズン1で止めました。
FOX TVというのは、右翼だときいていたのですが、中身は非常にリベラルなものです。それも面白いと思いました。
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