始めに、堀内先生から感情教育についてのレクチャーがありました。
道徳についてのカントの本質主義に異議を唱えたのがローティでした。ローティは感情教育の重要性について述べました。
ホッブスは、利他心もまた利己心の帰結として生まれると説きました。そうやって社会秩序が成立すると考えました。
宮台先生は、法と法外とを分けて、法とは我々が概念言語を獲得してから作られたものに過ぎない、それなのに、今は、法にしがみつく人が多いといいます。
法外の仲間集団同士のコンビーブが重要だと説きますが、堀内先生はどうなのかと問います。
堀内先生は、仲間は要らないと断言します。
自分は、個人主義的に育てられたからだといいます。長いこと中国に住んでいて、中国人は仲間を作るのは得になるからだといいます。
宮台先生は、イエスの例をだし、仲間でないものを仲間とすることの重要性を説きます。
堀内先生は、中国人は喧嘩から仲間作りをはじめるといいます。
宮台先生も、自分も今仲のいい人とは喧嘩からはじまったといいます。
宮台先生の話を、最近聴いている人はいつもの話だと思いますが、そこに対談ということで違う人の意見がぶつけられて、意外な方向に話が進んで面白いと思いました。
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