2024年9月23日月曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第二期第四回 朝日カルチャーセンター新宿校 アーカイブ 齋藤元紀先生 9/3

主要概念から読み解く中後期思想〈第2期〉形而上学をめぐる転回-1930年代の思想をめぐって(2)第5回「意志」と「存在」への問い―ニーチェとの対決。第二期の最終回を聴きました。「何である 本質存在」を「力への意志」、「がある 事実存在」を「永遠回帰」とハイデガーは読みます。ニーチェが転倒しようとしたものを、ハイデガーは区別をなくすように訴えます。本質存在を「ピュシス」「生物」とします。近代は、処理可能な科学技術が巨大さを価値とする時代だとします。ハイデガーは嘆いて「存在者が存在から見捨てられている」といいます。難しい概念と言い回しで難解ですが、なんとなくいいたいことがわからなくもないかなというところまできたか?どうでしょう。

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2024年9月14日土曜日

「界隈塾」〜出張番外編〜まちづくりの最前線で都市と社会のあり方を問う 麻布台ヒルズギャラリースペース 宮台真司先生 蓑原敬先生他

 宮台さんの「界隈塾」にいきました。初めて麻布台ヒルズにいきました。森ビルの歴史も知れました。今回のテーマはまちづくりです。宮台さんの考えだと、未規定のものは人に力を与える。規定性は人から力を奪う、というものです。戦間期の浅草と銀座を比べると、浅草の未規定性の方が魅力的だとします。後半、懇談の時間がありましたが、僕は宮台先生と話す時間はありませんでした。僕が自己紹介する前に、宮台さんは時間ということで退出されました。その後、出席者の方としばらくお話しました。

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2024年9月11日水曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第二期第四回 朝日カルチャーセンター新宿校 アーカイブ 齋藤元紀先生 9/3

主要概念から読み解く中後期思想〈第2期〉形而上学をめぐる転回-1930年代の思想をめぐって(2)第4回「存在の出来事」への問い―『存在と時間』との対決と別な原初へ、をアーカイブで聴きました。ハイデガーは自らの主著『存在と時間』をも批判の対象とします。失敗の原因は、①超越論②存在論③現象学④実存主義⑤解釈学⑥基礎的存在論、とします。細かい内容は、正直理解できているか心もとないですが、全否定というより、失敗がいくつかの方法面であったという感じでしょうか。次の言葉が印象的でした。「いかなる思想家も自ら語る以上のことを知っている」

2024年9月6日金曜日

「ジョルジョ・アガンベンの思想圏 越境する哲学」 第五回 朝日カルチャーセンター横浜教室 アーカイブ 岡田温司先生 8/30

 アガンベン5回目は、芸術論です。ポイエーシス、制作とプラクシス実践は区別されていました。ルネサンス以降、プラクシスが優位になってきました。レディメイドとポップアートにはアガンベンは冷ややかです。異化効果があることは認めつつも。オリジナリティとは他人と違うことではなく、オリジン、根源と繋がったものだといいます。結構保守的な感じもしますが、なるほどと思わされる講義でした。

2024年9月1日日曜日

「界隈塾」vol.3 アーカイブ 宮台真司先生 弓玉先生

 宮台さんの「界隈塾」、今回は古代マヤ文明研究家の弓玉さんです。古代マヤの文明を学んで、現在の自分を相対化できるのかなと思いました。朝日カルチャーセンターでお二人の対談を聴いたことがあるのですが、今回はさらに深い話でした。また、宗教の「型」についても細かく説明がありました。壮大な話で、興味深かったです。

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