2024年11月26日火曜日

荒野塾 秋学期5、6 西荻窪ことカフェ 宮台真司先生

 今日は、宮台先生がくるまで30分くらい、ドキュメンタリー映画「THE LOST CHILDREN」を途中まで見ました。コロンビアの原生林に墜落したセスナ機に乗った子どもたちを捜索する話です。最後に先住民の霊媒師がいった予言通りに子どもたちが見つかりました。宮台先生はこういう事はありうることだといいます。その後、質問者の方が、中井久夫さんのS(分裂病)親和者と共通点があるのではというようなことをいいました。まさにそれで、S親和者は兆候に敏感に感じる力があるから生き延びてきたと。別の方が、しかし敏感すぎてもつらいでしょうねといったら、いいことばかりではないですからね、といわれました。別の質問者の方が、死の不安について語ったことにたいして宮台先生は、多くの未開社会では死んだら海の向こうなどにいくと考えている、とか自分の二人の師匠は死んでも自分の中にいるので寂しくないというようなことをいわれました。また、宇宙物理学的には、あなたが存在したことは消えない、とかいいました。昔は、そんなことを夜を徹して話し合った、哲学研究会とかあったんだけどね。死は関係性の問題だと思う。それ以外で、死を恐れたことはないといっていました。色々深い話をきけました。

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