ドゥルーズの生誕100年を記念した対談でした。ドゥルーズの超越論的経験論がカントとヒュームを合わせたものだとか、スコトゥスの存在の一義性の話がありました。印象に残ったのはスピノザの考えで、神から見たら善悪は存在しないが、人間から見たら存在する。それを馬鹿にするわけでもなく、無視するわけでもなく両方見据えている、というのがいいというお話で、共感しました。ドゥルーズはイタコのようにその人になりきって本を書くという話も面白かったです。
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