菅首相夫人の菅信子さんが書いた『あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの』という本を読みました。
題名からすると、菅首相を批判しているように見えてしまいますが、中身は違いました。
菅さんが、首相になってからマスコミの取材申し込みが殺到して困ってしまい、取材拒否をすれば勝手に書かれる。そこで、自分で菅さんのことを紹介しようと思って書いたそうです。
イトコ同士の結婚で姉さん女房。いつもケンカをしているけど仲はいい。
二人の息子さんは二人とも不登校になった。
など、菅家の人間性が見えて面白かったです。
菅さんは理想主義的に見られることもあるけれど、実際には現実主義者で、東工大出身らしく
理路整然としたものが好きだそうです。
率直な言い方で首相の人となりがわかってよい本でした。
菅首相が総理大臣になるには自民党に入るという道もあったのですが、自民党にも社会党にも共産党にも入らず、少数政党をへて実際に総理大臣になったのだから、選んできた道は間違ってなかったのではないでしょうか。
もちろんこれからも色々批判があるでしょうが、どこまで初心が正しかったかどうか、実績で示していただきたいと思います。
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