2011年8月31日水曜日

言葉


今日はカルチャーセンターで『言葉とは何か?』中村昇先生の4回目です。

今回から、日本の学者の見解です。

時枝誠記(1900~1967)という国語学者の説です。

言葉とは、主体(話手)、場面(聞手)、素材があってはじめて成立するのもだということです。

ソシュールの考えには批判的で、ヴィトゲンシュタインにも似ているのですが、心を原因として認めるところがヴィトゲンシュタインとは違うところです。

学校で習った文法以外にも日本語の文法はいろいろあると知って驚きました。

2011年8月30日火曜日

2011年8月29日月曜日

2011年8月28日日曜日

琉球王国


高良倉吉の『琉球王国』を読みました。

琉球には縄文時代から人がいて、独特の文化を営んでいた。

王が支配するようになって首里城が政治の中心になった。
著者は首里城の復元に協力するのだが、その理由は、いくら本で書いても実在するもののインパクトにはかなわないからだという。
僕も首里城を見てきて、なるほどその通りだと思いました。

中国明朝と関係を持ち、日本とも関係を持ち、しかし近代までは独自の王国を築いてきたたいへん興味深いところです、沖縄は。

2011年8月27日土曜日

熱中症


今日は、熱が38度もあり医者にいったら、熱中症といわれ点滴を受けてきました。

2011年8月23日火曜日

竹富島


那覇から石垣にとんで、船で竹富島に来ています。

2011年8月22日月曜日

沖縄


これから沖縄にいってきます。朝、東京は雨です。

2011年8月21日日曜日

準備


今日は一日家にいて、明日の旅行の準備をしました。

2011年8月20日土曜日

クリプキ


『クリプキ ことばは意味をもてるか』飯田隆、を読みました。

クリプキのプラス、クワス問題を説明した本です。

私たちの行っているプラスという行為は実はクワスかもしれない。それを論理的に排除できないことをうったえます。

もう一つの問題「名指しと必然性」についても知りたかったのですが、それについては言及されていません。
すこし残念です。

しかし、根本的なことから懐疑をするという哲学の面白さを味わうことが出来ました。

2011年8月19日金曜日

2011年8月18日木曜日

2011年8月17日水曜日

2011年8月16日火曜日

運動


今日はフィットネスクラブにいって、運動してきました。

2011年8月15日月曜日

2011年8月14日日曜日

2011年8月11日木曜日

2011年8月10日水曜日

2011年8月9日火曜日

2011年8月8日月曜日

2011年8月6日土曜日

2011年8月5日金曜日

2011年8月4日木曜日

2011年8月3日水曜日

言語


今日は、カルチャーセンター「言葉とは何か?」中村昇先生、3回目です。

ヴィトゲンシュタインは、最終的には「言語ゲーム一元論」になります。

オースティンは、ヴィトゲンシュタインと似ている「言語行為論」を唱えます。

言語は一つの行為。
誠実な言語と、寄生的な言語があるといいます。


デリダは、オースティンの「言語行為論」を賞賛しながら批判もします。
誠実かどうではなく、誰にでも使用できるものかどうかが重要だといいます。

そして、「書くこと」を表すエクリチュールという概念を提出します。
言語の物質性を重視します。

いろいろな思想が進んで複雑になってきておもしろいと思いました。

2011年8月2日火曜日

和子


阿部和重『和子の部屋 小説家のための人生相談』を読みました。

人気作家の阿部和重さんが、現在活躍中の女性作家ばかりを選んで相談にのるという企画です。

それぞれ個性の強い女性作家たちにうまく対応して、納得されて帰っていかれます。

これだけの現役バリバリの作家の対談を一冊でまとめられてお得だと思いました。

阿部さんはきちっと相手の相談を聴いて丁寧に対応されていく。中には冗談や男女間の関係をにおわせるような場面もありましたが、それでも全体的にみてちゃんと答えているなと思いました。

それと、この本を読んでいわゆる文壇がどういうところなのかが分り、その閉鎖性にちょっと嫌な感じもしました。そういう人ばかりでもないのでしょうが。

2011年8月1日月曜日

コクリコ坂


映画「コクリコ坂から」を観てきました。

「マイ・バック・ページ」といい60年代ブームですね。
その時代を直接知らない僕でさえも、なんとなくノスタルジーを感じてしまいます。

映画は細かい描写で、昔の日本を描いています。とても美しい映画だと思います。

主人公の海はテキパキした働き者。良い子すぎてちょっと面白みに欠けるかもしれないと感じましたが、そんなまじめな子が恋に落ちるというのは胸がキュンとなります。

男の主人公、俊くんは僕と似た名前なので勝手に自分と重ねて見ようと思っていましたが、彼は豪快で豪放磊落。僕は気が弱い男なので、全く違っていました。

女の人の描くマンガにはよく俊くんみたいな男の子がでてきますが、女の人はやはり腕白な男が好きなのだなと今回も思いました。腕白でない僕は、少し寂しいけれども。

もう一つのモチーフである、好きな人が血がつながっているかどうかという問題ですが、そこがこの映画の一番大きなテーマだと思うのですが、そのことを告白するシーンでなぜか明るい音楽が流れてきてちょっと違和感を感じました。
もう少しこのテーマの重大性を強調してもいいのではないかと思いました。
しかも、悩んでいるけれども彼ら自身もまわりもあっさり受け入れてしまう。
僕はここでもう少し葛藤をしてほしかったです。その方がもっと真剣に映画にのめり込めた。
最後も結局違うっていうことでハッピーエンドになってしまいましたが、実際にこういう境遇の人もいるかもしれないので、そう簡単に間違えでしたで終わってほしくはなかったです。
それらを受け入れてどう生きていくかという方がもっと深いテーマになっていったと思います。

好きな作品だと、いろいろ注文を付けたくなってしまうのでいろいろ書きましたが、ストーリー、雰囲気、芸の細かさ、皆よかったと思います。