2011年7月7日木曜日

未来


カルチャーセンター「3.11以降の「自由な社会」の条件」大澤真幸先生を聴きにいきました。

西洋ではリスボン大地震など天災によって思想が大きく影響される。

ライプニッツが否定され、ヴォルテール、ルソーが活躍する。

3.11以降、意外だったのは原発反対が思ったほど多くなかったこと。

ロールズの正義論で考えれば、無知のヴェールを被ったら皆平等に判断する。
しかしロールズには未来の他者という概念が含まれていない。

ヨーロッパで反原発が盛り上がったのはユダヤ・キリスト教的伝統のため。
終末論の歴史があるので、逆に未来の破局から現在を見ることができる。

日本にはユダヤ・キリスト教的伝統はないが、もっと抽象的なレベルで対応が可能なのではないか。

終末論から見ると、ここで別の道をとっていれば救われたとあとから思うところがある。
日本でもここで道を誤らなければ破局に至らないだろうという道を無意識にわかるのではないだろうか。


このように、現在の原発事故に対する日本人の対応について詳しく、極めて論理的に説明されて納得しました。

2011年7月6日水曜日

言葉


今日はカルチャーセンターで「言葉とは何か?」中村昇先生を聴きにいきました。

世界と私たちとはどのようにかかわっているのか?
言語と世界とはどう関係しているのか?

19c~20cは言語論的転回があった。
その最初の人はソシュールでした。

彼は
ランガージュ、ラング、パロールとに言語をわけました。
そして、言語の中には差異しかないといって後の人々に多大な影響を与えました。

2011年7月5日火曜日

パスポート


パスポートを探してもでてきません。警察に届けなければ再発行してくれないので今日警察に行きました。

2011年7月4日月曜日

2011年7月3日日曜日


今日は、父がお葬式に行くのを車で送りました。

2011年7月2日土曜日

人間学


今日はカルチャーセンターで「哲学的人間学」宮台真司先生、堀内進之介先生を聴きにいきました。

ユクスキュルやシェーラーによると、人間は他の生物に比べ世界が開放されている。
ここではないどこかを想像できる。

それを肯定的にとらえる人と、否定的にとらえる人がいる。
何らかのかたちで埋め合わせは必要。

95年「エヴァンゲリオン(TV版)」では、世界の謎が解ければ自分が受け入れられる、となっているが(映画版は違うと思うが(鈴木))現在「魔法少女まどか☆マギカ」では世界のルールを変えてしまう。
それが誰の仕業なのかは誰も知らないことが重要。
そして、世界のルールが変わってもまた同じことがくり返される。それでいい。

哲学的人間学という幅広いテーマでしたので、あまりまとまった議論ではなかったという印象です。

今までの宮台先生の主張を確認できたのと、少し新しい知識を得ることができました。