
昨日、山田洋次監督の「おとうと」をDVDで見ました。
若い薬局の女の子が結婚します。結婚式、父は亡くなり母の手で育てられたのですが、その母に弟がいて、急に結婚式にきて酔っぱらって式を台無しにしてしまう。結局、おとうとは大阪に帰るのですが、病気で民間のホスピスに入所して、姉やその娘がかけつけるというはなしです。
おとうと役の笑福亭鶴瓶さんが、一生懸命三枚目を演じているのですが、今ひとつはじけきらない感じがしました。
映画全体に、暗くまじめすぎる雰囲気があって、それはそれで山田洋次ワールドで安心して見られるのですが、鶴瓶さんの面白さや、明るさをもっと強調した方が、ラストとのコントラストが強く出てよかったのではないかと思いました。
庶民の生活を淡々と描くというのは、松竹映画の伝統に忠実なのかなとも思いましたが、あまりに淡々としすぎて、姉役の吉永小百合さんの表情もまじめすぎという感じがしました。
若い人たちの恋愛ももっと熱くなるように描けたらいいのではという気もしました。
結局、善かれ悪しかれまじめすぎる雰囲気の映画だったですね。
しかし、最後は予定調和とはいえ、やはりいい意味でまじめで、すなおに感動して涙が出そうになりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿