
今日は夕方から、新宿の朝日カルチャーセンターで「哲学の読書会」という講座に出てきました。
哲学者、永井均の『転校生とブラックジャック』を読み進めていくものです。
今日のテーマは、「数多いる人の中でなぜ「この人」だけが「私」なのか?」「数多ある時間の中でなぜ「この時」だけが「今」なのか?」
「私」は、「他人」とは全く違ったありかたをしている。私が打たれれば「私」は痛いが、「他人」が打たれても「私」は痛くない。
この世にたくさんの人がいて、それぞれ生きて生活しているのに「この人」の生だけが、直接に体験できる。
なぜ、他の人でなくて「この人」なのだろう。なぜ「この人」だけが「私」であって他の人は「私」ではないのだろう。
考えてみれば不思議だ。何十億といる人間の中でなぜここにいる、この人だけが特別な存在なのだろう。
普段、普通の人はあたりまえすぎて、疑うことさえしないであろう問いを、真剣に考えている本です。
こう考えてみると、答えはとても難しい。これが「哲学」と呼ばれるものなのかもしれない。
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