クリストファー・ノーラン監督作品「ダークナイト ライジング」をU-NEXTという動画配信サービスでiPadで見ました。
バットマン新シリーズの3作品目の完結編です。
前作の敵役ジョーカーのインパクトが強いので、今回の適役のベインがかすんでしまったという評をよく目にしました。
しかし僕は、ジョーカーはジョーカーで、ベインはベインでそれぞれ面白いキャラクターになっていると思いました。
物語の緊迫感を出すために、危機がどんどんスケールアップしていきます。
前作では、病院を爆破するというものでしたが、今回は街そのものを爆破するとどんどんエスカレートしていきます。
悪役も迫力を出すために、残忍に描かれていますが、それを見た人が影響を受けてしまうということを少しは考慮した方がいいのではいう気もします。
この映画の公開日に、アメリカの映画館で「自分はジョーカーだ」といって銃の乱射事件がありました。
作品を見ると、平気で人を殺すシーンが沢山でてくるので、やはり悪い意味で影響を受けてしまう人がでたともいえるのではないでしょうか。
ハリウッド映画の刺激を求める合戦には、少し考えてもらいたい気もします。
作品自体は、だんだんと緊迫感が増していって引き込まれます。
結局バットマンが勝つと分りつつも、ハラハラしてしまいます。
ちょっとスケールがでかすぎるだろ、という気もしましたが、面白く見られた作品でした。
2012年12月31日月曜日
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