濱野智史、佐々木博著『日本的ソーシャルメディアの未来』を読みました。
大学院の課題でソーシャルメディアを調べるためです。
始めに社会学の「共同体」と「社会」を分けて、ネットはどちらかという議論をします。
結果、ネットは「共同体」的な部分と「社会」的な部分と両方あるといいます。
そして、真木悠介さんの『時間の比較社会学』を参照して、原始共同体の時間、近代社会の時間、情報社会の時間を分析したところは面白かったです。
後半はよくある日本社会批判で終わるので、それは間違いはないのだけれども新しくもないという感じを受けました。
しかし初心者向けなので、それはそれでいいのかなとも思いました。
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