2010年7月9日金曜日

民主党政権


現在、民主党が苦戦を強いられているようですがなぜでしょう。
僕は単に消費税の問題ではないと思うのです。

発足1ヶ月の政権には評価のしようがない面もある。
そう考えると、今の菅首相のこともあるでしょうが、それまでの鳩山政権の経緯を国民が見ていたというところが大きいのではないでしょうか。

最初は、景気が悪いのも何もかも自民党政治が悪いという印象を国民がもっていて、一度民主党にやってもらおうと試したのだと思います。

ところが、財政はボロボロ、基地の移設問題も解決できず、国民は失望したのだと思うのです。

だから、菅首相がいくら口でいいこといっても実現できないんじゃないかと国民は疑うように
なったのではないかと思います。

つまり、昨年の政権交代以来、民主党がやってきた政治に失望した国民は、もう民主党は信用できないと思っているのではないでしょうか。

だから菅首相には、今の時点でいったことだけで国民は判断していませんよといいたい。政権交代後の不始末を国民は忘れていない。国民にいいことをいくらいったって、一度失った信頼を取り戻すのには、大変な手間と時間がかかるということをいいたいです。

国民の立場からいえば、選挙のときだけ取り繕ってもだめで、反省するなら選挙までの政治過程から反省しなければなりません。

そこまでできて、これなら今までとは違った政治になりそうだと、国民が自然に思えるようになれば国民の態度も変わるかもしれません。

今回の選挙で負けたら、ぜひ選挙期間中だけでなく日頃の政治態度を国民は見ているんだということを反省してほしいと思います。特に政権交代後に、国民の期待を裏切って、国民に大きな失望感を与えたところをはっきりと反省してほしいと思います。

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