2024年5月21日火曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第三回 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 齋藤元紀先生

今日は、「&武道館〜Appare!xわーすたxきゅるりんってしてみて〜」 渋谷O-WESTにいくつもりで、チケットも取っていたのですが、風邪を引いていけませんでした。夜、家で朝日カルチャーセンターのオンライン講座を聴きました。「ハイデガー存在論の深層究明」主要概念から読み解く中後期思想<第1期>「存在の問い」の新たな始まり―1930年代の思想をめぐって(1)第3回「共同性」への問い―政治としての存在論、です。ナチスが政権を取ってフライブルク大学の総長に就いたハイデガーは、ナチスを肯定するようなこともいったのだけれど、批判もいった。彼が考えていた理想は、ラジオ演説「創造的風土。なぜわれわれは田舎に留まるのか?」で語られた、田舎生活や農夫との関わり、都会人への批判を通してなんとなくイメージが掴めます。この演説はとても素朴なもので、感動しました。ハイデガーの言葉遣いは難しく、解説されてもすぐには理解できないのだけれど、こういうラジオ演説をきくと、ハイデガーのいいたかったことも漠然とは分かった気になれました。

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