烏賀陽 弘道著『Jポップとは何か-巨大化する音楽産業-』を読みました。
Jポップというジャンルがいかに生まれ、その後どのように成長し衰退していったかを丁寧な取材に基づいて描いた本です。
Jポップとは洋楽のような日本の音楽。
洋楽に近づいてという幻想を持ちたいところから生まれてきたが、実際には海外ではほとんど売れることはなかった。
90年代は、TVとのタイアップで数々のミリオンセラーが生まれたが、うまく作られた流行ともいえる。
ネットの流行でCDの売り上げはどんどん落ちてきたが、音楽自体は聴かれている。
などなど、興味深い話が多くのっていて面白い本でした。日本の音楽産業の構造がよく分かりました。
2012年8月6日月曜日
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