2010年11月25日木曜日

戦争


11月15日の新宿のトークショーで作家の佐藤優さんと批評家の柄谷行人さんが、今は戦前に似ているとくり返して強調していました。

第一次世界大戦もちょっとしたできごとが重なってひろがった。歴史家の中でもなぜ第一次大戦が起こったか統一した意見はない。今の時代に戦争なんてないよという人がいるけれども、戦争はちょっとしたことでも起きる。
このようにいわれていました。

今回の北朝鮮の攻撃には筋を通して批判してもらいたいですけれど、相手がやってきたらやり返すのが正しい判断だとしたら戦争になります。

もちろん、アメリカだってイラク、アフガンで戦争をおこなって民間人もどんどん殺しているのですから、北朝鮮側かれみれば不公平だと思えるのもしかたないかもしれません。

日本も非軍事的ながら戦争に協力してきているので、戦争はけしからんと大きなことは言える立場ではないのかもしれません。しかし、今戦争が起こる可能性がある時、この時こそそれを防ぐべきチャンスだと思います。

一触即発の状態から平和を引き出せたら、内閣の支持率も上がるかもしれません。
しかしそんなしょぼいことではなく、人の命を守るためにも戦争は回避して下さい。

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