今日夕方、新宿の朝日カルチャーセンターに行ってきました。
政治社会学者の堀内進之介先生が講師です。
今日は、コミュニタリアニズムという思想を教わりました。
コミュニタリアニズムとは何か。
近代成立にともなって、人々は古い共同体的なものから自由になって、個人主義的な自由主義、リベラリズムが生まれてきます。
それが行き過ぎたとき、個人は自由に選択できるのですが何を選択すべきかの基準もなくなって不安になります。
そこで、いきすぎたリベラリズムを批判する形で、昔から持っていた共同体的価値をもう一度重視しようという考え方がコミュニタリアニズムです。僕の解釈では。
現在の宮台真司さんは、この立場に近いといいます。堀内先生はリベラリズムに近いといいます。
僕の感想は、宮台さんはかつては共同体的価値というのを徹底的に批判していた急先鋒だったと思うのですが、今は逆になっている。
宮台読者としては、どちらを肯定すべきか悩んでしまいます。
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