2024年12月30日月曜日

インフルエンザA型

 年末にやっている内科ということで、武蔵境までいってきました。すごく混んでいて2時間半待ちました。検査の結果、インフルエンザA型で、コロナは陰性でした。隣の薬局が混んでいたので、吉祥寺に戻って調剤薬局をさがしたら、google mapに載っているのとは違ってほとんど営業時間外でした。やっと開いてる薬局を見つけたら、申し込んだ人だけといわれましたが、処方箋を見せてといわれ、見せると、インフルですね特別ですよと処方してくれました。たすかりました。

2024年12月29日日曜日

欠席「虹のコンキスタドール&きゅるりんってしてみてフリーライブ」 有明ガーデン3Fみんなのテラス きゅるりんってしてみて出演(環やね チバゆな欠席)

 今日のフリーライブは、やねちゃんに続いてチバゆなちゃんも体調不良でお休みでした。そこできゅるしてのライブは中止で、あむちゃんと嬉唄ちゃんのチェキ会だけ行われたそうです。ライブの終わりにちょっとだけトークにも参加したようです。僕自身、発熱があって39度まであって、いけませんでした。

2024年12月27日金曜日

「ザ・ドリフターズ展」 福岡エルガーラ大ホール 加藤茶お出迎え


 全国をまわっている「ザ・ドリフターズ展」。今回福岡で加藤茶さんがお出迎えということでした。幼稚園の時に、母にいわれても反発していたけれど、加トちゃんにいわれたら「お風呂入れよ!」「頭洗えよ!」が受け入れられたほど、好きだった、子供時代の憧れの人でした。「8時だョ!全員集合」は楽しみにしていたけれども、ヒゲダンスが流行った頃は、親から下品だと批判されて、裏番組の「欽ちゃんのドンとやってみよう」を見ていました。「全員集合」が終わってからも「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」を見ていました。僕は志村けんさんより加藤茶さんの方が好きでした。その加トちゃんに会えるチャンス。もうお年だし、元ミュージシャンではあるけれどライブがあるわけでもないし、こんなチャンスもうないかもしれないと思い、丁度名古屋にいっていたので、足を伸ばして博多までいってしまいました。12時から開場でその時、加トちゃんがお出迎えの予定でした。名古屋からの6:20の始発電車に乗っていきました。1時間半ほど前に着きました。開場のフロアにいってみるとスタッフの女性が整理券を配ってくれて、僕は9番でした。カフェで時間をつぶして30分前くらいにいくと結構人がいました。年輩の方から小さなお子さんまで。なんかドリフ展にきてる人は、いい人に見えてしまいます。真面目な顔しているけど、みんなあのコントで爆笑している人達だと思うと。時間になって会場に順番に入っていくと、加トちゃんは、頭は白髪で体は小さく派手なピンクのドリフスカジャンみたいなのを着ていました。マスクをして手袋をつけていました。僕が「幼稚園の時からのファンです」というと、「ああ、そう」とにこやかに接してくれました。力なく握手をしてくれました。それで終わりでしたが、TV取材がきていて、全員集合の台本を持っている年季の入った男のファンの方や、泣きそうになっている女のファンの方が取材されていました。展示を見ていると横を加トちゃんが通っていきました。それだけの出会いでしたが、後になっていってよかったと思えるのではないかと思っています。その後、福岡博多の名物、とんこつラーメンを食べ、モツ鍋を食べ、飛行機で帰りました。大変な1日でした。


2024年12月25日水曜日

フェレット、ちゃーちゃん。インスリノーマ


 僕は6歳になるイタチ科の動物、フェレットを2匹飼っています。両方オスです。茶色いセーブルと呼ばれる毛色のちゃーちゃんと、銀色のシルバーのぎんちゃんです。ちゃーちゃんはインスリノーマという血糖値が安定しない病気にかかってしまいました。6時間おきに餌をやらないと低血糖痙攣が起きてしまうことがあって、ヨダレをたしながら餌も食べられない状態になります。そういうときは無理矢理ブドウ糖をのませて、薬と餌をやります。6時間ごとというのが飼い主にとっても大変負担で、出かけるときは病院のホテルに預けたりします。今日も、明日から出かけるので、病院にちゃーちゃんとぎんちゃんを預けてきました。フェレットの寿命は5年から10年といわれているので、もう年老いています。フェレットは病気のデパートとともいわれ、病気をしやすい動物です。ちゃーちゃんは、かつてアリューシャン病と疑われたことがあります。アリューシャン病を調べたら死亡率100%と書いてあって、その時から覚悟は決めました。でも、運良くアリューシャン病ではなく今でも生き延びています。これからもできる限りのことはしてやりたいと思っています。

2024年12月24日火曜日

体験デザイン研究所風の谷・宮台真司[荒野塾・雑談篇スペシャル]

 今日は、先日の荒野塾で扱った精神科医R.D.レインのお話でした。内容は前回と重なる部分が多かったですが、今回印象に残った話は、レイン5歳の時、サンタクロースの真実を知り、神とは何なんだと、宇宙に放り出された感覚になり、それから人のいうことを簡単に信じる事ができなくなったというものです。何という感受性でしょうか。素朴にサンタクロースを信じるわけでもなく、斜に構えて「どうせ」と、疑うわけでもなく。真剣に感受したからこその衝撃。それが5歳の時というのも、ずっと覚えているというのもさすがと思いました。それが後の統合失調症への社会の偏見と闘う姿勢とも繋がるようにも感じました。

2024年12月22日日曜日

荒野塾 社会学講義補講 オンライン 宮台真司先生

 今日は、荒野塾の補講がオンラインでありました。コメントペーパーの質問に答えたり、その場のオンラインでの質問に先生が答えたりしました。宗教のことなどいろいろ話されました。印象に残ったことは、子供を怖がらせる作品を見せるべきかという話で、宮台先生がいった「怖がることはいけなくない」「トラウマはいけなくない」「抑圧なくして成長なし」「トラウマなくして成長なし」「不安、トラウマ、トラブル、争いに無縁で育ちました。魅力的な大人になると思いますか?親友や恋人にしたいと思いますか?人間の遺伝子はそういうふうにはできていない」というものです。

2024年12月20日金曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第三期第五回 朝日カルチャーセンター新宿校 アーカイブ 齋藤元紀先生

主要概念から読み解く中後期思想〈第3期〉技術と放下-1940年代の思想をめぐって第5回放下(Gelassenheit)の思考。ハイデガー中後期思想、第三期最終回です。「放下(ほうげ)」とは、ハイデガー独特の用語で「あるがままにしておく」「平静さ」「落ち着き」などの意味があります。その言葉がでてきた経緯などを詳しく説明されました。ハイデガーは物事の「作為」を嫌い「あるがまま」に置いておくこと、時間をかけることなどを好んだのかなと思いました。それが原存在に繋がるのか?分かりませんが、こういうことを大事にすることが必要だと考えたのかな、大事にしようかなと思いました。だいぶ、この難しい文章にも慣れてきたかもしれません。最初はちんぷんかんぷんだったのですが、少しずついいたいことがイメージできるようになってきました。

2024年12月17日火曜日

荒野塾 秋学期11、12 西荻窪ことカフェ 宮台真司先生

 今日の荒野塾は、イギリスの精神科医で詩人でもあった、R.D.レインの話でした。はじめに伝記的映画を途中まで見ました。阪田さんがいってたように、ロックスターのような感じや、振る舞いでした。途中で、宮台先生がきて、「ピザのとこ見た?」といって、統合失調症の患者の少女との対面のシーンを見ました。警戒している少女に会って、服を一枚脱いだら自分も真似して脱いで、自分は鍼のツボをいっぱい知っているんだといって、徐々に警戒を解いていって、少女に触れていって、最後にピザを食べようといってピザが届けられます。すると少女も緊張が解けていきます。感動的なシーンですが、その後院長先生がきて、君がやっているのは医療ではないといわれ、患者の安心のためにならないといわれます。するとレインはいいかえします。あなたが求めているのは、患者の安心ではなくて自分の安心だろう。レインはその天才的治療法によって一つの精神病院を開放させるほどの業績を残します。しかし、周りの嫉妬と既得権益保持の欲求の為に精神医学界をほされてしまいます。レインは統合失調症は、関係の病だと考えました。特に、家族関係に注目しました。レインはお金持ちの子だったけれども、その家族のコミュニケーションを嫌悪していて、またその家族が適応しようとしていた社会も嫌悪していました。レインの存在は、当時の学園闘争や公民権運動と呼応して、反精神医学という潮流を作ります。当時公開された「さらば青春の光」という映画の主人公の小児科医のモデルがレインだと、当時の宮台さんはきいていたそうです。このように、一方では反体制のアイコンになったレインですが、本人はしばらくは隠居していて、時々詩集を出していました。宮台さんは大学に上がるまでに、レインの書いたものを沢山読んでいたそうです。吉本隆明や埴谷雄高を読んでいたが、一番影響を受けたのはレインではないかといいます。僕自身の話をすると、僕は中高まであまり本を読まない人でした。初めて読んだ難しい本がレインの『引き裂かれた自己』でした。苦しくて、読まざるを得ないという状態でした。最後の頼みの綱のような感じで読み、とても感動しました。はじめてかかった医者に、『引き裂かれた自己』という本を読んだんですが、と恐る恐るいいました。すると「私はその立場には立たない。あれは、時代的な影響があって。フロイトまでは認めるけど」といわれました。僕の感想は、意外とフェアないいかただなというものです。もっと、あんなものは、と笑われるかと思ったからです。その後「君は理性が優勢すぎるのではないか」といわれ「理性が優勢なのになんで理性に語りかけるんですか?」ときいたら「われわれが無意識に語りかける方法は薬です」といわれました。その先生は、憎んではいないけれども、それからいくのをやめました。もらった薬も結局は置いておいて、いざという時にそなえて、結局飲みませんでした。そんな、非常に思い入れのあるレインの話を今日は深くまできけて、その再現された姿も映画で見られて、えもいわれぬ気持ちです。印象に残ったことは、コミュニケーションがnaturalかartificialかを嗅ぎ分ける力が必要だが、それが幸せかというと、そうはいえない。naturalかartificialかを意識せざるを得ない不幸な幼少期、悲劇的体験が必要、という話です。

仕事

 仕事にいってきました。

2024年12月12日木曜日

2024年12月10日火曜日

荒野塾 秋学期9、10 西荻窪ことカフェ 宮台真司先生

今日も18時から21時45分まで西荻窪のことカフェで、宮台先生の荒野塾でした。まず、宮台さんが遅れるということで、それまで自己紹介をしました。宮台さんがこられて丁度、僧侶の方が自己紹介していたので、宗教の話になりました。宗教には型があって、ご利益系と意味追求系に分かれます。後者はさらに、修養系と黙示録系に分かれます。前者は、癒やし系で後者は世直し系になります。また、時代で見ると、旧宗教、新宗教、新新宗教となっていきます。丁度、経済が使用価値から記号価値に変わった頃、新新宗教はでてきました。それまでの貧病争が動機ではなく、いい学校、いい就職をした人たちが、全く輝かないという理由で入っていくことを同世代として宮台先生が見てきたといいます。それから会場からの質問の中で、心とは何かという話になっていきました。心とはもともとなかったといいます。今から3000年より少し前、心が生まれた。それまでは、一人で森の中に入ったときに聞こえてくる声があった。エクリチュール、書記言語が生まれて、再帰的反応の結果、意識が生まれたといいます。その後、言語の話になって、詩的言語と散文言語がある。散文言語は記述と動機付けに分けたとき、記述に相当します。詩的言語は記述と動機付けが一体となっています。子供や昔の大人は、詩的言語をしゃべっています。会場から、詩的言語は動機付けを与えるが、散文言語は与えないのか、という質問がでました。与えないこともない。例えば吉本隆明の『共同幻想論』は、吉本が詩人だということもあり、論理的に書かれているのに、詩のようでもある。昭和では文芸をやっている人が批評も書いた。映画監督でも批評も書いた。そして、映画の話になって、キム・ギドク監督、亡くなったけれども、痛みを通じて法生活の外にでることをしたといいます。「痛みや苦しみ、死の恐怖を体験したことのない人間が内在ならぬ超越を生きることができるとは、あんまり思わない」「内在の外、超越に羽ばたくことは、内在を生きることの不可欠な条件」。そして、先日界隈塾にゲストでこられた吉田恵輔監督の話なりました。吉田監督作品には、暴力、片思いなどの玉突き連鎖が共通して見られるといいます。また、映画の表現が強力な批評になっていると。フチに引きずりだして、「お前は見たいものしか見ていない。見せてやろう」と。芸術とは、ドイツ・ロマン派以来、それを知ったものが今までの様には生きられなくさせるものといいます。連鎖の問題でハイデガーの話になりました。ハイデガーは前期、人間中心主義っぽかった。フッサールの助手で現象学を志しました。現象学は言葉の向こう側に純粋経験があると考えるからです。それをハイデガーは道具性としました。コップがあると、それには水を入れて飲むという潜在行為を想定しています。後期ハイデガーは駆り立ての連鎖があるとしました。木こりはかつてのような小さな木こりとは違う。製材所から駆り立てられ、製材所は出版社から駆り立てられ、出版社は読者から駆り立てられます。かつての駆り立て連鎖と違い、現代では全体が見えない。見えてもイニシャルステップがない。ハイデガーの脱人間主義化は、ケーレ、転回とも呼ばれます。吉本隆明は、この総駆り立て体制を、関係の絶対性と呼びました。どこかに大ボスがいるわけではない。誰かが悪いとはいえない。吉田監督の作品は「誰が悪い」から連れ出してくれる映画だといいます。必ずどの作品も気づきを与えてくれる。イエスがパリサイ派の雁字搦めになっているのに対して、「そんなことじゃ救われないよ」といったように。今回は、難しい話も結構スムーズに入ってきました。

2024年12月8日日曜日

界隈塾vol.6 ゲスト、映画監督 吉田恵輔さん、宮台真司先生 オンライン

 界隈塾の6回目をオンラインで見ました。ゲストは吉田恵輔監督でした。吉田さんはかなりエグい作品を作っておられるのに、謙虚で、自分は頭が悪いといいます。見ていると、ものの判断基準が、面白いかキモいかということのように感じました。サイコパスやキモいダサおじや連敗のボクサーなど、社会的に評価の低い者たちを描きますが、監督によると、そこに誰か見ててあげたり、手を差し伸べたりしたらいいのにということもいいます。そこに愛を感じました。誰かの目を気にするのではなく、やりたいことやっているだけという感じもします。そこに、正直さや誠意を感じました。

2024年12月7日土曜日

欠席「”カワイイ”世界征服♡−きゅるりんって依存して−」 渋谷WOMBLIVE AVAMxきゅるりんってしてみて出演(環やね欠席)/「ハイデガー」第三期第三回

 今日は、チケットが取れなかった「”カワイイ”世界征服♡− きゅるりんって依存して−」渋谷WOMBLIVE AVAMxきゅるりんってしてみて、環やね欠席、の当日券を狙っていましたが、発売されずいけませんでした。

「ハイデガー存在論の深層究明」第三期第四回 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 齋藤元紀先生(12/3)、主要概念から読み解く中後期思想〈第3期〉技術と放下-1940年代の思想をめぐって第4回、四方域(Geviert)としての世界の生起、をアーカイブで視聴しました。四方域(しほういき)とは、ハイデガーが世界を四つの概念にまとめたもので、「大地」「天空」「死すべき者」「神々」というものです。ユングが、西洋では「3」という数字を大事にして、東洋では「4」という数字を大事にするというようなことをいっていたと思うのですが、ハイデガーはギリシアという東洋に憧れを抱いていたから「4」に拘ったのかなとも思いました。印象に残った言葉は、「哲学とは深淵な渦(うず)である」「世界は、言語のうちにある。言語は静けさのうちにある」です。

2024年12月3日火曜日

荒野塾 秋学期7、8 西荻窪ことカフェ 宮台真司先生

 今日の荒野塾。我々は、モノを名指すことで、潜在的行為群に閉ざされてしまいます。人類学者のデ・カストロは、文化相対主義を否定して文化絶対主義をうったえました。彼の『食人の形而上学』は、書かれなかった本に対するコメンタリーとしてポエムのように書かれています。分かる人にしか分からない。また、本の読み方を質問され、「著者になりきる」ことと宮台さんはいいます。他のコンテンツも同じですが、体験がない人は、同じ体験をするのが難しいのかとよくきかれるそうです。しかし、解釈学の「地平の融合」という考え方は、違った体験でも想像できるという知恵を与えてくれます。「行為」と「体験」の話になって、「行為」は選ぶもの、「体験」は訪れるものといいます。それから、社会学の歴史の話になります。システム理論は、元々一般システム理論が戦争に勝つために、分野の壁を串刺しにする思想が必要ということで生まれました。それを社会学に持ち込んだのがT.パーソンズです。パーソンズは物理学的に考え、合意モデルを作りました。その弟子N.ルーマンは、パーソンズを批判して、元々合意はないと、生物学的に信頼モデルを作りました。宮台さんが来日したルーマンに「それって、普遍ですか?」ときいたところ、「偶然です」と答えたということです。それから共生進化の話になって、原核細胞生物から真核細胞生物になって、部品が共生するようになり、多細胞生物になって一気に大きくなりました。5億年前の頃です。そして、あと5億年で全ての多細胞生物は死滅するといいます。意外と短いと思わない?この話を子どもに小さい頃から話していたら自分の死の問題をいわなくなったそうです。情報量の多い回でした。

2024年12月2日月曜日

2024年11月30日土曜日

ソウル観光


今日は、12時から韓国のサイトで、明日の特典会の券を苦労して買えました。その後、安國、景福宮、広蔵市場にいって、明日のライブ会場の下見にいきました。夜、ホテル近くでサムゲタンを食べマッコリを飲みました。

2024年11月29日金曜日

ソウル着

 午前にフェレットを病院に預けて、一度家に帰ってから、羽田空港にバスでいって、ソウルにきました。ソウルは雪が残っていました。夜、ミョンドンのホテルまでの道を迷って、夜の明るい屋台が並ぶすごい人混みの道を体験できました。ホテルに着いたのは21時過ぎでした。

2024年11月26日火曜日

荒野塾 秋学期5、6 西荻窪ことカフェ 宮台真司先生

 今日は、宮台先生がくるまで30分くらい、ドキュメンタリー映画「THE LOST CHILDREN」を途中まで見ました。コロンビアの原生林に墜落したセスナ機に乗った子どもたちを捜索する話です。最後に先住民の霊媒師がいった予言通りに子どもたちが見つかりました。宮台先生はこういう事はありうることだといいます。その後、質問者の方が、中井久夫さんのS(分裂病)親和者と共通点があるのではというようなことをいいました。まさにそれで、S親和者は兆候に敏感に感じる力があるから生き延びてきたと。別の方が、しかし敏感すぎてもつらいでしょうねといったら、いいことばかりではないですからね、といわれました。別の質問者の方が、死の不安について語ったことにたいして宮台先生は、多くの未開社会では死んだら海の向こうなどにいくと考えている、とか自分の二人の師匠は死んでも自分の中にいるので寂しくないというようなことをいわれました。また、宇宙物理学的には、あなたが存在したことは消えない、とかいいました。昔は、そんなことを夜を徹して話し合った、哲学研究会とかあったんだけどね。死は関係性の問題だと思う。それ以外で、死を恐れたことはないといっていました。色々深い話をきけました。

2024年11月22日金曜日

「くらげのふるぎやさん。#2.5」 早稲田Gallery & Bar くらげ


 今日は、17時ごろから、早稲田のくらげさんで「くらげのふるぎやさん。#2.5」という展示会を見てきました。でんぱ組.inc、虹のコンキスタドールのメンバーと並んで、きゅるりんってしてみてからは環やねちゃんとチバゆなちゃんが展示されていました。狭い部屋で白い壁で、それぞれのチェキと古着が壁に貼ってあるだけです。販売もしていました。窓口のお兄さんに、写真とってもいいですかときくと、遠くからならといわれました。チバゆなちゃんのチェキは売り切れで、23日土曜に入荷予定とかかれていました。やねちゃんのチェキがいくつか貼られていました。20日に休養が発表されたやねちゃんの顔がなんかしんみりしました。

2024年11月19日火曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第三期第三回 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 齋藤元紀先生

主要概念から読み解く中後期思想〈第3期〉技術と放下-1940年代の思想をめぐって第3回作為(Machenschaft)からゲ・シュテル(Ge-stell)へ、を受講しました。ハイデガーが「作為」というものに憎悪を感じこだわっているのが分かりました。面白いのは、それでもその「作為」を必然のもののように捉えているようで、原存在の本質からとかいっている点と、客観性、因果律、体験など一見普通の人からするといいことのように思われているものが、この「作為」を隠蔽するものとして否定的に捉えられている点です。

2024年11月17日日曜日

界隈塾vol.05 特殊と普遍 宮台真司と近田春夫のこれからのコト オンライン

 界隈塾を視聴しました。近田春夫さんの音楽のことなどを話されていました。一緒の仕事をしている小泉今日子さんをいい意味で普通の人といって誉めていました。昔好きだったアイドルだったので嬉しかったです。近田さんの言葉で印象に残ったのは「インプットをする必要はない。自分の内側にしかないと信じて、ゼロから生み出す」「可能だから」というものでした。

2024年11月12日火曜日

荒野塾 秋学期3、4 西荻窪ことカフェ 宮台真司先生

 荒野塾の2回目にいってきました。はじめは社会学と人類学の違いについて、後半は質疑応答でした。要約するのが大変なくらい熱い授業内容でした。

2024年11月11日月曜日

荒野塾 秋学期1、2 アーカイブ 宮台真司先生

 宮台先生の荒野塾、秋学期アーカイブで視聴しました。前半は社会学の講義で、後半は歌謡曲などを実際聴いて、解説をされました。歌謡曲とはジャンルではなく、受容形式で国民みんなが聴いているという共通感覚が持てるもののことをいうとのことです。今まで断片的に知っていた曲たちも、宮台先生の解説を聞くと、文脈が分かって、点が線になる感覚でした。単純に、歴史に残るものは、ジャンルに関わらずいいものだなあとも感じました。

2024年11月10日日曜日

帰京

 東京に帰って、預けていたフェレットを引き取りました。

2024年11月6日水曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第三期第二回 朝日カルチャーセンター新宿校 アーカイブ 齋藤元紀先生 11/05

主要概念から読み解く中後期思想〈第3期〉技術と放下-1940年代の思想をめぐって第2回哲学史とヘルダーリン解釈の変容、を視聴しました。パルメニデス、ヘラクレイトス、アナクシマンドロスといったソクラテス以前の哲学者たちと、ヘルダーリン『回想』『イスター』の解釈です。印象に残ったのは、ヘラクレイトスの「〜神は顕に語ることも、隠すこともせずただ徴(しるし)を見せる」ということばと、ヘルダーリンの「地上にそもそも尺度はありや?/〜決然と答えて言う/そのようなものは存在しない」ということばです。

2024年10月26日土曜日

「界隈塾」vol.4 アーカイブ 宮台真司先生 中谷友香先生

 「宗教と恋愛に怯えればあなたは永久に生きづらい他責化と他罰化にいそしむクズがわきはじめたわけ」という副題の講義を聴きました。オウム真理教の元幹部の身元引受人になった、教育カウンセラーの方のお話です。はじめは、オウムは男性性が強かったのではということから、男性性と女性性のお話になりました。それから恋愛の話になって、中谷さんが結構壮絶な恋愛体験をされてきた話になりました。それでも楽しかったという言葉が印象的でした。それから一般に計画されたものはつまらない、どうなるか分からないのが恋愛につながるといった話になり、宮台先生が最近の若者の劣化について話され、計画されたデートをしてもしょうがない、という話になりました。80年代の新住民化、法化された社会で生きづらさを抱えた若者がアジールを求めてセンター街に集った。それをまったり革命と肯定したが、96年に終わってしまった。本人たちの責任ではないが、法の外の絆を作ることのできない、育ちの悪い若者が増えたといわれました。でも、中谷さんのような人もいるんだなとも思いました。

2024年10月24日木曜日

2024年10月18日金曜日

「対話、中動態、否定神学」 朝日カルチャーセンター新宿校オンライン 斎藤環先生 國分功一郎先生

 オープンダイアローグについての、斎藤環先生の新刊『イルカと否定神学』についての対談です。マクロなところは國分先生は賛成されていましたが、最後に言語が一つなのか複数なのかというところで、疑問があったようですが時間切れでした。オープンダイアローグについて哲学的に復習できてよかったです。

2024年10月17日木曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第三期第一回 朝日カルチャーセンター新宿校 アーカイブ 齋藤元紀先生 10/15

主要概念から読み解く中後期思想〈第3期〉技術と放下-1940年代の思想をめぐって第1回原初と出来事をめぐる思考の深化。を視聴しました。相変わらず難しいのですが、「原初」と「出来事」が「原存在」において重要な概念だということは分かりました。原初といえば始まりということですが、難しくて概念と概念の結びつきがイメージしにくかったです。いずれ理解できる日がくるのでしょうか?

2024年10月13日日曜日

チェキ券、ライブチケット

 20日の大特典会のチェキ券が、オンラインで買える日だったのですが、操作を戸惑って、人気のあむちゃんの券だけ買えませんでした。他の3人の券は買えました。その後、別の日のライブのチケットは買えました。

動画

 動画を見ていました。

2024年10月6日日曜日

2024年10月5日土曜日

「LARME fes Vol.1」 豊洲PIT きゅるりんってしてみて出演

 今日は、




つづく

フェレットちゃーちゃん体調崩す

 フェレットのちゃーちゃん。低血糖といわれていて、一度ぐったりしたときに糖を飲ませるようにいわれそうしたことがありました。今日、僕のミスで、朝の薬を飲ませず22時ごろまでたってしまいました。ぐったりして痙攣を起こしたので、慌ててブドウ糖を飲ませました。ハンモックの中に粗相をしていました。いつものように甘いバイトに薬を混ぜて飲ませると、ペロペロ舐めてくれました。それで少し落ち着いてきて、また夜飲ませられなかった薬を時間を空けて飲ませようと思います。様子を見て明日獣医に連絡しようと思います。今は寝てます。

2024年10月1日火曜日

「ジョルジョ・アガンベンの思想圏 越境する哲学」 第六回 最終回 朝日カルチャーセンター横浜教室 アーカイブ 岡田温司先生 9/27

 アガンベンの思想圏、最終回のテーマは「精神分析」でした。アガンベンはフロイトとは、微妙な距離を取りました。フロイトが精神分析を始めるまで、何度もイタリア旅行していたのは知りませんでした。アガンベンは言語とそれ以前にこだわり、フロイトの無意識や性にはあまり関心がなかったようです。今度のシリーズを受講して、アガンベンという思想家のフランス人やドイツ人とはちょっと違った面が知ることができました。

2024年9月23日月曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第二期第四回 朝日カルチャーセンター新宿校 アーカイブ 齋藤元紀先生 9/3

主要概念から読み解く中後期思想〈第2期〉形而上学をめぐる転回-1930年代の思想をめぐって(2)第5回「意志」と「存在」への問い―ニーチェとの対決。第二期の最終回を聴きました。「何である 本質存在」を「力への意志」、「がある 事実存在」を「永遠回帰」とハイデガーは読みます。ニーチェが転倒しようとしたものを、ハイデガーは区別をなくすように訴えます。本質存在を「ピュシス」「生物」とします。近代は、処理可能な科学技術が巨大さを価値とする時代だとします。ハイデガーは嘆いて「存在者が存在から見捨てられている」といいます。難しい概念と言い回しで難解ですが、なんとなくいいたいことがわからなくもないかなというところまできたか?どうでしょう。

動画

動画を見ていました。

2024年9月14日土曜日

「界隈塾」〜出張番外編〜まちづくりの最前線で都市と社会のあり方を問う 麻布台ヒルズギャラリースペース 宮台真司先生 蓑原敬先生他

 宮台さんの「界隈塾」にいきました。初めて麻布台ヒルズにいきました。森ビルの歴史も知れました。今回のテーマはまちづくりです。宮台さんの考えだと、未規定のものは人に力を与える。規定性は人から力を奪う、というものです。戦間期の浅草と銀座を比べると、浅草の未規定性の方が魅力的だとします。後半、懇談の時間がありましたが、僕は宮台先生と話す時間はありませんでした。僕が自己紹介する前に、宮台さんは時間ということで退出されました。その後、出席者の方としばらくお話しました。

動画

 動画を見ていました。

2024年9月11日水曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第二期第四回 朝日カルチャーセンター新宿校 アーカイブ 齋藤元紀先生 9/3

主要概念から読み解く中後期思想〈第2期〉形而上学をめぐる転回-1930年代の思想をめぐって(2)第4回「存在の出来事」への問い―『存在と時間』との対決と別な原初へ、をアーカイブで聴きました。ハイデガーは自らの主著『存在と時間』をも批判の対象とします。失敗の原因は、①超越論②存在論③現象学④実存主義⑤解釈学⑥基礎的存在論、とします。細かい内容は、正直理解できているか心もとないですが、全否定というより、失敗がいくつかの方法面であったという感じでしょうか。次の言葉が印象的でした。「いかなる思想家も自ら語る以上のことを知っている」

2024年9月6日金曜日

「ジョルジョ・アガンベンの思想圏 越境する哲学」 第五回 朝日カルチャーセンター横浜教室 アーカイブ 岡田温司先生 8/30

 アガンベン5回目は、芸術論です。ポイエーシス、制作とプラクシス実践は区別されていました。ルネサンス以降、プラクシスが優位になってきました。レディメイドとポップアートにはアガンベンは冷ややかです。異化効果があることは認めつつも。オリジナリティとは他人と違うことではなく、オリジン、根源と繋がったものだといいます。結構保守的な感じもしますが、なるほどと思わされる講義でした。

2024年9月1日日曜日

「界隈塾」vol.3 アーカイブ 宮台真司先生 弓玉先生

 宮台さんの「界隈塾」、今回は古代マヤ文明研究家の弓玉さんです。古代マヤの文明を学んで、現在の自分を相対化できるのかなと思いました。朝日カルチャーセンターでお二人の対談を聴いたことがあるのですが、今回はさらに深い話でした。また、宗教の「型」についても細かく説明がありました。壮大な話で、興味深かったです。

動画

 動画を見ていました。

2024年8月28日水曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第二期第三回 朝日カルチャーセンター新宿校 アーカイブ 齋藤元紀先生/「オープンダイアローグの思想」⑤最終回  朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 斎藤環先生 

 主要概念から読み解く中後期思想〈第2期〉形而上学をめぐる転回-1930年代の思想をめぐって(2)第3回「美」への問い-プラトンとニーチェの間、を見ました。美をイデアの問題として捉えるプラトンと、美を現実世界の問題として捉えるニーチェ。カントは主体の問題としたものの、他者と共有できるという点を見逃さなかったです。ハイデガーはカントを評価しつつも主体から脱することができなかったとして批判もします。ニーチェに対しても、本物と偽物の区別をしている点で、反プラトン主義者といいながらもプラトン主義者だといいます。


「オープンダイアローグの思想」第五回 回復:コンテクストを揺さぶること、をオンラインで受けました。ベイトソンの学習Ⅱは「コンテクストを学ぶこと」。統合失調症の患者さんは、コンテクストを学ぶことで「小さな真理」を獲得しそれに固執するそうです。それに、揺さぶりをかけるのが「対話」だといいます。そして、その固執が揺らぐと、コンテクスト自体を俯瞰して学ぶメタコンテクストの学習Ⅲのレベルに達するといいます。今まで学んできた、様々な理論が、ここで役立つのかと思いました。なるほどこういう道筋で話が進んでいくのかと思いました。今までは、単発な理論の学習でしたが、今回の最終回を聴いてかなり納得がいきました。

2024年8月20日火曜日

「昆虫MANIAC」 上野国立科学博物館

 きゅるりんってしてみての逃げ水あむちゃんがSNS応援隊長に就任して、他のメンバーもいった、昆虫展にいってきました。動画にでていたクロカタゾウムシも見たし、青虫グミも買いました。意外な昆虫が仲間だったとか知れて面白かったです。夏休みの小学生でも楽しめるように、分かりやすくなっていたと思います。虫を知ることで、これだけ調べている人がいると知ることで、虫に少し親しみが感じられるようになりました。

2024年8月17日土曜日

2024年8月12日月曜日

買い物

 炎天下、新宿、原宿、表参道、渋谷と買い物してきました。

2024年7月30日火曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第二期第二回 朝日カルチャーセンター新宿校 アーカイブ 齋藤元紀先生(7/23)

 主要概念から読み解く中後期思想〈第2期〉形而上学をめぐる転回-1930年代の思想をめぐって(2)第2回「自由」と「悪」への問い-シェリングとの対決を昨日と今日見ました。シェリングの「自由」についての汎神論。それと、悪についての必然性の議論はスリリングで面白かったです。

2024年7月27日土曜日

「オープンダイアローグの思想」④ 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 斎藤環先生 (7/24)

 昨日、「オープンダイアローグ」の4回目のアーカイブを見ました。ベイトソンの学習理論を学びました。学習Ⅰ、学習Ⅱ、学習Ⅲ、学習Ⅳとあるのですが、少し複雑でしっかり理解できたかは疑わしいですが。コンテクストについても学びました。今回が重要な部分で、書籍化もするそうです。

2024年7月26日金曜日

「ジョルジョ・アガンベンの思想圏 越境する哲学」 第四回 朝日カルチャーセンター横浜教室 オンライン 岡田温司先生

 「アガンベン」の4回目は、言語についてです。アガンベンは、アリストテレスのフォネーとロゴスの分類に注目して、その間にあるものとしてインファンティアという概念を提唱します。インファンティアとは幼児期のこと。幼児期の言葉遊びに注目します。それから、発話の原点に誓いがあってそこから、宗教、政治、法、文学、詩が分かれていくという独自の言語観を発展させます。

2024年7月21日日曜日

「界隈塾」vol.2 オンライン 宮台真司先生 奥野克巳先生

 30分くらい過ぎから見ました。文化人類学のフィールドワークでこの社会を外から見て、この社会を相対化してもらおうという狙いでしょうか。マレーシアのプナンという狩猟採集民のところに奥野先生らがいったビデオを見ました。意外と近代化されてるところもありましたが、とてものんびりした感じを受けました。一緒にいった女性の感想で、「日本にいると自分と向き合えといわれる。ここにいるとそんなに思い悩まなくていいんだと思える」というようなことをいわれていたのが印象的でした。異文化に触れて自分と向き合うのかと思ったら逆でした。自分と向き合うっていいことかと思っていたけれど、文明社会特有の感覚なのかなとも思いました。最後に、現在の日本を厳しく批判する宮台先生が、家庭では、お子さんに「昭和を押し付けるなよ」といわれているときいて、なんかホッコリしました。

2024年7月17日水曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第二期第一回 朝日カルチャーセンター新宿校 アーカイブ 齋藤元紀先生(7/16)

主要所概念から読み解く中後期思想、<第2期>形而上学をめぐる転回―1930年代の思想をめぐって(2)第1回「形而上学」との対決(7/16)ハイデガー中後期思想の第二期です。「形而上学」との対決です。相変わらずハイデガーの言い方は難しくてついていけていません。『哲学への寄与』が主なテキストになるのですが。第一の原初から、新たな原初へということは分かりました。過去の形而上学が、原存在ではなく、存在者を問題にしていることに批判的であることも分かりました。やはり難しかったです。

2024年7月8日月曜日

東京都知事選

 都知事選では、小池知事が三選を果たし、蓮舫候補は3位でした。演説では盛り上がっていたのでもう少しいくかと思いましたが、マスメディアの報道や討論会も少なく、街頭とは違った結果になったようです。リベラル色を強く打ち出したので、熱狂的ファンはついても、反発もあったのかな。リベラルの潜在的な数が2割程度だったのか。投票率はそれなりにあったようですが、無党派への浸透、特に若者の支持が薄かったようです。愚直にリベラルなことを街頭で訴えれば勝てるほど甘くはなかった。熱狂的に支持する人がいたのは良かったことですが、訴え方が今の時代に合うものはどういうものなのか、検討が必要かも知れません。

2024年7月7日日曜日

欠席 「エアトリpresents 毎日が夏祭り2024 〜#DSPM七夕編〜」 横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール きゅるりんってしてみて出演

 今日は体調悪く、横浜赤レンガ倉庫までは遠いし歩くし暑いし、特典券買うのに早くいかないといけないので、いけませんでした。昼の部は11:30開場、12:00開演でした。家で寝ていました。

2024年7月6日土曜日

「超NATSUZOME 2024」 幕張海浜公園Gブロック きゅるりんってしてみて出演 / 都知事選蓮舫候補最終演説 新宿駅東南口

 今日は、



つづく

帰りに19時から、新宿で都知事選蓮舫候補の選挙前最終演説が行われるということで、ちょうど新宿を通るのでいってみました。新宿駅東南口は、かつて立憲民主党設立時に枝野代表が演説して鈴木邦男さんや小林よしのりさんが応援演説をしたところです。意外と狭いところで人がいっぱいで普通の人も多く歩いていました。杉尾秀哉議員や枝野議員、野田元総理などが演説して蓮舫さんが演説しました。合いの手なども多く盛り上がっていました。蓮舫さんも演説が上手くなっていました。雨と雷が凄かったようですが、演説前にはすっかりやんでいました。最後は蓮舫コールが起こっていました。民主党政権が終わってから長年虐げられてきたリベラルの祈りのようにも感じました。

2024年7月5日金曜日

きゅるりんってしてみて「もっと好きになっちゃうよ展」 淡路町AWAJI CAFE

 AWAJI CAFEでやっている、きゅるりんってしてみての衣装などを展示しているところにいってきました。衣装と写真が展示してあって、地下には舞台で使用したと思われるモニターなどが展示してありました。平日の15時でも、若い男女が何人もきていました。僕はトレーディングカード付きのドリンク1000円を飲みました。カードは推しの嬉唄ちゃんでした。暑い中、御茶ノ水まで歩いて帰りました。

2024年7月2日火曜日

「ジョルジョ・アガンベンの思想圏 越境する哲学」 第三回 朝日カルチャーセンター横浜教室 アーカイブ 岡田温司先生(6/28)

 今回のアガンベンの思想圏は、神学宗教の位置。まず「原罪」について次に「復活」について学びました。アガンベンは「パウロ書簡」を丁寧に読みつつ、アウグスティヌスに対抗します。また当時異端とされていたグノーシス派などを参照します。正統なキリスト教に対して異端を擁護する姿勢は、時が時なら禁書か焚書になっていたともいいます。そういう読み方もあるのかと考えさせられました。

2024年7月1日月曜日

宮台真司氏退官記念トークイベントVOL3 大澤真幸x宮台真司「宗教と資本主義」 阿佐ヶ谷ロフトA(6/25) アーカイブ

 宮台、大澤対談をアーカイブで見ました。はじめの方は資本主義の成り立ちに、特にカルヴァン派が与えた影響などを、マルクスやウェーバーを参照して話されていました。途中、宮台さんとダンバーの宗教の捉え方の類似点などを大澤さんが指摘されました。最後に漫画『MONSTER』を出して、宮台さんがヨハンも天馬博士も「終わりの風景」を見た仲間だ、だから連帯できるといっていたのが印象的でした。SFドラマ『ドント・ルック・アップ』での地球最期のときにも、映画『ミュンヘン』のように食卓を家族で過ごすことが自分のあり方、の様なことをいっていた宮台さんが印象に残りました。

2024年6月30日日曜日

「荒野塾」第4回 神戸YMCA アーカイブ 宮台真司先生(6/23)

 今日は、熱が下がったので、途中だった6月23日の「荒野塾」のアーカイブを見ました。午前の「社会意識と社会構造」では、阿久悠作詞の「津軽海峡冬景色」や「狼なんか怖くない」や、松本隆の「木綿のハンカチーフ」などを聴きながら講義は進みました。阿久悠は昭和の、共通感覚、欲望→挫折→枯渇を表現しているとのこと。「木綿〜」は、その転換点。個人化への転換点を表現している。阿久悠は重松清によると社会学者だということです。実際にコンテンツに触れさせることで、マクロには回復不可能な人の劣化にミクロなレベルで抗って、仲間を作っていこうというのが宮台先生の戦略のようです。午後の「社会学原論」では、「一般理論」について話をされました。2つのレベルで。一つは「一般」とは何か。「一般」とは文脈自由なこと。そしてもう一つはなぜ、ある時期から「一般理論」を目指す人がいなくなったのか。それは、共通前提がなくなったから。そして、「一般理論」を学ぶには、膨大な本を読まなくてはならないし、いろいろな当てはめに耐えられなければならないといいます。それは、マクロにはもう無理というのが宮台先生の結論のようです。しかし、ミクロの実践のために今日のような講義があると。構造的な問題も知れて、戦略も知れて、コンテンツにも触れることができました。講義の中に宮台さんがいいたいことが、コンスタティブにもパフォーマティブにも表現されているように感じました。

2024年6月29日土曜日

欠席 「iCON DOLL LOUNGE 2024 〜 HARAJUKU COLLECTION 〜」 ラフォーレミュージアム原宿 きゅるりんってしてみて出演

 今日は、ラフォーレミュージアム原宿であった「iCON DOLL LOUNGE 2024 〜 HARAJUKU COLLECTION 〜」に、体調不良でいけませんでした。

2024年6月28日金曜日

「オープンダイアローグの思想」③ 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 斎藤環先生 (6/26)

 6/26に、体調悪い中「オープンダイアローグの思想」3回を受けました。バフチン、アンデルセン、レイコフの思想を学びました。バフチンの対話的存在論、それから、隠喩には身体性が不可欠だということを学びました。なるほどと思わされました。

2024年6月27日木曜日

自宅療養

 内科にいって、抗原検査を受けてきました。陽性ということで、29日までは自宅療養で、熱が下がれば30日から普通の生活をしていいとのことでした。

2024年6月24日月曜日

2024年6月21日金曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第五回 朝日カルチャーセンター新宿校 アーカイブ 齋藤元紀先生

主要所概念から読み解く中後期思想、<第1期>「存在の問い」の新たな始まり―1930年代の思想をめぐって(1)第5回「原初」への問い―形而上学の基層へ(6/18)をアーカイブで見ました。ハイデガーの思想の転換点となる、『形而上学入門』を読み解き、ハイデガーの「形而上学」への考えについて学びました。「存在」は、4つの区別との対比において捉えられてきました。「生成」「仮象」「思考」「当為」です。この区別は必然であり、一致に向かうものです。プラトンとの共闘から離反などを経て、「存在の限定」について語られるわけですが、その先の、「ある使命」「あの力」等については、結局具体的な言葉は語られませんでした。「形而上学」や『存在と時間』の評価についても、揺れているようでもあります。肯定しているのか、否定しているのかが分かりにくいので、捉えにくいところがあると思いました。しかし、「存在者」ではなく「存在」を重視していることは分かりました。「なぜ「無」ではなく、あるものが存在しているのか」というライプニッツの問いが、根底にあることを学びました。

2024年6月19日水曜日

「界隈塾」第1回 宮台真司先生 アーカイブ

 「界隈塾」のアーカイブを見ました。ゴールデン街の伝説のママ、佐々木美智子さんがゲストでした。飲み屋のママというともっと押しの強い人かなと思っていたら、見た目とても穏やかで、謙虚な感じの雰囲気の方でした。しかし、経験は凄くて、学生運動の時代にカメラマンをしたり、ブラジルのアマゾンでお店を出したり、色々な経験をせれて、有名人のお客も多かった様です。今は毎日道の草むしりをして、それが楽しいといいます。ああ、こういう人ならファンも多いだろうなと思いました。今確か90歳ということでした。会場の質問者の女性も、亡くなったおばあちゃんを思い出して、こういうおばあちゃんになりたいという様なことをいっていました。本人はやりたいことをやっているので楽しいといっていました。宮台さんは、団塊ジュニアの世代から、質問が散発的になった、それまでを引きとった質問をして欲しいといわれました。発言者の中で印象に残ったのは、言語学者の伊藤優馬さんの「言語はウソしかいえない」と、ムラブリという狩猟採集民には「仕事」という言葉がない。自分は何もしてないただ生きてるだけ、ということでした。いつものように宮台さんは、歴史的学問的に解説してくださるのですが、最後に「ほとんどのことはどうでもいい。ただ美智子さんのように生きて欲しい」といっていました。何か昔の時代を追体験したかのような時間でした。

2024年6月17日月曜日

蓮舫さんとともに!多摩地域大集会 武蔵小金井宮地楽器大ホール

19時から 都知事選に立候補表明した蓮舫さんの集会にいってきました。500人収容のホールにもあふれて1000人の人が集まりました。勢いは強く感じました。最初に短く蓮舫さんが話して、あと市民活動家の人、都議会野党の人、国会議員の人が発言していきました。活動家や政治家は喋るのが上手いと思いました。観客は、年配の人が多いと感じました。団塊の世代が昔の反体制を懐かしんでいる面もあるかも。これだけ盛り上がっても小池知事は強いといっていました。勢いで、勝てるかどうか。と、もし都知事になったらいったことを実現できるかが問われると思います。しかしこの熱気は選挙を盛り上げてるな。面白い選挙になったと思いました。

2024年6月13日木曜日

2024年6月11日火曜日

「デ・キリコ展」 東京都美術館

 


「デ・キリコ展」にいってきました。「変な絵」を描く人だと思ったのですが、ニーチェやショーペンハウアーの影響を受けたようです。形而上絵画と呼ばれているようです。現代美術への反発から、途中から古典的な絵を描いたりしているので、そうとう反骨精神の強い人だなと思いました。わざと「変な絵」を描いたのだなと。うまく描こうと思えば、非常にうまい人なので。「変な絵」でも中盤ではとてもリアルに描いているのが面白いなと思いました。現代人の孤独や無機質な社会を描こうと思ったのかな?それは、結果的にそう見えるだけなのか、意図して描いたのか?ギリシア生まれのイタリア人でドイツで学んだそうです。ギリシアのキッチリした感じもあるし、イタリアの情熱的な感じもある。晩年は「変な絵」も「普通の絵」も自由に描く境地に立ったようです。歳を取るってそういうことなのかな。


仕事

 仕事にいってきました。

2024年6月9日日曜日

「武蔵野政治塾 第30回 日本の政治の未来をひらこう」 吉祥寺東急REIホテル 泉房穂さん

 前明石市長の泉房穂さんの講演会にいってきました。子供のための街を作ることからはじめ、経済も回し、市民も笑顔になった話は感動的でした。学生時代、吉祥寺に住んでいて、明石市のモデルの一つも吉祥寺だったと話しておられて、感慨深かったです。はじめはマスコミもみんな敵だったとのこと。成功したらみんな持ち上げてくるのもゲンキンなものだなと思いました。大きな声で、元気をもらえる講演会でした。

2024年6月8日土曜日

「荒野塾」第3回 東京YMCA山手コミュニティセンター 宮台真司先生

 今日も、いい天気の中、早稲田のYMCAにいって荒野塾を受けてきました。今日はテンポの速い宮台先生でした。午前の「社会意識と社会構造」では『サブカルチャー神話解体』以降の92年からのサブカルチャー史の意味論の変遷をコードとモードという点から解説されました。全体として「アウラの喪失」という流れが説明されました。午後の「社会学原論」ではデュルケーム、ヴェーバー、ジンメルの話になりました。質問で僕は、ジンメルの3人関係とイマジナリーの関係がよく分からなかったのできくと、説明されましたが、よく理解できずにいると「皆さん概念的な問いをされるけど、自分の体験を交えて、自分はこう考えるという質問をして下さい」という様なことをいわれ「概念的なことをいってもどうせ分かんないんだから」といわれションボリしました。終わってから、30人以上で懇親会が近くの居酒屋でありました。はじめ、緊張してたけど、周りの人と喋ってみました。途中で席替えがあったけれども宮台先生の近くにはいけず、宮台先生と直接話す機会はありませんでした。最初は男性と、次は主に女性達と喋りました。黙ってる男性にも話しかけてみました。みんな話してみると、最初の印象より良い人と感じる事が多かったです。途中で先生も退席されたので二次会はいかずに帰りました。

2024年6月4日火曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第四回 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 齋藤元紀先生

主要所概念から読み解く中後期思想、<第1期>「存在の問い」の新たな始まり―1930年代の思想をめぐって(1)第4回「詩作」への問い―ヘルダーリン解釈の始まり、を受けました。ハイデガーのヘルダーリン解釈です。細かく解説されましたが、それでも、なかなか理解できませんでした。そもそも普通の意味で「理解する」ような哲学なのでしょうか?理解できている人がどれだけいるのでしょうか?なんとなくこういう風なことを肯定しているということは、感じるのですが。ハイデガーの境地に立たないと本当には理解できないのかも知れません。なかなかその境地に立つということができないのではないでしょうか。それでも、その言葉を考えるだけでも得るものはあるようには感じます。

2024年6月1日土曜日

「荒野塾」第2回 神戸YMCA オンライン 宮台真司先生

 朝9時半から、一時間休みを挟んで17時過ぎまでオンラインで講義と質疑応答をして、さらに20時から2時間以上ゼミ形式で授業をしました。午前は、宮台さんの昔の若者文化分析、人格5類型などをやり、午後は世界と社会の関係などを話されました。僕は質問で「ヨーロッパでは個人主義の伝統もあると思いますが、個人主義と共同体主義の関係について説明していただければ」とネット越しに喋りました。宮台さんの答えは「個人化と個人主義は違う。個人主義は自分の頭で考えて共同体を必要だと思って入るもの。日本はヒラメ、キョロメばかりで何かというと自粛警察が発動される。個人主義とは最も遠いもの」というものでした。夜のゼミは先生の説明があってから、現地にいる参加者の自己紹介があって、映画『シン・レッド・ライン』の感想をいいあうことになりました。結局宮台先生が喋ることが多くなってしまった感じでした。長い時間でしたが、そんなに疲れませんでした。自分の質問もできてよかったです。色んな人が参加していることが知れて、授業の印象も少し変わりました。

2024年5月31日金曜日

「ジョルジョ・アガンベンの思想圏 越境する哲学」 第二回 朝日カルチャーセンター横浜教室 オンライン 岡田温司先生

 アガンベン思想の第二回を聴きました。今回は、アガンベンの政治思想、政治哲学です。印象に残った言葉は「クオドリベト(quodlibet)(ラテン語)」=「誰であれ」というのもです。人は誰であれ愛されるべきである。権力から排除される人への目線があると思いました。こういう考えはアナキズムにも接近します。アガンベンはアナキズムには直接言及してないようですが。マルクスをパウロのメシア思想の延長線で捉えます。パウロの「ホース・メー(〜でないもののように)」という発想で生きることが大事だといいます。最後に僕の質問「イタリア思想の特徴は何ですか?」というものに答えていただき「難しいけど、フランス思想では「主体とは何か?理性とは何か?」といった概念を問う。が、アガンベンは特にそうだが、そういった概念の問いよりも、具体的な「生」をめぐる問題を問うこと、生きること、生のあり方を問題にすることが特徴かな」と答えられました。なるほどと思いました。

2024年5月30日木曜日

「中上紀が語る中上健次 作品と人生『岬』を中心に」 朝日カルチャーセンター新宿校 中上紀先生

 今日は、夕方からきゅるりんってしてみてのネット中継「香港遠征記念!お土産抽選会」を見ました。一緒に香港にいったのだけれども、お土産も買えて、今日抽選会です。お土産で島村嬉唄ちゃんに白いおじさんの顔のマグネットを選んでもらいました。「白のおじさ〜ん。嬉唄が一生懸命探したので、ちょっと猿みたいだけど。しゅんちゃんと一緒に香港いけて楽しかったよ。また色んなとこいこうね。ありがとう」。その後、ネットで2分間ビデオ通話ができる1on1というサービスをしようか迷っていたけれど、結局どう申し込めばいいかわからず、売り切れでできませんでした。

そして、本題。中上健次について、娘で作家の中上紀さんが話す講座にいってきました。健次の若い頃から、作家になって作品を書いていくところなどを、家族の視点も交え話されていきました。色々苦労されたし、放蕩もした人だから書けたのかな、とも思いましたが、やはり才能がなければ、同じ苦労をしても作品には残せなかったでしょう。子供ながらに「書くことがこの人を苦しめている」と感じながらも「書かないと生きていけない」と感じさせるオーラがあったという話が印象に残りました。こんな苦しい思いをしている人もいるのだということを、作品を残してくれたおかげで知ることができて、今苦しい思いをしている人が救われることがあるのかも。しかし、文学って何なんでしょう。苦しまないといい作品が作れないとなると、人は幸せになっちゃいけないのって理不尽さも感じます。逆に、苦しみを体験したからこそ最後には報われるということか?報われたのか?世の摂理か?不条理か?文学って人を追い込むものなのか?それでいいのか?みんな褒めるけど。褒めていいのか?本人は書くことでしか救われないって感じもしました。救われたのかは分かりませんが。それがいいことなのか?いろいろ考えさせられました。

2024年5月22日水曜日

「オープンダイアローグの思想」② 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 斎藤環先生

 今日は、色々な逆説について語られました。「治そうと思うと治らない」など、人間の洞察力が必要かなとも思いました。中井久夫さんのことばも紹介されました。どれも、感心するものです。多くの医者がこのような発想を持ってくれれば、とも思いました。

2024年5月21日火曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第三回 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 齋藤元紀先生

今日は、「&武道館〜Appare!xわーすたxきゅるりんってしてみて〜」 渋谷O-WESTにいくつもりで、チケットも取っていたのですが、風邪を引いていけませんでした。夜、家で朝日カルチャーセンターのオンライン講座を聴きました。「ハイデガー存在論の深層究明」主要概念から読み解く中後期思想<第1期>「存在の問い」の新たな始まり―1930年代の思想をめぐって(1)第3回「共同性」への問い―政治としての存在論、です。ナチスが政権を取ってフライブルク大学の総長に就いたハイデガーは、ナチスを肯定するようなこともいったのだけれど、批判もいった。彼が考えていた理想は、ラジオ演説「創造的風土。なぜわれわれは田舎に留まるのか?」で語られた、田舎生活や農夫との関わり、都会人への批判を通してなんとなくイメージが掴めます。この演説はとても素朴なもので、感動しました。ハイデガーの言葉遣いは難しく、解説されてもすぐには理解できないのだけれど、こういうラジオ演説をきくと、ハイデガーのいいたかったことも漠然とは分かった気になれました。

2024年5月18日土曜日

「荒野塾」第1回 東京YMCA山手コミュニティーセンター 宮台真司先生

 今日は、宮台先生の「荒野塾」第1回でしたが、始めオンラインで受けようと思っていました。しかし、受け方がわからなかったので、暇だし早稲田だしいってみようかと思い現地にいって受けてきました。その後URLが送られてきましたが、いってよかったです。9:30〜13:00頃までと14:00〜18:00頃までと長時間でしたが、午前は全部質疑応答で、宮台さんが丁寧に答えてくださいました。僕も勇気を出して質問したら、丁寧に答えてもらえました。宮台さんの講義は「終わりなき日常〜」以前から、朝日カルチャーセンターで受けていたのですが、こんなにちゃんと質問するのは初めてでした。僕の質問は「80年代の新住民化というお話でしたが、合理化や個人化は世界史的な普遍的な流れであるのでは?その文明論的な説明をしていただければ.....」というものでした。宮台先生は答えが早くて、文明論的な意味は〜と始められて、この問題を始めに唱えたのは、アダム・スミスと同時代のルソーです。『諸国民の富』の10年前に書かれた『道徳感情論』によると、道徳感情、同感能力がなければ市場は地獄だ、と。ルソーも民主制は民主制以前的な前提が必要。ピティエ。古典派経済学の影響を受けたマルクスは、資本主義では資本が自己増殖する。『資本論』では、プロレタリアートは奴隷よりも過酷だと。産業革命がイギリス、ついでフランスで起こるが、自営業が減っていく。80年代に日本で起きたこと。資本主義のシステムに適応しないと淘汰される。それらの流れに逆らったのが、86年イタリアのブラで起こったスローフード運動。アメリカがブランディングのために作ったLOHASとは全く違う。スローフードとは、地域で作ったものを買い、自営業が回るようにする。お祭りや街並みを守る。産業革命→自営業が失われ→資本の自己増殖。抗い難い流れ。生活世界からシステム世界。M・ウェーバーは没人格化といった。合理化、手続主義、計算可能性は入れ替え可能性。雇われ人もビューオクラティック。ベッドタウンと会社の往復。生活世界を壊していく。これは「摂理」。ほっておくとそうなる。価値貫徹が必要。という感じのこといわれました。僕は、「「摂理」とおっしゃった、宮台さんにアンビバレントやジレンマがあるのでは?」とききました。すると、ラインホルト・ニーバーを引いて「神よ、私に可能なものと不可能なものを識別する知恵をお与えください」と。無駄なことに頑張ったら無駄振りしてしまう。できないこととできることを識別して、できることをやる。といわれました。なるほどと納得できました。その後、昼休みを挟んで18時近くまでやりました。長かったけど、勉強になりました。

2024年5月17日金曜日

宮台真司氏退官記念トークイベントVOL2!『宮台真司x外山恒一』

 香港からかえる日、ホテルのチェックアウトまでと、羽田からのリムジンバスの中でと、帰ってから、宮台さんと外山恒一さんの対談を見ました。お二人の共通点があって面白かったです。

2024年5月13日月曜日

「平和と憲法」 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン アーカイブ 石川健治先生 國分功一郎先生 5/11放送

 今日は、阿佐ヶ谷LOFTで宮台さんと外山恒一さんのトークのチケットまで取ったのだけれど、風邪をひいて、明日5時に起きなきゃいけないので、アーカイブで見ることにしました。今日は、旅の支度をしながら「平和と憲法」という國分、石川対談を見ました。イェリネックという学者はユダヤ人で、カントの言語で話すのだけれども、実は裏にはカバラの思想があり、日本国憲法にも影響を与えている。安全保障と集団的自衛権は違うもので、集団的自衛権は同盟。憲法9条は条約の制約。など新しく知る事ができました。昔の人は9条守る事を、文節化、言語化できてなかったというのが印象的でした。

2024年5月10日金曜日

「つながる塾vol.5 猿田さんにきこう!外交でどうやって平和をつくる?」 You Tube 1日前に配信 猿田佐世(外交イニシアティブ代表) 辻元清美(参議院議員)

 立憲民主党が外交をどのように考えているのかを知りたくて、立憲民主党のチャンネルを見ました。外交の事をやっている、弁護士でもある猿田さんに辻元さんが聞いていきます。顔の見える交流ができると、戦争をしにくくなる。読売新聞の調査でも安保法制反対も結構いる。立憲は、専守防衛を掲げた方が票が取れるのに、保守派に配慮する勢力もありハッキリしない。東南アジアは「アメリカか中国かどちらかを選べ」に対して「我々に選択を強制するな」というのが強固な国是になっている。アメリカがタカ派と思われがちだが、アメリカは多様性の国なので反対の人たちも沢山いる。などが、知れました。ガザの問題の具体的解決策などは聞けませんでした。また、いくらいい理屈をいっても、実際にできるのかというのは、民主党政権を見ていて疑問に感じるところです。

2024年5月9日木曜日

「カワイイこんぷれっくす♡Supported by #DSPMLIVE」 鶯谷ダンスホール新世紀 環やね 逃げ水あむ 出演

 今日は、



つづく

「人の輪と哲学の夕べ」 三鷹Musashino Valley 坂上香先生x國分功一郎先生 対談


 三鷹にあるMusashino Valley で坂上香さん(映像作家)と國分功一郎さん(哲学者)の対談を聴きにいきました。最初すごい雨の中、駅までコミュニティーバスでいきましたが、混んでいて時間も遅れていました。三鷹駅で武蔵野うどんを食べて、会場まで結構歩き、いく頃にはだいぶ小振りになっていました。うちから近いのと、少年犯罪の更生に興味があるのと、最近國分さんのXで紹介されていたのでいってみようかと思いました。「根っからの悪人っているの?」と題された対談は軽い気持ちで聴きにいったけれども、中身は重かったです。坂上さんは95年頃、アメリカの刑務所でAMITYと呼ばれる治療プログラムを見てきてドキュメンタリーにしました。それは、小さい頃、虐待を受けた受刑者が過去を振り返り、心を取り戻すプログラムです。そこでは、聞くに耐えない壮絶な体験が語られ、泣き叫び次第に人間としての成長をするものです。そして、日本にそのプログラムを導入した刑務所でTC=回復に向かうためのコミュニティーというもので受刑者が体験する様子を撮った、「プリズン・サークル」というドキュメンタリーも発表しました。これらの思想のもとになった『魂の殺人』を書いたアリス・ミラーも息子によると、虐待を見過ごした母親でした。そこには戦争の影もあります。『魂の殺人』では、虐待をされたものが人を冷酷に扱う最たるものがヒトラーでした。坂上さんの言葉で印象に残ったものとしては、「自分の心の痛みを知らないで、他人の心の痛みなんて分かるわけない」というものです。こうした話が終わって、國分先生と懇親会があるというので勇気を出して出席しました。最初店に入ってポツンと一人すわっていましたが、主催者の女性が話しかけてくれて、隣の女性と話しました。意外にも僕と同じく美大出身で、相手は武蔵美、話が続きました。國分先生はテーブル席で周りに囲われて話していましたが、先生が移動したのをきっかけにテーブル席に向かってすわり、女性が僕を吉祥寺に住んでる哲学を教わってる人です。というと、國分先生は「ざっくりとした紹介だな」と、そして「哲学は教わるものじゃなくて自ら学ぶものだ」と言われました。僕が朝日カルチャーセンターなどで学んでいますというと、「それは自ら学んでることだ」と「あと宮台さんが新たに作られた塾にも」「たくさん作っているよね」とか話しかけてくれました。他の人と話すと、國分先生には追っかけがいて、京都から追っかけてきたというファンの女性の方もいて、驚きました。そのファンの方も大阪芸大出身で美大生が多いなと思いました。もう12時も過ぎて、最後に店を出てみんなたむろしているところで、國分先生に「『スピノザ』を読んでいます。『スピノザの方法』も読みました。先生はアガンベンに会ったことあるんですよね。今アガンベンも学んでます」といって、主催者の方がツーショット撮りましょうというので、お願いすると、國分先生は僕に「マスク取るよね」といって撮ってくれました。女性が「SNSに載せていいですか」というと「僕は何でもOKですよ」といわれました。國分先生は次の店にいくとのことで、僕はお暇しました。あとは、小雨降りしきる中、三鷹駅まで歩いて、12:16の電車で吉祥寺までいきました。

2024年5月7日火曜日

「ハイデガー存在論の深層究明」第二回 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 齋藤元紀先生

 朝日カルチャーセンターのオンライン講座「ハイデガー存在論の真相究明」第二回 主要所概念から読み解く中後期思想、<第1期>「存在の問い」の新たな始まり―1930年代の思想をめぐって 第2回「真理」への問い―プラトンとの対決 を受けました。ハイデガーの思想は、これはこうなっているという断定ではなく、常に問いとして語られていることが分かってきました。自明性をひっくり返りして新たに問い直すことが勧められているのかな、と思いました。「存在の問い」、頭で分かるようなものではないのかもしれない。


2024年5月6日月曜日

荒野塾・特別編『災害と絶対性「当り前」などないと本当に知っているのか?』 オンライン 宮台真司先生

宮台真司先生が始められた私塾の一つ「荒野塾」のオンライン版に出席しました。宮台さんの説明では同心円状に中から、社会(ノモス)、<社会>、<世界>、があるということです。宮台さんの立場は「社会」から<社会>へでることで「力」を獲得できる、ということだと思います。質問コーナーで、僕は「社会から<社会>へ行くときに、危険性はないのか?」というものでしたが、残念ながら読まれませんでした。それに、比較的近い答えは、後ほど語られて、「つまんない」と「ワクワクする」の関係に敏感になれば道徳的になる、というものでした。あとは、ギリシア的主意主義、とエジプト的主知主義の比較をされました。宮台さんによるとギリシア的は「力が湧く」、エジプト的は「つまらない」に対応している。など、多岐にわたって議論されました。ネット越しでしたが、とても中身が濃く、熱が伝わってくるようでした。

2024年4月26日金曜日

「ジョルジョ・アガンベンの思想圏 越境する哲学」 朝日カルチャーセンター横浜教室 オンライン 岡田温司先生

 「アガンベン思想」の第一回を聴きました。アガンベンは、2023年の近著「最初の哲学、最後の哲学」でアリストテレスからハイデガーまでを論じ、形而上学、第一哲学、存在論、神学など呼ばれるものと諸学の関係を述べています。そこで、形而上学の優位を否定的に論じ、哲学と諸学は相互依存関係にあるとしています。アガンベンは西洋の哲学の二項対立の間にあるものに注目するともいいます。フランスの哲学者とはちょっと違うイタリア的というのが正しいかわからないけど、独特の哲学観に興味をそそられました。フランスは差異に注目して、イタリアはその間に、どちらかというと統合に関心があるのかなと考えるのは素人考えでしょうか?

2024年4月25日木曜日

1on1 島村嬉唄

 ネットで2分間アイドルと会話できる1on1。今日は島村嬉唄ちゃんです。フェレットのちゃーちゃんを抱いて、次にぎんちゃんを抱いて見せると、向こうはチワワのコロンくんを抱いていました。しゅんちゃんがときどき見せてくれるので2人が元気なのが分かって嬉しい、といわれよかったです。嬉唄ちゃんに、海外進出おめでとうというと、怖い〜と顔をしかめました。海外初めて?ときくと、きゅるちゃん全員初めて、だと。でもその前に熊本があるから嬉しいの、お泊まりでしょ。しゅんちゃんくるの?もう取った。今日リハーサルしてきたの、もうミスしないように、と笑いました。今日は僕はあまり喋れなかったのですが、まあこんな日もあっていいか。

2024年4月24日水曜日

「オープンダイアローグの思想」① 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 斎藤環先生

 オープンダイアローグとは対話によって精神疾患を治す治療のシステムです。それが、言語の否定神学的構造と通底するというお話でした。現在、精神科を受診して心理カウンセリングも受けている者としては、こういうことは一つの理想だなと思いました。色々な精神科医やカウンセラーを見てきて、オープンダイアローグ的な発想でやっている方は、よい医者でありカウンセラーだなとも感じました。オープンダイアローグとはいわなくとも、このような発想はもっと浸透していってもらいたいし、していくだろうなという希望を持って聴きました。

2024年4月23日火曜日

「対談 國分功一郎x斎藤幸平「哲学は危機の時代にどう立ち向かうか」vol.2」 NHK文化センター アーカイブ・見逃し配信

 NHK文化センターの國分功一郎先生と斎藤幸平先生の対談をアーカイブで見ました。哲学の役割について考えが述べられました。概ね、僕も賛成でした。

2024年4月22日月曜日

国境なき医師団

 ガザで活動している国境なき医師団に3000円寄付しました。

2024年4月20日土曜日

「現代世界へのパースペクティブ 『構造と力』刊行40周年に」 朝日カルチャーセンター新宿校オンライン 浅田彰先生

 今日は、朝日カルチャーセンターのオンラインで、浅田彰先生の「現代世界へのパースペクティブ『構造と力』刊行40周年に」を聴きました。初めに近代とポストモダンの状況の説明を主に建築と音楽に関連させて説明されました。磯崎新さんと坂本龍一さんと親交があったようです。そして、現在の状況を、グローバル資本主義と文化戦争、アイデンティティ・ポリティクスの文脈で分析されました。カルチャーセンターなどにはあまりでられないので直接ではなくオンラインですが、会えるのは、そしてお話を聴けるのは貴重な機会だと思いました。この講座の準備として『構造と力』を読んでいたので、印象としては当然歳をとられたなというものでした。逆にいうとこの本はやはり若さがみなぎってるともいえます。最後にトランプ現象についての解説と憂慮をされました。僕は貴重な機会だと思い、ずっと素朴に思っていた質問をチャットでしました。「今はポストモダンかポストポストモダンですか?」というものです。浅田先生の答えは「自分は、ポストモダンと浮かれたことはない。今はポストモダンなんだがそこに妙な形でプレモダンが紛れ込んできている」と、そして「モダンのアルファからオメガを学ばなければ」ということもいっておられたような。ある世代を代表するような知識人と直にコミュニケーションがとれて、よかったです。モダン、ポストモダンの概念もスッキリ頭に入ってきて有益でした。15分間の機材トラブルがあったにも関わらず、30分以上も延長してくださり、熱がこもった講座をしてくれて、有り難かったです。

2024年4月19日金曜日

エアレボリューション「スピノザ」 ニコニコ生放送 國分功一郎先生、島田雅彦(作家)さん、白井聡さん(政治学者)司会ジョー横溝さん

ニコ生で國分功一郎さんの「スピノザ」を見ました。僕の浅薄な理解だと、スピノザというのは「世界は全て決定されている。しかし、有限な人間にはその全体を知ることはできない」という考えの人と思っていました。今回は主に、スピノザという人の人となりのようなことを話しました。そして哲学史の流れを話し、一致派をスピノザ、ヘーゲル、マルクス、ドゥルーズとして、分裂派をデカルト、カント、フッサール、デリダとしていました。 エチカの中身については、軽く触れた感じでした。最後に民主主義の困難の話になって、答えは出なかった感じです。少しは、知識が増えたでしょうか。國分さんの本を読みたくなりました。しんどそうだけど。

2024年4月17日水曜日

「マティス 自由なフォルム」 六本木 国立新美術館

 


国立新美術館で「マティス展」を見てきました。近代の画家ってどうしてああデッサンが歪んでいるんでしょう。ルネサンスの写実的とは違って、あまり上手くはない。写真の発明と関係あるとの説も聞いたことありますが。しかし、確かに、自由なフォルムであり色彩であり、今見てもお洒落で可愛いい。最初にマティスを評価した人って凄いなと思いました。とてもデザイン的だと思いました。僕自身大学でデザインを学んで、恩師である「非常口」のピクトグラムのデザインで有名な太田幸夫先生の自宅にもマティスのブルーヌードが飾ってありました。教会のデザインも全てあの感じで、面白いと思いました。現在の感覚でいうと、とても「かわいい」という感じです。南仏の明るい感じが、ゴッホとは違った楽観的な感性で表現されていると思いました。見てるとこっちまで楽しくなってくる感じです。

2024年4月16日火曜日

朝日カルチャーセンター新宿校オンライン「ハイデガー存在論の深層究明」第1回 齋藤元紀先生

朝日カルチャーセンター新宿校のオンライン講座「ハイデガー存在論の深層究明」第1回 「存在の問い」の新たな始まりを聞きました。難解なハイデガーの全体像と問題点が分かって、自分でも理解できそうだという希望が持てました。「存在の問い」がキーワードらしいのですが、「存在の問い」って何なんだ?よくわかっていません。 

2024年4月14日日曜日

界隈塾 vol.0 オンライン 宮台真司先生

 宮台真司さんが、都立大を退官されて3つの私塾を立ち上げました。「思想塾」「荒野塾」「界隈塾」です。その一つにオンラインで参加してきました。「界隈」とは何か?「第3空間」だといいます。「第1空間」が共同体、「第2空間」が機能的集団、そして「第3空間」が「界隈」です。匿名で流動性が高いんだけれども、同じ空気、作法がある。ホームになる感情的安全があるということです。まず宮台さんの歩みを紹介されました。小学校で京都を主に何度も転校したこと。麻布中高。読書体験。学生時代のドキュメンタリー制作からの学生起業でマーケットリサーチ。ナンパ師経験。これらが今のリソースになっていると。そして時代分析。かつては多様な大人や仲間の中で育ったのが、80年代に新住民化が進み、安心安全便利快適が求められ、遊具の撤去、放課後の校庭や屋上のロックアウト、焚き火の禁止などが起こりフラットになっていった。89年博論「権力の予期理論」で数理社会学者になりすまし。94年「制服少女たちの選択」が話題を呼び書くこと慎重になった。そして、96年から「街が冷える」援交がリーダー層からフォロワー層に移った年。人が目を合わせなくなった。97年うつ病に。98年離島での引きこもりと覚醒。99年映画「シンデッドライン」結城座の人形劇。宮台さんは、魅力的な人を「力を与える人」つまらない人を「力を奪う人」と定義します。ゲストの人達もそれぞれユニークな経歴の人達で面白かったです。そして吉本隆明の「共同幻想論」の解説をします。前期定住社会、中期、後期と分類されます。その後、会場とオンラインの人のお悩み相談がありました。最後に、ディドロ、ダランベール、アダム・スミスは博覧強記だった。宮台さんの師匠の小室直樹、廣松渉も何でも知っていた。「それは専門ではないんで」という学者はだめ。相談できる学者は友達が多い証拠と。かつて京大ばかりノーベル賞を取っていたとき何でだろうと考えたら、先斗町という界隈があったから、平たい言葉で喋る事ができたと。界隈がないと縦割りになるといってました。13時から17時までと長時間でしたが、宮台さんの思想が整理されたり、ゲストの方の話が聞けて面白かったです。



2024年4月10日水曜日

浅田彰『構造と力』

 


浅田彰

朝日カルチャーセンターのXで浅田彰さんの講座を開くことを知りました。初めはそんなに知らないので興味なかったのですが、何度も投稿されるので、少し勉強してみるかとリモートですが講座を取ることにしました。そこで、予習のために『構造と力』を読んでみることにしました。もともと浅田さんの本は、僕には難しすぎるのと、浅田さんに「斜に構えた」ような印象があったので敬遠していました。それでも、かつてTVを見てたときは、教育テレビや放送大学に浅田さんがでるのをみると、あ!でてる!と思うほどにはすごい人と思っていました。東浩紀さんのゲンロンチャンネルにゲストででていたのを見ました。鼻血を出して寝ながら喋っていたのは印象的でした。意外と他人を茶化すとかではなく、正統派な哲学を語るという印象も持ちました。


『構造と力』

この本ですが、色々語られて、80年代を先導、扇動する本だとか、何万部売れたとか、チャート式でわかりやすく書かれた本だとか、シラケつつノル、ノリつつシラケるとか、断片的情報は入ってきましたが、本書自体は読んでないので、今まではなんともいえなかったです。また、浅田さんや柄谷さんを悪くいう知識人も結構いたので、あまりいい印象はなかったのも事実です。本書を書店でまえがきだけちらっと見て「斜に構えた」印象を持って買わなかった経験もあります。実際読んでみてどうだったか。僕の印象としては、浅田さんが喜ぶかどうかはわかりませんが、意外と真面目な本だな、いや、極めて真面目な本だ、という感想です。あとがきで真面目批判をしているので、ふざけた、人を茶化した本なのかなとも思っていましたので、その先入観と比べる、こんなに真面目な本だったんだという印象です。哲学のオーソドックスをきちっと把握して、それに沿って、理論が展開されているなと思いました。しかし、この本を買った人で、用語的にこの本を理解した人は何パーセントぐらいだったんでしょうか?さらに、その真意まで理解した人は1パーセントもいないのでは?著者もそのことを覚悟して書かれている。「近代の困難」を問題にしています。それに至る、歴史的経緯を紐解き、それを超えるポストモダンをフランス現代思想の正統な解釈をもとに提唱している。これが40年前に20代の人によって書かれたとは、人々が驚き、戸惑うのも分かります。今でもドゥルーズやデリダ、ラカンは難解とされています。それを、この時代に明快に読み解くだけでも、すごいことだとは思います。浅田さん批判には、やっかみも多く含まれているのではないでしょうか。しかし、浅田さん自身の問題もあって、自分のレベルに達しない人を容赦なく一刀両断に切り捨てる。それで、恨みをかうことも多くあるようにも思うます。それが、人格的な欠点なのか、哲学的帰結なのかは分かりませんが。この本は、近代の成立を緻密に明快に分析して見せて、近代の困難を鋭く指摘して、その解決策を示したものですが、その結果が真面目批判になった。それが砂漠だと知りつつ。それは、フランス現代思想の正確な理解でもある。もちろんフランス現代思想の方が少し先だとしても、同時代の同じ問題を抱えている我々の解決策は同じものになる可能性は高い。


80年代

浅田さんの力だけではなかったかもしれませんが、80年代は真面目を笑い飛ばす文化が世間を風靡した時代でもありました。それが、僕は嫌いだった。だから浅田さんにもいい印象を持っていなかったんだと思います。でも、浅田さんもそれが砂漠だと知っていたと知って、少し印象は変わりました。社会学者の宮台真司さんは別の角度からこの時代を分析しました。今まで収入や出身で分化していた階層が、コミュニケーション能力の高低によって分化していったと宮台さんは説きました。それは、僕にとってはしっくりくる分析でした。先程もいったように『構造と力』を正確に読めば、真面目批判が砂漠だということは認識されていました。でも、世の中は、セゾン文化やフジテレビの「楽しくなければテレビじゃない」という「軽チャー路線」がもてはやされ、それに乗り遅れた人が、オタク化していったのを身を以て感じていた世代です。ちなみに僕は1970年生まれです。ネアカ、ネクラという言葉が流通して、ネアカな人がネクラの人を苛める構図も見られ、それが嫌だった。浅田さんの本の、本当の理解者ではなく、その上澄みを自分なりに都合よく解釈して正当化するような人たちも多くいたと思います。浅田さんは苦笑して見ていたはずです。オタクの持っている怨嗟の問題は後に、オウム真理教事件にも影を落としていると、僕は思います。それに対して90年代は、80年代の強迫的なネアカ競争、「笑われる前に笑え!」というものが落ち着き、オタクも社会から認められる存在になり、フラットになった印象があります。それは、とても80年代に比べて生きやすかった。僕のようにネアカにもなれずオタクにもなれない者にとっては、80年代の世間はとても、とても生きにくいものでした。そんな、80年代ルサンチマンを持っている身としては、浅田彰さんの『構造と力』は、手放しでは肯定しがたいものが、感情的に、あります。でも、本書を実際読むと、確かに真面目批判は最後の解決策のように書かれていますが、あのような強迫的なネアカ、フザケ競争とはちょっと違うとも感じました。また、浅田さん個人の問題ではなく思想自体がポストモダンを指し示していたので、正統に哲学を読めばああいう書き方になるかなとも思いました。そしてあのとき、あの本が出るのはしょうがなかったとも思いますが。ドゥルーズが自殺した現在。ポストモダンを全肯定できるのかという疑問もあります。もちろん、浅田さんは、ポストモダンの苦しさを知ったうえで主張されてたことでしょうが。でも、今考えるとあれは、あの時代だからあてはまった戦略じゃないのですか?という疑問も湧いてきます。現在でも、通用すると考えるのか、現在は違うのかも知りたいところです。

2024年4月7日日曜日

対話集会

 


立憲民主党の対話集会「菅直人から松下玲子へ」へ行ってきました。菅さん松下さんから挨拶があって質疑応答がありました。終わって、立憲民主党のサポーター登録をして、サイン入りの「菅直人回顧録」を買って、菅さんに写真いいですかといってツーショット写メを撮ってもらいました。「社民連の頃から応援してます」といいました。菅さんは最近、子供たちに人気だそうです。それは教科書に載っているからだそうです

2024年3月26日火曜日

2024年3月22日金曜日

2024年3月19日火曜日

yell Live 島村嬉唄

 昼間にyell Liveというサービスで、きゅるりんってしてみての島村嬉唄ちゃんが音声だけのお散歩ライブ配信をしていました。僕のコメントも読まれました。嬉しかったです。

2024年3月16日土曜日

2024年3月14日木曜日

実習終わり

 仕事にいってきました。実習が今日で終わり、来週から元の職場に戻ります。

2024年3月13日水曜日

yell Live 1on1 島村嬉唄 環やね チバゆな

 今日は、新しいネットトークサービスで、きゅるりんってしてみての人とビデオ会話を2分づつしました。逃げ水あむちゃんは売り切れでした。チバゆなちゃんは画像がお互いに見られませんでした。他の2人にはフェレットを見せました。

2024年3月8日金曜日

雪、仕事

 雪が少し降っている中、仕事にいってきました。すぐに溶けてしまいました。

2024年3月4日月曜日

2週間だけ新しい職場

 2週間の実習で近くの駅の、別の職場にいくことになり、いきました。

2024年2月29日木曜日

チョコレート

 きゅるりんってしてみてのキャンペーンでチョコを買ってレシートを送って計15,000枚に達すると、ツアーの東京の親睦会が開かれるというものがあって、今日が最終日なので、渋谷のドンキホーテで40枚チョコを買いました。外のスクリーンにキャンペーンの広告動画が出ていて見られたのもよかったです。

2024年2月21日水曜日

病院、書類

 小金井の病院に、書類をもらいに、雨の中、電車とバスでいってきました。

2024年2月9日金曜日

2024年2月8日木曜日

納富信留『ギリシア哲学史』


 納富信留の『ギリシア哲学史』を読み終わりました。哲学を基礎から改めて知りたいと思い読みました。哲学書では珍しい列伝体で、読み易かったです。面白かったです。しかし、哲学者の名前は、発音が難しかったり、似た名前であったりして、覚えきれませんでした。ヘレニズム以降の哲学者についても知りたいと思いました。

2024年2月7日水曜日

年金相談

 まだ雪が少し残っている中、三鷹駅北口近くの年金相談所にいってきました。帰りに三鷹駅で武蔵野うどんを食べて、吉祥寺で散髪してきました。

2024年2月6日火曜日

2024年2月5日月曜日

仕事、雪

 仕事にいってきました。帰りに雪が降っていました。

2024年1月12日金曜日

ランチ会

 仕事の後、近くの中華料理屋さんでランチ会がありました。女性の上司が産休に入る最後でした。