2011年9月30日金曜日

中間審査


今日、大学院の中間審査でした。

今までサボっていたので、批判されるかと思っていましたが、意外に先生方に評価していただいて嬉しかったです。

2011年9月27日火曜日

金融危機


今日カルチャーセンター「3.11以降の日本の経済本音トーク」金子勝先生です。

日本の無責任体制は、不良債権のときと原発のときに似たようなあらわれ方をする。
リスクを小出しにする。

現在は金融危機、日本は腐っていると思ったが、最近は世界中が日本に似てきた。

今、先生はシュンペーターを読んでいるそうです。
再生エネルギーや農業でイノベーションを起こすことが必要だといわれました。

以前も先生の講座を聴きにいったことがありましたが、抽象的な概念が難しくて、僕には理解できないところが多々ありましたが、今回は具体的で分りやすかったです。

2011年9月24日土曜日

市民社会


今日「社会思想ゼミ 統治をめぐる「健全」と「不健全」・3.11は」宮台真司先生。堀内進之介先生。にいってきました。

先ず堀内先生が前回のまとめ。
3つの政治理論。

1、皆で話し合い。
2、歴史を参照。
3、弱い人間学。

民主制の指標。
1、個々人の権利。
2、集団の結果に従う。

宮台先生。

そのように整理すると将来が暗くなる。民主主義を標榜する国でもできていない。

カール・シュミットは議会制を信じなかった。
マックス・ヴェーバーは議会制が機能するように教育が大事だと考えた。

違うけれど共通する部分もある。

それから宮台先生が中国に先日行かれて、堀内先生も中国で暮らしたこともあって中国のはなしになります。

堀内先生。中国人は政府を信じていない。だからしたたかで日本人には真似ができないと思った。

宮台先生は、中国は将来人口減になる。それまでに生産をあげていかないととんでもないことになる。

堀内先生。今中国は、中心、半周辺、辺境にわかれていて、辺境の人は都市部との経済格差が大きいけれども、過去よりは豊かになっていてこれかれも豊かになっていくので不満は少ない。危ないのは半周辺。豊かさの夢を見つつ実現できていない。不満がたまっている。暴動もたくさん起きている。報道されないだけ。
外資を頼るしかなくなっている。外資がインフラの整備もやってくれる。しかし外資に買いたたかれる。

宮台先生。ギリシアはEUの1%の経済規模。それでこれだけ経済危機が起こっている。これが中国で経済破綻が起きたらおそろしい。

堀内先生。今はロシアもすごくのびてきている。ロシアは右傾化してきてこちらの方がこわいかもしれない。

民主主義の基本から、現在の中国の状況まで知れてよかったです。

ちなみに僕のクラスメートにも上海の人がいて、今度上海にいくかもしれないのです。宮台先生によれば、上海は日本よりずっとおしゃれだし美人が多いということです。

2011年9月23日金曜日

ウェブデザイン


オブスキュアインク『ウェブデザイン&レイアウトの見本帳』

読みました。

すっきりとまとまっていて役に立ちました。

2011年9月22日木曜日

奇跡


水谷孝次『デザインで奇跡を起こす「思い」を「カタチ」にする仕事術』を読みました。

著者はもともと不器用だけれども、情熱だけはあって、何度も失敗しながらグラフィックデザイナーになっていきます。
そして売れっ子になったときに、このままの仕事でいいのかを悩み、人のためになることをやろうと決意します。

そして世界中の子どもたちの笑顔を写真に撮って展示するプロジェクトを始めます。そしていろいろな苦労があって、万博やオリンピック、災害地でそのプロジェクトを成功に導きます。

たいへん感動した本です。一つは情熱さえあればたいがいのことは実現できてしまうということ。しかも、始めは不器用だったのに努力で一流のデザイナーになれるということで励まされました。

それから、デザインという仕事を自分のためだけでなく、人々の幸福のためにやろうということで、実際にそれができてしまうこと。そこに感動しました。

デザインに興味がない人でも感動できる本だと思います。

2011年9月21日水曜日

デザイン


佐藤良彦著『デザインの授業 目で見るデザインの構成術』を読みました。

前回の『デザインの教室 手を動かして学ぶデザイントレーニング』で、今さらながらデザインの基礎を教わった感じがしました。

今回のはもう少し上の中級者向けぐらいでしょうか。今までの優れたデザインのどこがいいのかを読み解きます。

なるほどということも多く、勉強になりました。

2011年9月20日火曜日

3.11


今日は、朝日カルチャーセンターの「ポスト3.11の知の可能性」東浩紀先生。萱野稔人先生。にいってきました。

東さんの基本認識は、「3.11によって日本の政府には統治能力がないということがはっきりした」ということです。
日本の歴史を見ると、変革期には必ず外国人を受け入れてきた。
従って、今回も政府の要職に外国人を入れるべきだといわれる。
攘夷派と開国派が争うのが日本の歴史。そのなかで自分は開国を主張する。

しかし、それは現実的ではないので日本は沈むのではないかといわれました。

一方で日本は地政学的にいって外交が大事である。
そこは日本の文化をリソースとして使う道がある。

一貫して悲観的な見通しでした。そのなかでわれわれがやるべきことは何なのでしょうか。
残された課題です。

2011年9月19日月曜日

2011年9月13日火曜日

駆け出し


立古和智・編『駆け出しデザイナー奮闘記』を読みました。

若いデザイナーの奮闘記です。

やはり、がんばっている人は気合いが入っているなと思いました。
僕もがんばらなきゃと思いました。

2011年9月12日月曜日

思想地図


東浩紀編集『思想地図β1』を読みました。

特集は「ショッピングモール」と「パターン」。

ショッピングモールを現在の新しい消費として捉えるという、編者の一貫した考えを知る良い機会でした。

北田氏との見解の違い、ショッピングモールという元来は否定的に語られてきたものを、あえて擁護するという東氏の態度は非常に興味深かったです。

もう一方の「パターン」は少し抽象度が高すぎて難しかったです。

今年でた本なのに、もう少し懐かしい感じがするのは、日本が大きな変化を体験したからでしょう。


今日は昼間、寝てました。

2011年9月8日木曜日

デザイナー


『デザイナーへの道を知る30人の言葉』石田純子著を読みました。

現在活躍しているデザイナー30人の若い頃の苦労の話です。

やはり、みんな苦労しているし努力すれば報われると感じました。

僕もデザインを学んで悩むことが多いのですが、こういう先輩方のはなしを聞くと励みになります。

できることからコツコツとやっていくしかないのだなと感じました。


眠くて寝てました。異常に眠いです。

2011年9月6日火曜日

思想地図


『思想地図β2』を読むために、その前の『思想地図vol4想像力』を読みました。

今見るとずいぶん平和だった時代に感じられます。

いろいろサブカルチャーについて論じてあって面白かったです。

現在『思想地図β1』を読み中です。

2011年9月5日月曜日

ショーペンハウアー


『ショーペンハウアー読本』を読みました。

僕が最初にショーペンハウアーに触れたのは、放送大学の渡邊二郎先生の「芸術の哲学」でした。

生きんとする盲目的な意志。人生は苦である。共苦。意志の否定。などの概念が自分の心に響いてきました。

自分の考えや、心理状態に近かったのです。

それで興味を持ってこの本を読みました。

たいへん興味深かったです。

2011年9月3日土曜日

腎臓


昨日、眠さがどうしてもとれなくて医者にいって検査してもらいました。

今日、結果をききにいくと、腎臓が悪いといわれました。

2011年9月2日金曜日

2011年9月1日木曜日

原発


今日、カルチャーセンター「3.11以降の「自由な社会」の条件」大澤真幸先生です。

洗礼者ヨハネは「神の国は近づいた」といった。
イエスは「神の国は手の届くところにある=すでにある」といった。

大震災のように、不条理な大きな不幸にあったとき人はいかに考えるか。

神義論。不幸になるのは将来の救済のしるし。

原発事故について、ヨハネのように将来救われるとする考え方は普通。
イエスはすでに神の国は来てしまっているとする。
すると、人間はすでにそれにふさわしい社会をつくっていなければならない。

すなわち、ただちに原発のない社会をつくらなければならない。

壮大なスケールで描いた原発事故に対する対応。興味深かったです。