2024年4月26日金曜日

「ジョルジョ・アガンベンの思想圏 越境する哲学」 朝日カルチャーセンター横浜教室 オンライン 岡田温司先生

 「アガンベン思想」の第一回を聴きました。アガンベンは、2023年の近著「最初の哲学、最後の哲学」でアリストテレスからハイデガーまでを論じ、形而上学、第一哲学、存在論、神学など呼ばれるものと諸学の関係を述べています。そこで、形而上学の優位を否定的に論じ、哲学と諸学は相互依存関係にあるとしています。アガンベンは西洋の哲学の二項対立の間にあるものに注目するともいいます。フランスの哲学者とはちょっと違うイタリア的というのが正しいかわからないけど、独特の哲学観に興味をそそられました。フランスは差異に注目して、イタリアはその間に、どちらかというと統合に関心があるのかなと考えるのは素人考えでしょうか?

2024年4月25日木曜日

1on1 島村嬉唄

 ネットで2分間アイドルと会話できる1on1。今日は島村嬉唄ちゃんです。フェレットのちゃーちゃんを抱いて、次にぎんちゃんを抱いて見せると、向こうはチワワのコロンくんを抱いていました。しゅんちゃんがときどき見せてくれるので2人が元気なのが分かって嬉しい、といわれよかったです。嬉唄ちゃんに、海外進出おめでとうというと、怖い〜と顔をしかめました。海外初めて?ときくと、きゅるちゃん全員初めて、だと。でもその前に熊本があるから嬉しいの、お泊まりでしょ。しゅんちゃんくるの?もう取った。今日リハーサルしてきたの、もうミスしないように、と笑いました。今日は僕はあまり喋れなかったのですが、まあこんな日もあっていいか。

2024年4月24日水曜日

「オープンダイアローグの思想」① 朝日カルチャーセンター新宿校 オンライン 斎藤環先生

 オープンダイアローグとは対話によって精神疾患を治す治療のシステムです。それが、言語の否定神学的構造と通底するというお話でした。現在、精神科を受診して心理カウンセリングも受けている者としては、こういうことは一つの理想だなと思いました。色々な精神科医やカウンセラーを見てきて、オープンダイアローグ的な発想でやっている方は、よい医者でありカウンセラーだなとも感じました。オープンダイアローグとはいわなくとも、このような発想はもっと浸透していってもらいたいし、していくだろうなという希望を持って聴きました。

2024年4月23日火曜日

「対談 國分功一郎x斎藤幸平「哲学は危機の時代にどう立ち向かうか」vol.2」 NHK文化センター アーカイブ・見逃し配信

 NHK文化センターの國分功一郎先生と斎藤幸平先生の対談をアーカイブで見ました。哲学の役割について考えが述べられました。概ね、僕も賛成でした。

2024年4月22日月曜日

2024年4月20日土曜日

「現代世界へのパースペクティブ 『構造と力』刊行40周年に」 朝日カルチャーセンター新宿校オンライン 浅田彰先生

 今日は、朝日カルチャーセンターのオンラインで、浅田彰先生の「現代世界へのパースペクティブ『構造と力』刊行40周年に」を聴きました。初めに近代とポストモダンの状況の説明を主に建築と音楽に関連させて説明されました。磯崎新さんと坂本龍一さんと親交があったようです。そして、現在の状況を、グローバル資本主義と文化戦争、アイデンティティ・ポリティクスの文脈で分析されました。カルチャーセンターなどにはあまりでられないので直接ではなくオンラインですが、会えるのは、そしてお話を聴けるのは貴重な機会だと思いました。この講座の準備として『構造と力』を読んでいたので、印象としては当然歳をとられたなというものでした。逆にいうとこの本はやはり若さがみなぎってるともいえます。最後にトランプ現象についての解説と憂慮をされました。僕は貴重な機会だと思い、ずっと素朴に思っていた質問をチャットでしました。「今はポストモダンかポストポストモダンですか?」というものです。浅田先生の答えは「自分は、ポストモダンと浮かれたことはない。今はポストモダンなんだがそこに妙な形でプレモダンが紛れ込んできている」と、そして「モダンのアルファからオメガを学ばなければ」ということもいっておられたような。ある世代を代表するような知識人と直にコミュニケーションがとれて、よかったです。モダン、ポストモダンの概念もスッキリ頭に入ってきて有益でした。15分間の機材トラブルがあったにも関わらず、30分以上も延長してくださり、熱がこもった講座をしてくれて、有り難かったです。

2024年4月19日金曜日

エアレボリューション「スピノザ」 ニコニコ生放送 國分功一郎先生、島田雅彦(作家)さん、白井聡さん(政治学者)司会ジョー横溝さん

ニコ生で國分功一郎さんの「スピノザ」を見ました。僕の浅薄な理解だと、スピノザというのは「世界は全て決定されている。しかし、有限な人間にはその全体を知ることはできない」という考えの人と思っていました。今回は主に、スピノザという人の人となりのようなことを話しました。そして哲学史の流れを話し、一致派をスピノザ、ヘーゲル、マルクス、ドゥルーズとして、分裂派をデカルト、カント、フッサール、デリダとしていました。 エチカの中身については、軽く触れた感じでした。最後に民主主義の困難の話になって、答えは出なかった感じです。少しは、知識が増えたでしょうか。國分さんの本を読みたくなりました。しんどそうだけど。

2024年4月17日水曜日

「マティス 自由なフォルム」 六本木 国立新美術館

 


国立新美術館で「マティス展」を見てきました。近代の画家ってどうしてああデッサンが歪んでいるんでしょう。ルネサンスの写実的とは違って、あまり上手くはない。写真の発明と関係あるとの説も聞いたことありますが。しかし、確かに、自由なフォルムであり色彩であり、今見てもお洒落で可愛いい。最初にマティスを評価した人って凄いなと思いました。とてもデザイン的だと思いました。僕自身大学でデザインを学んで、恩師である「非常口」のピクトグラムのデザインで有名な太田幸夫先生の自宅にもマティスのブルーヌードが飾ってありました。教会のデザインも全てあの感じで、面白いと思いました。現在の感覚でいうと、とても「かわいい」という感じです。南仏の明るい感じが、ゴッホとは違った楽観的な感性で表現されていると思いました。見てるとこっちまで楽しくなってくる感じです。

2024年4月16日火曜日

朝日カルチャーセンター新宿校オンライン「ハイデガー存在論の深層究明」第1回 齋藤元紀先生

朝日カルチャーセンター新宿校のオンライン講座「ハイデガー存在論の深層究明」第1回 「存在の問い」の新たな始まりを聞きました。難解なハイデガーの全体像と問題点が分かって、自分でも理解できそうだという希望が持てました。「存在の問い」がキーワードらしいのですが、「存在の問い」って何なんだ?よくわかっていません。 

2024年4月14日日曜日

界隈塾 vol.0 オンライン 宮台真司先生

 宮台真司さんが、都立大を退官されて3つの私塾を立ち上げました。「思想塾」「荒野塾」「界隈塾」です。その一つにオンラインで参加してきました。「界隈」とは何か?「第3空間」だといいます。「第1空間」が共同体、「第2空間」が機能的集団、そして「第3空間」が「界隈」です。匿名で流動性が高いんだけれども、同じ空気、作法がある。ホームになる感情的安全があるということです。まず宮台さんの歩みを紹介されました。小学校で京都を主に何度も転校したこと。麻布中高。読書体験。学生時代のドキュメンタリー制作からの学生起業でマーケットリサーチ。ナンパ師経験。これらが今のリソースになっていると。そして時代分析。かつては多様な大人や仲間の中で育ったのが、80年代に新住民化が進み、安心安全便利快適が求められ、遊具の撤去、放課後の校庭や屋上のロックアウト、焚き火の禁止などが起こりフラットになっていった。89年博論「権力の予期理論」で数理社会学者になりすまし。94年「制服少女たちの選択」が話題を呼び書くこと慎重になった。そして、96年から「街が冷える」援交がリーダー層からフォロワー層に移った年。人が目を合わせなくなった。97年うつ病に。98年離島での引きこもりと覚醒。99年映画「シンデッドライン」結城座の人形劇。宮台さんは、魅力的な人を「力を与える人」つまらない人を「力を奪う人」と定義します。ゲストの人達もそれぞれユニークな経歴の人達で面白かったです。そして吉本隆明の「共同幻想論」の解説をします。前期定住社会、中期、後期と分類されます。その後、会場とオンラインの人のお悩み相談がありました。最後に、ディドロ、ダランベール、アダム・スミスは博覧強記だった。宮台さんの師匠の小室直樹、廣松渉も何でも知っていた。「それは専門ではないんで」という学者はだめ。相談できる学者は友達が多い証拠と。かつて京大ばかりノーベル賞を取っていたとき何でだろうと考えたら、先斗町という界隈があったから、平たい言葉で喋る事ができたと。界隈がないと縦割りになるといってました。13時から17時までと長時間でしたが、宮台さんの思想が整理されたり、ゲストの方の話が聞けて面白かったです。



2024年4月10日水曜日

浅田彰『構造と力』

 


浅田彰

朝日カルチャーセンターのXで浅田彰さんの講座を開くことを知りました。初めはそんなに知らないので興味なかったのですが、何度も投稿されるので、少し勉強してみるかとリモートですが講座を取ることにしました。そこで、予習のために『構造と力』を読んでみることにしました。もともと浅田さんの本は、僕には難しすぎるのと、浅田さんに「斜に構えた」ような印象があったので敬遠していました。それでも、かつてTVを見てたときは、教育テレビや放送大学に浅田さんがでるのをみると、あ!でてる!と思うほどにはすごい人と思っていました。東浩紀さんのゲンロンチャンネルにゲストででていたのを見ました。鼻血を出して寝ながら喋っていたのは印象的でした。意外と他人を茶化すとかではなく、正統派な哲学を語るという印象も持ちました。


『構造と力』

この本ですが、色々語られて、80年代を先導、扇動する本だとか、何万部売れたとか、チャート式でわかりやすく書かれた本だとか、シラケつつノル、ノリつつシラケるとか、断片的情報は入ってきましたが、本書自体は読んでないので、今まではなんともいえなかったです。また、浅田さんや柄谷さんを悪くいう知識人も結構いたので、あまりいい印象はなかったのも事実です。本書を書店でまえがきだけちらっと見て「斜に構えた」印象を持って買わなかった経験もあります。実際読んでみてどうだったか。僕の印象としては、浅田さんが喜ぶかどうかはわかりませんが、意外と真面目な本だな、いや、極めて真面目な本だ、という感想です。あとがきで真面目批判をしているので、ふざけた、人を茶化した本なのかなとも思っていましたので、その先入観と比べる、こんなに真面目な本だったんだという印象です。哲学のオーソドックスをきちっと把握して、それに沿って、理論が展開されているなと思いました。しかし、この本を買った人で、用語的にこの本を理解した人は何パーセントぐらいだったんでしょうか?さらに、その真意まで理解した人は1パーセントもいないのでは?著者もそのことを覚悟して書かれている。「近代の困難」を問題にしています。それに至る、歴史的経緯を紐解き、それを超えるポストモダンをフランス現代思想の正統な解釈をもとに提唱している。これが40年前に20代の人によって書かれたとは、人々が驚き、戸惑うのも分かります。今でもドゥルーズやデリダ、ラカンは難解とされています。それを、この時代に明快に読み解くだけでも、すごいことだとは思います。浅田さん批判には、やっかみも多く含まれているのではないでしょうか。しかし、浅田さん自身の問題もあって、自分のレベルに達しない人を容赦なく一刀両断に切り捨てる。それで、恨みをかうことも多くあるようにも思うます。それが、人格的な欠点なのか、哲学的帰結なのかは分かりませんが。この本は、近代の成立を緻密に明快に分析して見せて、近代の困難を鋭く指摘して、その解決策を示したものですが、その結果が真面目批判になった。それが砂漠だと知りつつ。それは、フランス現代思想の正確な理解でもある。もちろんフランス現代思想の方が少し先だとしても、同時代の同じ問題を抱えている我々の解決策は同じものになる可能性は高い。


80年代

浅田さんの力だけではなかったかもしれませんが、80年代は真面目を笑い飛ばす文化が世間を風靡した時代でもありました。それが、僕は嫌いだった。だから浅田さんにもいい印象を持っていなかったんだと思います。でも、浅田さんもそれが砂漠だと知っていたと知って、少し印象は変わりました。社会学者の宮台真司さんは別の角度からこの時代を分析しました。今まで収入や出身で分化していた階層が、コミュニケーション能力の高低によって分化していったと宮台さんは説きました。それは、僕にとってはしっくりくる分析でした。先程もいったように『構造と力』を正確に読めば、真面目批判が砂漠だということは認識されていました。でも、世の中は、セゾン文化やフジテレビの「楽しくなければテレビじゃない」という「軽チャー路線」がもてはやされ、それに乗り遅れた人が、オタク化していったのを身を以て感じていた世代です。ちなみに僕は1970年生まれです。ネアカ、ネクラという言葉が流通して、ネアカな人がネクラの人を苛める構図も見られ、それが嫌だった。浅田さんの本の、本当の理解者ではなく、その上澄みを自分なりに都合よく解釈して正当化するような人たちも多くいたと思います。浅田さんは苦笑して見ていたはずです。オタクの持っている怨嗟の問題は後に、オウム真理教事件にも影を落としていると、僕は思います。それに対して90年代は、80年代の強迫的なネアカ競争、「笑われる前に笑え!」というものが落ち着き、オタクも社会から認められる存在になり、フラットになった印象があります。それは、とても80年代に比べて生きやすかった。僕のようにネアカにもなれずオタクにもなれない者にとっては、80年代の世間はとても、とても生きにくいものでした。そんな、80年代ルサンチマンを持っている身としては、浅田彰さんの『構造と力』は、手放しでは肯定しがたいものが、感情的に、あります。でも、本書を実際読むと、確かに真面目批判は最後の解決策のように書かれていますが、あのような強迫的なネアカ、フザケ競争とはちょっと違うとも感じました。また、浅田さん個人の問題ではなく思想自体がポストモダンを指し示していたので、正統に哲学を読めばああいう書き方になるかなとも思いました。そしてあのとき、あの本が出るのはしょうがなかったとも思いますが。ドゥルーズが自殺した現在。ポストモダンを全肯定できるのかという疑問もあります。もちろん、浅田さんは、ポストモダンの苦しさを知ったうえで主張されてたことでしょうが。でも、今考えるとあれは、あの時代だからあてはまった戦略じゃないのですか?という疑問も湧いてきます。現在でも、通用すると考えるのか、現在は違うのかも知りたいところです。

2024年4月7日日曜日

対話集会

 


立憲民主党の対話集会「菅直人から松下玲子へ」へ行ってきました。菅さん松下さんから挨拶があって質疑応答がありました。終わって、立憲民主党のサポーター登録をして、サイン入りの「菅直人回顧録」を買って、菅さんに写真いいですかといってツーショット写メを撮ってもらいました。「社民連の頃から応援してます」といいました。菅さんは最近、子供たちに人気だそうです。それは教科書に載っているからだそうです

2024年3月22日金曜日

2024年3月19日火曜日

yell Live 島村嬉唄

 昼間にyell Liveというサービスで、きゅるりんってしてみての島村嬉唄ちゃんが音声だけのお散歩ライブ配信をしていました。僕のコメントも読まれました。嬉しかったです。

2024年3月14日木曜日

実習終わり

 仕事にいってきました。実習が今日で終わり、来週から元の職場に戻ります。

2024年3月13日水曜日

yell Live 1on1 島村嬉唄 環やね チバゆな

 今日は、新しいネットトークサービスで、きゅるりんってしてみての人とビデオ会話を2分づつしました。逃げ水あむちゃんは売り切れでした。チバゆなちゃんは画像がお互いに見られませんでした。他の2人にはフェレットを見せました。

2024年3月8日金曜日

雪、仕事

 雪が少し降っている中、仕事にいってきました。すぐに溶けてしまいました。

2024年3月4日月曜日

2週間だけ新しい職場

 2週間の実習で近くの駅の、別の職場にいくことになり、いきました。

2024年2月29日木曜日

チョコレート

 きゅるりんってしてみてのキャンペーンでチョコを買ってレシートを送って計15,000枚に達すると、ツアーの東京の親睦会が開かれるというものがあって、今日が最終日なので、渋谷のドンキホーテで40枚チョコを買いました。外のスクリーンにキャンペーンの広告動画が出ていて見られたのもよかったです。

2024年2月21日水曜日

病院、書類

 小金井の病院に、書類をもらいに、雨の中、電車とバスでいってきました。

2024年2月8日木曜日

納富信留『ギリシア哲学史』


 納富信留の『ギリシア哲学史』を読み終わりました。哲学を基礎から改めて知りたいと思い読みました。哲学書では珍しい列伝体で、読み易かったです。面白かったです。しかし、哲学者の名前は、発音が難しかったり、似た名前であったりして、覚えきれませんでした。ヘレニズム以降の哲学者についても知りたいと思いました。

2024年2月7日水曜日

年金相談

 まだ雪が少し残っている中、三鷹駅北口近くの年金相談所にいってきました。帰りに三鷹駅で武蔵野うどんを食べて、吉祥寺で散髪してきました。

2024年2月5日月曜日

2024年1月12日金曜日

ランチ会

 仕事の後、近くの中華料理屋さんでランチ会がありました。女性の上司が産休に入る最後でした。