「アガンベン思想」の第一回を聴きました。アガンベンは、2023年の近著「最初の哲学、最後の哲学」でアリストテレスからハイデガーまでを論じ、形而上学、第一哲学、存在論、神学など呼ばれるものと諸学の関係を述べています。そこで、形而上学の優位を否定的に論じ、哲学と諸学は相互依存関係にあるとしています。アガンベンは西洋の哲学の二項対立の間にあるものに注目するともいいます。フランスの哲学者とはちょっと違うイタリア的というのが正しいかわからないけど、独特の哲学観に興味をそそられました。フランスは差異に注目して、イタリアはその間に、どちらかというと統合に関心があるのかなと考えるのは素人考えでしょうか?
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