2011年1月31日月曜日

強制起訴


小沢氏が強制起訴されましたが、検察審査会による異例の起訴で、検察自体がしらべても証拠がなかったのだからおそらく無罪でしょう。

このような場合に起訴されたことによって、罰を与えるというのは不当であり、政略に使われてしまうこともある。

ですから、今回は有罪判決が確定しない以上、罰を与えるべきではないと思います。

それとは別に、国民に対しては説明責任として国会で説明をしてもらいたいです。こういう理由で自分は無実だとその場で証明されればいいと思います。

2011年1月30日日曜日

論文


澤田昭夫『論文の書き方』を読みました。

今まで論文をなめていた。

論文を書くには読書をしなければならないということを教わりました。

2011年1月29日土曜日

デザイナー


立古和智『僕はこうしてデザイナーになった』を読みました。

現在活躍されているデザイナーへのインタヴュー集です。

皆それぞれ、苦労と偶然でここまで来た。
一時期は大変な努力をした。

デザインという仕事が本当に好きだ。

ということがわかりました。

僕にできるかどうかわかりませんが、デザインの仕事につけたら幸せだなと思いました。

2011年1月28日金曜日

デザイン


『デザインの20世紀』柏木博を読みました。

最近デザインとは何か、考え中です。

2011年1月27日木曜日

印象


総理も幹事長もまじめに話せば分ってもらえるというかなり楽観的に思っていらっしゃるようですが、それは難しい。

「たちあがれ」も与謝野さんと話しがついたら連立を組めるかと思っていてもできなかった。
社民党もなびいてくれない。

つまり、今の菅政権に対する印象が悪いのです。
ですから、その菅政権に協力することは損になり、対立してみせる方が得になるのです。

政策的に同じでもいいイメージと悪いイメージを持たれるのでは、対応が変わってきてしまう。

いいイメージを持ってもらえれば、連立してくれる党もあるかもしれません。

イメージ戦略を重視するべきです。
首相の発言も、あげあしをとられないようなもの、さらには魅力的なものにしなければなりません。

ブログを作ったって、支持者しか見ません。
普段の立ち居振る舞いから、その人のかもし出す雰囲気まで、イメージを作るものはたくさんあります。

イメージ戦略を早々にたてないとまずいでしょう。

2011年1月26日水曜日

ケインズ

今日のカルチャーセンターは「ケインズ 経済学の名著に学ぶ」第一回。講師は東京大学大学院教授の松原隆一郎先生です。

ケインズは大学町ケンブリッジに生まれイートン・カレッジ、ケンブリッジ大学キングス・カレッジとエリートコースに進みます。

父も経済学者でした。

ケンブリッジには優等生で組織される秘密結社「使徒会」というのがあって、そこで若い頃から論文を発表していました。

当時のヴィクトリア朝では、一方では道徳に厳しいが、一方では児童労働や売春などがある欺瞞的な社会でした。

ムーアという哲学者が『プリンピキア・エティカ』を発表。ラッセルも同年『数学の原理』を発表。オックスフォードのヘーゲル主義に対して「分析哲学」が確立されました。

その中でムーアのいう「善」は他の言葉におきかえできないとう命題にケインズは感激して、一般の社会通念にとらわれず、自分にとっての善を追求することになりました。

ムーアはその後、行為のただしさの基準として道徳律をとなえたことでケインズは反発して、
『確率論』を書きます。

帰納法で考えれば将来どうなるかは蓋然的で確実なことは言えない。

その後、英国の大蔵省に入って、パリ講和会議でドイツに返済不可能な賠償金をかすことに反対します。そうすると新たな勢力がでてくると、ナチズムの出現を予言します。しかし受け入れられずに辞職します。

今日はケインズのひととなりの紹介でした。

あれだけの有名な理論を作った人だけに、人物としても面白いしスケールも大きい人だなと思いました。

このように自由でありながら公共的にものを考えられる人は真のエリートというべきだろうと思いました。

2011年1月22日土曜日

フーコー


中山元『フーコー入門』を読みました。

ずいぶん前に買って読み途中だったのを読みなおしました。

今、カルチャーセンターでフーコーを習っているので。

ある程度知識があって読むと読めました。

フーコーに限らずフランス現代思想というのは、形而上学を否定して真理の根拠を問う、という意味で共通した価値観があるように思いました。

フーコーの考古学、デリダの脱構築、これらはやはりニーチェの系譜学の流れでできた思想でしょう。

もちろんそれぞれの相違点もありますが。

フーコーが生権力とよんだものは、現代社会が福祉国家であるがゆえの抑圧というもの。
われわれ現代人にとっては共感することが多い議論だと思いました。

フーコーの晩年の「実存の美学」という生き方の思想は、魅力的に感じました。
僕も実存の美学的に生きられたらいいと思いました。

2011年1月21日金曜日

発表


今日は修士作品の発表でした。


ちなみにこの領域は僕一人です。


結構、間際になって作ったので、どうかと思いましたが、マルでもバツでもなくサンカクだといわれました。


これから、もう一回がんばって作るか、もう一年やるか。


学部の場合もう希望も持てない人だと悪くても卒業させてしまうこともあるといわれました。僕の場合、まだやれそうだからもう一年指導してもいいですと主査の先生にはいわれました。


今までデザインが苦手で、上手くなりたくて多摩美に入ったのになかなか上手くならなくて、今回もなんとか間に合わせるために作りました。


どうしましょう。

2011年1月20日木曜日

世論


マスコミを中心とした世論が菅政権をなにかというと批判する雰囲気になっています。

こういう付和雷同して自分の溜飲を下げる人々でも、相手にしないわけにはいきません。

KAN FULL TVとマスコミの情報が全然違っている。

リベラルなメディアでさえ菅政権を批判しないと、自分たちが叩かれるかのごとく、怖れおののいています。

マスメディアの中で味方を作ることです。国民が信用できる人で政治家でも評論家でもいいから、民主党を支持する人を作ることです。

付和雷同する人達は一度流れが変わればなんの節操もなく変節しますから。

メディアの中で、分っている人は菅政権を支持するという雰囲気を作ることも必要です。

大きな改革は、国民の支持がなければできません。国民の支持を得るための努力も政治家の大きな仕事です。

2011年1月19日水曜日

起業


山口絵理子の『裸でも生きる』を読み終わりました。

著者紹介から、小学校時代イジメにあい、その反動で中学で非行に走る。その後、強くなりたいと高校の男子柔道部に飛び込み、女子柔道で日本のトップクラスに。偏差値40から受験勉強3ヶ月で慶応大学に合格。大学のインターン時代、ワシントン国際機関で途上国援助に矛盾を感じ、アジアの最貧国バングラデシュに渡り日本人初の大学院生になる。必要なのは施しではなく先進国との対等な経済活動という理念で23歳で起業を決意。ジュート(麻)を使った高品質バッグを現地で生産し輸入する「株式会社マザーハウス」を設立・・・。

人間やればそうとうのことができてしまうんだなと思いました。
励まされた本でした。

2011年1月18日火曜日

財政


消費税を上げるという論点よりも、財政が極めて悪い状態にあるという論点を強調していくことがいいのではないでしょうか。

2011年1月17日月曜日

正義



マイケル・サンデルの『これから「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学』のiPad版を昨日読み終わりました。

功利主義から初めて、功利主義のように価値を一つのものさしで測ることができるかの問いを立て疑問を呈します。

そして、カント、ロールズのリベラリズムの検証をしていきますが、そこでも難点を見つけ、アリストテレス流の目的論的な正義を肯定します。

そして、自分は何らかの道徳的価値を抜きには正義を語れないといいます。

今までカルチャーセンターなどで学んだ政治哲学がきれいに整理されてわかりやすかったです。

このように理路整然と語られると自分もサンデルの立場に賛成してしまいそうです。

教条主義的な正義論ではなくいろいろな主義を公平に見ようとしている点が好感が持てました。

2011年1月16日日曜日

今日


今日は眠くて一日寝てました。

大学


今日は夜中の11:50まで大学にいてMacでデザインをしていました。

帰ったのが12時過ぎで、ブログを書いたのが1時過ぎ。

2011年1月14日金曜日

菅内閣


菅改造内閣。

小沢さんの説明責任もやって、仙谷さんもお辞めになって、すっきりして本当の政策論議にしてもらいたいものです。

菅首相自身の国民への説明責任も常にはたしていただきたいですね。

2011年1月12日水曜日

エチカ


今日スピノザの『エチカ 倫理学』を読み終えました。

参考書ピエール=フランソワ・モロー『スピノザ入門』白水社

汎神論と呼ばれる思想は、僕は自分の考えに近いと思っていました。
ゲーテが信奉した思想家としても興味をもっていました。
ドゥルーズもニーチェもスピノザは特別と考えていました。

僕のスピノザのイメージも、他の哲学者と違って特別なものでした。

まず汎神論ですから、全てが神あるいは自然である。
これは、確かにそういいうる。

そして、神の意志に従っているのだから全ては必然。偶然というものは全く存在しないということをはっきりと断言します。

僕が考える決定論の御三家は、
スピノザ
カルヴァン
マルクス
です。

そして人間の感情を、「喜び」「悲しみ」「欲望」の三つに分けて、その他の感情はこれらの変形だといいます。

そして、最後に人間にとっての至福とは神への知的愛だといいます。

スピノザの特徴と思われるのは、すごく敬虔なことも、恐いことも淡々と客観的に述べるところです。

非常に完成されて乗り越え難い世界観を持っているので、感情的に語ることはしないのです。

僕はこの客観に徹した態度は偉いと思います。
実際に読んでみて、予想どおり他の哲学者とは違う次元で話しているように思いました。

2011年1月11日火曜日

世界経済


今日は朝日カルチャーセンター新宿校で、「世界は今2011<対談>世界経済と日本のゆくえ」という講座にいってきました。
講師は慶応義塾大学教授の金子勝先生と津田塾大学准教授の萱野稔人先生です。

萱野先生が金子先生に訊くという感じでした。

金子先生曰く、アメリカはバブル崩壊後の日本に似ている。
不良債権をたくさん溜め込んで、その処理に失敗している。
今だに金融危機は続いているのにメディアはとりあげない。

日本も失われた20年、誰も責任をとらなかった。
金融緩和してもだめ。
生産が戻っても雇用が伸びない。

シュンペーターのいうイノベーションが必要。
再生可能エネルギーに産業構造を変えていく。
21世紀の地域分散社会を作っていく。

現金給付しても現物がなければ少子化対策にならない。お金だけ配るのではなくて女性が子育てしやすい環境を作ることが大事。
家族の形態が変わってきている。お金だけ払うのは社会から排除されたと感じる。

FTAとTPPの区別がわかってない報道が多い。
FTAは例外がある。TPPは例外がない。

菅政権は昔の小泉構造改革路線に戻っていっている。

などなどたくさん話されました。

難しい経済の話などわからないところもありましたが、わかるところだけでもためになりました。

何となく思っている不満をきちんと理論立てて話してくださってすっきりしました。

ただ、僕はまだ菅さんに頑張ってもらいたいとは思ってます。

また、自分が就職できないのは必ずしも自分のせいだけでなく社会や経済が原因なのかも知れないと思いました。

2011年1月10日月曜日

論文



論文はだしましたが、書き直さなければならないといわれました。

2011年1月9日日曜日

正義



昨日、大澤真幸さんの『「正義」を考える いきづらさと向き合う社会学』を読みました。

流行のサンデルにならって、功利主義、リベラリズム、コミュニタリアン、アリストテレス主義と分析していきます。

さらにイエスの譬え話、資本、普遍性、マルクス、などがとりあげられていきます。

古典を読んでなぜ我々が感動するのか。

それは、「普遍性」があるからではないといいます。
逆に文脈化しきれない残余に共感する<普遍性>なのだといいます。

最後にアメリカの小説で手が燃えている少女の話しがでてきます。
彼女に触られると苦しいけれども傷がいえる。

彼女自身が傷を持っていて、他人を傷つけるのだけれども、それが同時に癒しになっているという話しです。


全体にきちんと整理されていてとてもわかりやすかったです。
最後のエピソードは感動的でした。

2011年1月8日土曜日

頭痛


今日は朝からカルチャーセンターにいって、大学にいって、美容院にいって、ペットショップにいってハードな一日でした。

今頭痛いです。

2011年1月6日木曜日

修士論文


今日は一応修士論文をまとめて製本してきました。

中身はボロボロだけれども、一応明日の提出に間に合ったことはよかったです。

2011年1月5日水曜日

説明責任


僕は小沢さんに政倫審に出席してもらいたかったのですが、それは政治家としての説明責任という観点からです。

今回検察は起訴を見送ったのですから、検察審査会が起訴をもとめても新しい証拠もなく無罪になる可能性が高い。

検察による起訴であれば有罪率が高いのですが今回は異例です。

このような経緯で起訴をされるのであれば、政治的責任をとる必要はないと思います。
逆に今回のようなケースで政治家が辞任していけば、政治家をおとしめる道具に使われかねません。

ですから、ここは冷静に考えていただきたいと思います。

2011年1月4日火曜日

論文


今日は論文を昨日先生に言われたように直しました。

一応分量は規定どおりになりましたが、まだ直す必要あるかもしれません。

2011年1月3日月曜日

年始


今日は広尾にある母方の親戚の家にお年始にいきました。

途中で帰って大学の先生のおうちにいって、論文の指導を受けてきました。

2011年1月2日日曜日

2011年1月1日土曜日

お正月


明けましておめでとうございます。

今日はお節料理を食べました。