斉藤環著『思春期ポストモダン 成熟はいかにして可能か』を読みました。
内容は、摂食障害、不登校、ひきこもりなど、現代の若者たちの問題をコンパクトに説明したものです。
タカ派的な治療に対して、一貫して批判的で患者の心の安定を求めるといういう姿勢には、感銘を受けました。
しかし、せっかく現代思想にも詳しい著者ですので、題名どおりポストモダンと成熟に関する社会的な分析をもっと詳しく見てみたかったです。
2012年10月30日火曜日
2012年10月29日月曜日
2012年10月28日日曜日
『家族の痕跡 いちばん最後に残るもの』
斉藤環著『家族の痕跡 いちばん最後に残るもの』を読みました。
最初の方の、日本的ダブルバインド。すなわち、口では批判していても本音では抱きついて離さない。や、世間と家族の問題などは、感心させられました。
しかし、後半の家屋の話や夫婦の話はテーマが少し散漫で、主な主張が何なのかが分りづらかったです。
全体にはゆるい感じでよめる読み物だと思いました。
最初の方の、日本的ダブルバインド。すなわち、口では批判していても本音では抱きついて離さない。や、世間と家族の問題などは、感心させられました。
しかし、後半の家屋の話や夫婦の話はテーマが少し散漫で、主な主張が何なのかが分りづらかったです。
全体にはゆるい感じでよめる読み物だと思いました。
2012年10月27日土曜日
2012年10月26日金曜日
『ひきこもりはなぜ「治る」のか?』
斉藤環著『ひきこもりはなぜ「治る」のか?』を読みました。
僕の場合は、精神病の範囲なので、単なる「ひきこもり」ではないのですが、この本に書かれていることに、励まされます。
ひきこもっていることに叱咤激励をするのではなく、共感をもってのぞむというスタンスは患者を安心させます。著者の謙虚さを感じます。
しかし、ただ患者の言いなりになるのではなく、明確なルールも必要だというのもその通りだと思いました。
これらの議論も、単なる思いつきではなく、ラカン、コフート、クライン、ビオンの理論の理解に基づいています。
僕自身、いつになったらこのひきこもりのような状態から抜け出せるかわかりませんが、希望を与えてもらえた書です。
2012年10月25日木曜日
2012年10月24日水曜日
2012年10月23日火曜日
2012年10月22日月曜日
2012年10月21日日曜日
2012年10月19日金曜日
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語」
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語」を見てきました。
TV版の総集編ですが、新作がのちにでるというので見ておこうと思いました。
普通の中学生の少女が魔女と戦う魔法少女になるという物語です。
ストーリーは知っているのですが、やはりまた見ても面白かったです。
人が死んだり結構ハードなストーリーで、タイトルからイメージする作品とは大分違います。
「魔法少女まどか☆マギカ」の感想は2011年10月20日のブログで書きました。
TV版の総集編ですが、新作がのちにでるというので見ておこうと思いました。
普通の中学生の少女が魔女と戦う魔法少女になるという物語です。
ストーリーは知っているのですが、やはりまた見ても面白かったです。
人が死んだり結構ハードなストーリーで、タイトルからイメージする作品とは大分違います。
「魔法少女まどか☆マギカ」の感想は2011年10月20日のブログで書きました。
2012年10月18日木曜日
2012年10月17日水曜日
2012年10月16日火曜日
2012年10月15日月曜日
2012年10月14日日曜日
2012年10月13日土曜日
2012年10月12日金曜日
2012年10月10日水曜日
2012年10月9日火曜日
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語」
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語」を見ました。
基本的にTV版の総集編です。新しいものはほとんどなかったです。
しかし、[後編]のあとにオリジナルの作品が上映されるらしいので、それは楽しみです。
ちょうど「エヴァンゲリオン」が新劇場版を4回に分けて作ったのと似ています。
僕は、「エヴァ」と「まどマギ」はよく比較されますが、類似を感じます。
やはり、見た目は全く違っていても「エヴァ」の影響は表れているのではないでしょうか。
基本的にTV版の総集編です。新しいものはほとんどなかったです。
しかし、[後編]のあとにオリジナルの作品が上映されるらしいので、それは楽しみです。
ちょうど「エヴァンゲリオン」が新劇場版を4回に分けて作ったのと似ています。
僕は、「エヴァ」と「まどマギ」はよく比較されますが、類似を感じます。
やはり、見た目は全く違っていても「エヴァ」の影響は表れているのではないでしょうか。
2012年10月8日月曜日
2012年10月7日日曜日
2012年10月6日土曜日
2012年10月5日金曜日
2012年10月4日木曜日
モーニング娘。全シングル
ニコニコ生放送で、モーニング娘。の51枚のシングルのPVを一気に全て見ました。
僕がファンになったのは、「ザ☆ピ〜ス」のとき「うたばん」にでている彼女らを見て、思ったより生意気でなくて、ぶりっ子でもなくて、なんかまったりした感じが意外で、好きになったのがきっかけですが、それから以前の曲とかも聴くようになっていきました。
その時代は、他にアイドルがいなくてアイドルシーンを彼女らも属する「ハロー!プロジェクト」が席巻していました。
今はほとんどテレビを見ないのですが、当時わずかに彼女たちのでている「うたばん」と「ミュージック・ステーション」と「ハロー!モーニング」を見ていました。
もともとはテレビのオーディション番組の企画でスタートした彼女たちですが、そのころは商業主義的なのりに反発を覚えてどちらかといえばきらいでしたが、前述の「うたばん」を見てから吸い込まれるように引かれていきました。
途中で高橋愛ちゃんがリーダーの時代、プラチナ期というそうですが、なんとなく見なくなっていましたが今回全てのシングルを振り返ってみてその時代その時代の懐かしさや、新鮮さに心動かされました。
ファンになりたての頃、まだ昔の曲を知らなかったとき、車を運転していてラジオから「I WISH」が流れてきて、「人生って素晴らしい〜いつもと同じ道だってなんかみつけよう〜夢中で笑ったり泣いたりできる〜誰かと出会ったり恋をしてみたり」という歌詞を聴いてモーニング娘。の曲と知らずに、本当に感動したことがありました。
今回も、「I WISH」を聴いて泣きそうになりました。
昔を思い出して、とても懐かしい気分になりました。
ちなみに、アルバム曲も好きなものがたくさんあります。
僕がファンになったのは、「ザ☆ピ〜ス」のとき「うたばん」にでている彼女らを見て、思ったより生意気でなくて、ぶりっ子でもなくて、なんかまったりした感じが意外で、好きになったのがきっかけですが、それから以前の曲とかも聴くようになっていきました。
その時代は、他にアイドルがいなくてアイドルシーンを彼女らも属する「ハロー!プロジェクト」が席巻していました。
今はほとんどテレビを見ないのですが、当時わずかに彼女たちのでている「うたばん」と「ミュージック・ステーション」と「ハロー!モーニング」を見ていました。
もともとはテレビのオーディション番組の企画でスタートした彼女たちですが、そのころは商業主義的なのりに反発を覚えてどちらかといえばきらいでしたが、前述の「うたばん」を見てから吸い込まれるように引かれていきました。
途中で高橋愛ちゃんがリーダーの時代、プラチナ期というそうですが、なんとなく見なくなっていましたが今回全てのシングルを振り返ってみてその時代その時代の懐かしさや、新鮮さに心動かされました。
ファンになりたての頃、まだ昔の曲を知らなかったとき、車を運転していてラジオから「I WISH」が流れてきて、「人生って素晴らしい〜いつもと同じ道だってなんかみつけよう〜夢中で笑ったり泣いたりできる〜誰かと出会ったり恋をしてみたり」という歌詞を聴いてモーニング娘。の曲と知らずに、本当に感動したことがありました。
今回も、「I WISH」を聴いて泣きそうになりました。
昔を思い出して、とても懐かしい気分になりました。
ちなみに、アルバム曲も好きなものがたくさんあります。
2012年10月3日水曜日
2012年10月2日火曜日
『仮面の告白』
三島由紀夫『仮面の告白』を読みました。
自らの同性愛的資質を描いた、自伝的小説です。
さすがにインテリの三島だけに、使っている言葉が難しくて文学的な雰囲気を醸し出しています。
自らの同性愛的性向を正直に語っていて、読んでいる方も感心させられてしまいます。
晩年の三島しか知らない人には、こんなにひ弱な子だったのかと驚きを与えるのではないでしょうか。
これだけ、内容的にも濃いし表現もしっかりしているので、今も読み継がれているのがわかる気がします。
割腹自殺をしたのは、思想的なことだけでなく、肉が血に染まることにエロスを感じていた感性的なものもあるのかなどと考えてしまいます。
たいへん、キチッとした作品だという印象でした。
自らの同性愛的資質を描いた、自伝的小説です。
さすがにインテリの三島だけに、使っている言葉が難しくて文学的な雰囲気を醸し出しています。
自らの同性愛的性向を正直に語っていて、読んでいる方も感心させられてしまいます。
晩年の三島しか知らない人には、こんなにひ弱な子だったのかと驚きを与えるのではないでしょうか。
これだけ、内容的にも濃いし表現もしっかりしているので、今も読み継がれているのがわかる気がします。
割腹自殺をしたのは、思想的なことだけでなく、肉が血に染まることにエロスを感じていた感性的なものもあるのかなどと考えてしまいます。
たいへん、キチッとした作品だという印象でした。
2012年10月1日月曜日
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