僕の場合は、精神病の範囲なので、単なる「ひきこもり」ではないのですが、この本に書かれていることに、励まされます。
ひきこもっていることに叱咤激励をするのではなく、共感をもってのぞむというスタンスは患者を安心させます。著者の謙虚さを感じます。
しかし、ただ患者の言いなりになるのではなく、明確なルールも必要だというのもその通りだと思いました。
これらの議論も、単なる思いつきではなく、ラカン、コフート、クライン、ビオンの理論の理解に基づいています。
僕自身、いつになったらこのひきこもりのような状態から抜け出せるかわかりませんが、希望を与えてもらえた書です。
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