2012年1月31日火曜日

2012年1月30日月曜日

論文集

今日、しめきりより一日早く論文集の原稿を提出してきました。あとは学内展のしごとだけです。

2012年1月29日日曜日

iWeb

AppleのMobile Me というサービスがおわるので iWeb のデータを FTP サーバに送ろうとして一部できてあとエラーになってしまいました。

2012年1月28日土曜日

グーテンベルク

M.マクルーハン『グーテンベルクの銀河系 活字人間の形成』を読みました。

グーテンベルクの発明した「活版印刷」によって何が変わったのかを、たくさんの引用から解きほぐした本です。断片的に書かれていてまさに銀河系といったかたちです。

「活版印刷」によって変わったのは、以前までは五感を使っていた人間が視覚という機能を異常に拡大させたことだ、といいます。

その結果、その他の機能は無意識に押し込まれたといいます。

はじめは、グーテンベルクの発明で人類がいかに進歩したのか楽観的に描いているようにみえましたが、後半になってくると、その悲劇性が強調されていきます。

マクルーハンが「活版印刷」以前の古い宗教であるカトリックに改宗したというのも、なるほどと思わせます。

「活版印刷」によってわれわれは活字があたりまえだと思っていますが、グーテンベルク以前にはなかった。その時代の方が人間の五感の均衡はとれていた。そう思うと活字以前の社会にあこがれもでてきます。

メディア論の嚆矢であるマクルーハンを読んで、わくわくする感じを持ちました。

2012年1月27日金曜日

2012年1月26日木曜日

2012年1月25日水曜日

今日

今日は先生のお宅にうかがったのですが、今まで使っていたMacを学校に返してしまって使えなかったので早めに帰りました。

2012年1月22日日曜日

今日は久々にずっといえにいてたまってた仕事をやりました。

2012年1月21日土曜日

全体性

今日は、自由が丘の先生のお家から新宿の朝日カルチャーセンターまでいきました。
寒かったです。
「社会思想ゼミ 市民社会の批判的・歴史的検討」宮台真司先生と堀内進之介先生です。

その中で宮台先生のいっていた、「全体性」の話が面白かったです。

まず民主主義に必要な「民度」の尺度は何かの問いに、宮台先生は「部族社会で神の表現は『目』であることが多い。それは、我々人間は空間的にも時間的にも限界があるので、見えないものが神なら見えるという考えだからだ」といいます。
カトリックでもローマ法王のベネディクト16世のヨーゼフ・ラッツィンガーがキリスト教の異端の考えは善なる神と悪の神に分ける。すると時間的な運動感覚がわからなくなるからよくないという。
戦間期の思想は1920年代と30年代とでは違う。20年代はロマン主義の国のドイツが負けたので脱ロマン主義的、近代経済、分析哲学的であった。しかし、30年代は、29年に世界大恐慌があり合衆国自身が全体的な政策を考える。ニューディールしかり。T.パーソンズの思想も全体性を射程に入れているロマン主義的であった。ところが60年代にはそれは全体主義として批判されていく。
そこで宮台先生の面白いところはどちらがいいとはいわないのです。そのような振幅自体が構造的に不可避なのだといいます。
これが全体性だというとどうしても、その線引きは恣意的だと批判されてしまう。
全体性か全体性の拒絶かの二項対立をのりこえる。ヘーゲル的、正反合。であるから、全体性は何かということは積極的にはいえない。ハーバーマスとの議論でラッツィンガーは全体性の危険性を指摘するが、ではどういうことが正しい全体性なのかはいわない。(つまりは、いわゆる否定神学的だと思いました)
ラッツィンガーが祈りの意味、映画「ルルドの泉で」や『ヨブ記』の問題。敬虔な人が救われない。神は自由だとカトリックでは説明される。「私たちを悪からお救いください」というのは、がんばっているのだからではない。全体性なるものに進もうとする私を見ていてくださいという意味だといいます。

なにか最後は宮台先生が評価する、「魔法少女まどか★マギカ」のラストシーンを思い浮かべました。

久々にラジオでもネットでも本でも聴けない話を聴けた気がして満足して帰ってきました。

2012年1月19日木曜日

発表

今日は修士作品の発表。

結構厳しいこともいわれました。

修士号が取れるかも微妙です。

2012年1月18日水曜日

発表

明日、大学院の審査会なので、一日発表の準備をしていました。

2012年1月17日火曜日

情報

渡辺保史『情報デザイン入門』を読みました。

デザインとは単にこ奇麗にかたちを作るだけではない。
情報とは分析された情報だけではない。

そんなことがわかる本です。

2012年1月16日月曜日

修士論文

修士論文を大学に出しにいきました。やっと出せましたが、まだ審査会があります。

論文

今日は自由ヶ丘の先生の家に23:30までいて論文書いてました。

2012年1月14日土曜日

2012年1月13日金曜日

2012年1月12日木曜日

2012年1月11日水曜日

洞窟絵画

ホグベン『洞窟絵画から連載漫画へ 人間コミュニケーションの万華鏡』

一度読んだのですが、修士論文のためにまた読み直しました。
『コミュニケーションの歴史』という題で邦訳されたこともある本です。

お世話になった太田幸夫先生が、いつも語っていた本です。
人間のコミュニケーションのあり方の歴史が詳しく描かれた本です。
難しい部分もありますが、一度読めば人間のコミュニケーションの変遷が理解できてくるようです。

2012年1月10日火曜日

コーヒー

先生がいれてくださったコーヒーを飲んで論文書いてる毎日です。

2012年1月9日月曜日

2012年1月8日日曜日

論文

先生のいれてくださったコーヒーを飲みながら、論文を書いていました。

2012年1月7日土曜日

辛酸

カルチャーセンター「宮台真司と辛酸なめ子の現代社会学」にいってきました。

辛酸なめ子さんは知らないので、なんか毒舌の人かと思ったら、おとなしそうで礼儀正しい人でイメージと違っていました。宮台さんもいつもの辛辣な口調でしゃべるのかと思ったら、今日はすごくおっとりしゃべっていました。麻布学園の人から見ると女子学院の子は一番ランクが高いので引け目を感じるそうです。
 彼女の撮ってきた写真を解説するのですが、毒舌というより何となく可笑しい、ちょっと笑ってしまうというネタでした。しかもそれを否定するのではなく自分もその立場に立ってみてより可笑しさを醸し出すという感じでした。

宮台さんによると、日本は世界で一番はじめにバブルを経験して、一番はじめに高齢化社会を迎える。終わりゆく社会だということです。そこでわれわれの生きる道は、このようにどうせ世の中そんなものという構えだといいます。

僕も経済的には厳しい時代になると思いますが、別の面ではいい生き方をそれぞれの人がすることは不可能ではないのではないかと思います。

今日は「絶望こそが希望」であるかのような少し変な(嫌ではない)気分で帰ってきました。

2012年1月6日金曜日

2012年1月3日火曜日

2012年1月2日月曜日

2012年1月1日日曜日

一般意志

東浩紀『一般意志2.0』を読みました。

ルソーの「一般意志」概念を現在のコンピュータテクノロジーで実現させようというアイディアです。

著者がいうようにこれは「夢」です。しかし「夢」とは回帰するもの。

いずれ著者のいうような社会が到来することは、あり得ることだと思います。
もちろん、大衆の無意識を可視化することによる弊害もあるでしょうが、デメリットも含めて考えられているので、単なる楽観論ではありません。

僕も著者がいうような「夢」がかなったらいいなと思いました。