2012年1月7日土曜日

辛酸

カルチャーセンター「宮台真司と辛酸なめ子の現代社会学」にいってきました。

辛酸なめ子さんは知らないので、なんか毒舌の人かと思ったら、おとなしそうで礼儀正しい人でイメージと違っていました。宮台さんもいつもの辛辣な口調でしゃべるのかと思ったら、今日はすごくおっとりしゃべっていました。麻布学園の人から見ると女子学院の子は一番ランクが高いので引け目を感じるそうです。
 彼女の撮ってきた写真を解説するのですが、毒舌というより何となく可笑しい、ちょっと笑ってしまうというネタでした。しかもそれを否定するのではなく自分もその立場に立ってみてより可笑しさを醸し出すという感じでした。

宮台さんによると、日本は世界で一番はじめにバブルを経験して、一番はじめに高齢化社会を迎える。終わりゆく社会だということです。そこでわれわれの生きる道は、このようにどうせ世の中そんなものという構えだといいます。

僕も経済的には厳しい時代になると思いますが、別の面ではいい生き方をそれぞれの人がすることは不可能ではないのではないかと思います。

今日は「絶望こそが希望」であるかのような少し変な(嫌ではない)気分で帰ってきました。

0 件のコメント:

コメントを投稿