主要概念から読み解く中後期思想〈第2期〉形而上学をめぐる転回-1930年代の思想をめぐって(2)第3回「美」への問い-プラトンとニーチェの間、を見ました。美をイデアの問題として捉えるプラトンと、美を現実世界の問題として捉えるニーチェ。カントは主体の問題としたものの、他者と共有できるという点を見逃さなかったです。ハイデガーはカントを評価しつつも主体から脱することができなかったとして批判もします。ニーチェに対しても、本物と偽物の区別をしている点で、反プラトン主義者といいながらもプラトン主義者だといいます。
「オープンダイアローグの思想」第五回 回復:コンテクストを揺さぶること、をオンラインで受けました。ベイトソンの学習Ⅱは「コンテクストを学ぶこと」。統合失調症の患者さんは、コンテクストを学ぶことで「小さな真理」を獲得しそれに固執するそうです。それに、揺さぶりをかけるのが「対話」だといいます。そして、その固執が揺らぐと、コンテクスト自体を俯瞰して学ぶメタコンテクストの学習Ⅲのレベルに達するといいます。今まで学んできた、様々な理論が、ここで役立つのかと思いました。なるほどこういう道筋で話が進んでいくのかと思いました。今までは、単発な理論の学習でしたが、今回の最終回を聴いてかなり納得がいきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿