2025年5月31日土曜日

対談『すり切れるほど読んだ本』 西荻窪ことカフェ 宮台真司先生、大澤真幸先生

今日は、18:30から西荻のことカフェで、宮台先生と大澤真幸先生の対談がありました。ソール・A・クリプキの『ウィトゲンシュタインのパラドックス』、スペンサー=ブラウンの『形式の法則』、吉本隆明の『共同幻想論』、真木悠介の『現代社会の存立構造』を取り上げ、内容の紹介、いかにこれらの本に衝撃を受けたかなどのお話をされました。それぞれの話は面白く興味はつきませんでしたが、最後に会場の方の質問で、「読書と生き方の関係をどう考えていくか?」という様なものがあり、興味深く聴きました。宮台先生によりますと、知識を自己防衛に使うのは良くない。未規定性に開かれるのが良いというような答えだったと思います。僕は最近は読書をあまりせず、YouTubeばかり見ていますが、本を読むのもこのような体験をもたらしてくれるものだと改めて思い知らさせてくれました。 

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