主要概念から読み解く中後期思想〈第2期〉形而上学をめぐる転回-1930年代の思想をめぐって(2)第5回「意志」と「存在」への問い―ニーチェとの対決。第二期の最終回を聴きました。「何である 本質存在」を「力への意志」、「がある 事実存在」を「永遠回帰」とハイデガーは読みます。ニーチェが転倒しようとしたものを、ハイデガーは区別をなくすように訴えます。本質存在を「ピュシス」「生物」とします。近代は、処理可能な科学技術が巨大さを価値とする時代だとします。ハイデガーは嘆いて「存在者が存在から見捨てられている」といいます。難しい概念と言い回しで難解ですが、なんとなくいいたいことがわからなくもないかなというところまできたか?どうでしょう。
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