井庭崇編著。宮台真司、熊坂賢次、公文俊平著の『社会システム理論』を読みました。
井庭さんが他の社会システム理論家と対談するものです。
はじめに、N.ルーマンの「社会システム理論」の解説がなされます。
その後は各論者の遍歴や現状に対する意見をきくので「社会システム理論」を本格的に学ぼうとする人には、ちょっと趣旨が違っているかもしれません。
井庭さんは難解といわれるルーマンの思想を分りやすく説明してくれますが、分りやすすぎて、もうちょっと深いことをききたいという気にさせます。
しかし、今まで雲の中のようであったルーマンを少しでも理解できてよかったと思います。
2012年2月2日木曜日
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