大塚英志、サカキバラ・ゴウ著『教養としての<まんが・アニメ>』を読みました。
これからまんがを描こうとしている若者が、昔のまんがやアニメをしらないので、教養としてこれくらい身につけておいて欲しいという意図で、まんが・アニメの歴史を書いた本です。
戦後のまんが・アニメの歴史に名を残した人や会社が一応載っています。
まんが・アニメを社会学的に分析した本ではないので、現実の歴史との対応関係などはありません。
作り手のために書かれた本なので、技術論が多くを占めています。
まんが・アニメの歴史を手っ取り早く知るには、まとまって便利な本だと思います。
そういう目的で書かれた本だからよいのですが、もっと深く歴史を知りたい人は大塚氏他の別の書を読むことが望ましいでしょう。
2013年3月4日月曜日
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