カウンセリングにいって、帰りに松屋の牛丼を食べて、映画を見て、ヨドバシカメラにいって、歯医者にいってきました。
吉祥寺プラザという古い映画館で、12:30から高畑勲監督作品、アニメーション映画「かぐや姫の物語」を見てきました。
皆さんご存知の「竹取物語」のアニメ版です。
絵は水彩画のように描かれていてとてもきれいでした。
物語も昔風に描かれているところもあります。が、現代的なところもあります。
基本的に、二つの別れの物語です。
一つ目は、子供時代に遊んだ、自然豊かな田舎の生活や友達からの別れ。
田舎を離れ、姫として都で生活をしなければならない別れのつらさ。
もう一つは、育ててくれたお爺さん、お婆さん、そして地球の生活との別れ。
月に帰らなければならない別れ。
前者は、この作品のオリジナルっぽいです。
後者は、昔から人々がこの物語に感じていた切なさです。
どちらも涙を誘います。
「火垂るの墓」もそうですが、もう誰が見ても悲しい物語を、あえて、改めて丁寧に作って、そしてあらためて人々に感動させるのが、高畑監督のうまいところではないでしょうか。
水彩画で昔風に描かれたキャラクターですが、やはり他のスタジオジブリのキャラクターと似てしまっているのが興味深かったです。
シンプルに、心洗われる作品でした。
滅茶苦茶手間がかかっただろうと思います。
2013年11月26日火曜日
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