2013年11月30日土曜日

ニコニコ映画実況「おもひでぽろぽろ」

インターネット動画「ニコニコ映画実況 ~おもひでぽろぽろ~ みんなで一緒にジブリ作品を見よう<テレビ実況生放送>」をタイムシフトで見ました。

本編は見ませんでした。

昔、英会話学校で、派手なメガネのアジア系っぽい男の先生に、日本のアニメを知っているかきいたら、知っているというので、ジブリ映画で何が好きかをきいたら「おもひでぽろぽろ」といわれ意外に思い、poeticですねといってその人を見る目が変わったことがありました。

27歳の女性が田舎にいって自分探しをするのと、彼女の小学校おもいでが、並列的に、違うタッチで描かれた作品です。

本作の少女時代の主人公の声と、「耳をすませば」の主人公の役をやった声優の本名陽子さんがゲストでした。

彼女が面白いことをいっていました。

「耳をすませば」をやっていてどうしても納得できないところがあるとジブリ関係者にいったらこういわれたそうです。

「いいとことろに気づいた。宮崎駿さんは男兄弟の中で育ったので女の本当の姿を知らない。だから、彼の描く女性は理想像になる。それに対して高畑勲さんは女兄弟の中で育ったから、女の恐いところを知っている」と。

社会学者の宮台真司さんが、「耳をすませば」は現実の少女を描いていない、(ちなみに「耳をすませば」は「新世紀エヴァンゲリオン」と同じ年に公開されている)また、「風立ちぬ」の女主人公が薄っぺらい表現になっている、と批判していますが、その理由もこんなところにあるのかもしれないと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿