2011年11月30日水曜日

秒速

新海誠監督の「秒速5センチメートル」をネットで見ました。

「秒速5センチメートル」とは桜の花びらが落ちるスピード。はじめ桜の花びらが散るシーンから始まります。

中学生の男女の恋。東京から栃木までいくシーンを丹念に描いています。
それから、第二話は、種子島の高校生の女の子の片想いの物語。
これらを精密な描写で感傷的に描いていきます。

前作の「ほしのこえ」「雲のむこう、約束の場所」は日本の日常の描写とSF的な設定が絶妙のコントラストで描かれていました。面白いのだけれど今ひとつ浸りきることができない面もありましたが、今回はSF的要素がないので、純粋に物語に浸ることができました。

最後の第三話で、僕は気付いてなかったのですが、実は全部つながっているストーリーだということがわかります。

思春期の感傷的な世界から、大人になってそれらを振り返る切ない気持ちが伝わってきて、こちらもセンチメンタルな気持ちになって、とても感動しました。

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