ホッブス『リヴァイアサン』全4冊を読みました。
宗教改革の時代、ローマ教会の権力からいかに君主制を守るかを描いた本です。
教皇の権力は否定するのですが、キリスト教そのものは認めるので、聖書に基づいて教皇批判と君主の正統性を主張します。
その複雑な論理は彼の情熱を感じさせます。
しかし、ここまで国王を力強く弁護するのも面白いと思いました。
教科書に出てくる本ですが、実際に読んでみ、なるほどこんな本だったのかと納得させられます。
2011年12月27日火曜日
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