2010年6月11日金曜日

産業構造


菅首相の考えは、財政と景気を両立させることだと思いますが、この二つを両立させるのは大変難しいと思います。

しかし、やらなければならないことでもあります。

従来のように、景気対策に公共事業をやるのは、費用対効果がうすい。
小泉内閣のように小さな政府にすれば、弱者切りすてにもつながる。

そこで第三の道ということでしょうが、
元祖『第三の道』ギデンズの日本での紹介者でもあり、首相とも懇意の首都大の宮台教授によりますと、効率化や動機付け、民による新たな公ということも重要なのですが、現在の産業構造そのものを変えないといけない、ということです。
今の産業構造のままだと新興国に必ず抜かれる。従って、製造業中心の現在の産業構造を先進国化しなければならないということだそうです。
そのためには、痛みもともなう。そのこともちゃんと国民に説明するべきだということです。
僕も基本的には、政治家は負担の部分も国民に説明するべきだと思います。

産業構造そのものを変えるということはとてつもなく大きな仕事ですから、一内閣でできるものではないかもしれませんが、そういう現状をしっかりと認識した上で改革をしていってもらいたいです。
そして、改革が実現すれば新たな雇用も創出される、景気が上向けば財政も健全化へ向かう、となるかもしれません。
まあそううまくいくとは限りませんが、とにかく改革は避けて通れないということです。

僕は鳩山政権を支持していましたけれども、批判もしてきました。それは、国民に痛みをともなう部分を言わなかったということです。

菅首相は、財政の重要さも訴えられ、税制改革の重要性も理解されている。それはいいのですが、今までの産業構造のまま改革をしてもダメで、産業構造自体を変えなければならない。そういう大きな問題があることを是非認識していただきたいです。

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