2010年6月13日日曜日

アテンション


暇なときに気楽に見られるものをと思い、上戸彩主演の「アテンションプリーズ」というドラマのDVDを借りました。

気楽に見られる娯楽作品だと思って借りたのですが、これがなかなか面白い。
九州でロックバンドをやっていた女の子が、キャビンアテンダント(旧スチュワーデス)になる物語で、過去に70年代にドラマ化されたものリメイクです。

この設定自体も面白いですし、多くの葛藤が感動的で、泣きそうになったところもいくつかありました。

それから、主演の上戸彩さんも魅力的ですね。

彼女の魅力というのも、不思議だと思っていました。
今時の女の子のような冷淡なところもなくて、いい意味でこどもの純粋さをもっている感じがします。

美人ではありますが、そんなにモデルように端正な顔立ちでもない。それでも、見ていると魅力的に見えてしまう。やはり、中身が魅力的な人は外面的に見ても魅力的に見えてしまうのだと思います。

この魅力はどこからきたのだろうかと思いました。
彼女は兄が二人いて、長兄とは16歳はなれているようです。

僕も上に姉が二人いまして、一番上とは14歳はなれています。
僕は年のはなれた兄弟の存在は性格に影響を与えると思っています。僕は14歳以上はなれているのは最近ではめったにいないと思っていましたが、彼女は16。上には上がいました。

年のはなれている、特に異性の兄弟がいるとどうなるか。
一つは、同年代に対して優越感を持つということです。幼稚園の頃、女子大生と対等に話しているのですから、まわりの子たちは幼稚に見えてしまいます。
また、もともと異性の兄弟のいる子は異性と接触するのに抵抗が少ないと、文学の青野先生がいっていました。
特に歳がはなれていると、一方的にかわいがられる可能性が高いですから、異性の他者に対して心を開きやすい。他者を信じやすく、いわばかわいがられ上手。わざとではなく、自然に自分のこどもっぽいところを隠さずに出せるではないでしょうか。

これらのことが、彼女を国民的なスターにした要因ではないかと考えています。
視聴者が、嫌みを感じずにすなおにかわいいと思えるのではないでしょうか。

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