2011年3月23日水曜日

一般理論


今日は朝日カルチャーセンター新宿校「ケインズ-経済学の名著に学ぶ-」松原隆一郎先生です。
3回目最終回。

今日はケインズの主著『雇用・利子および貨幣の一般理論』です。
ケインズがこれを書いたのは未曾有の不確実な時代。
『貨幣改革論』から『貨幣論』までは、「インフレ」が最大の悪だったが、その後「失業」が主なテーマになる。
ケインズは大蔵省顧問でありつつ、週末はケンブリッジにいって若手経済学者たちと議論を重ねた。
P.スラッファからの影響を受ける。
中央銀行が操作する特定の貨幣利子率に向けて商品利子率が収斂されていく。
それは完全雇用とは限らない。

云々。

経済学の知識のない僕はほとんど理解できませんでした。

利子率を操作可能な場合、将来に見通しがある場合、金融緩和によって有効需要が拡大する。

まあ、とにかく今までの新古典派の経済学の市場主義に対して新しい考えを示したことはわかりました。

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