2011年2月24日木曜日

フィヒテ


今日はカルチャーセンターの「ドイツ観念論入門」村岡晋一先生、第二回目です。

カントの『純粋理性批判』のあと、フランス革命が起こり、フィヒテは強い影響を受けます。

自由にもとづいた行動を擁護します。

イギリスのバークは自由と秩序は矛盾するとして批判します。

フィヒテは存在概念としての「自由」を主張します。

私とは一旦外に出てもう一度戻ってくることによって認識される。
外化された私は、別のものなので非我になる。

人間とは、常に自分を超えていこうとするもの。

シェリングは、無意識の世界を「自然」としフィヒテを批判する。
「自然」の頂点として人間を考える。
後にドイツ観念論とは離れていく。

フィヒテやシェリングは、カントやヘーゲルほど大きく扱われないので、今日は初めて知ることができてよかったです。

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