今回のアガンベンの思想圏は、神学宗教の位置。まず「原罪」について次に「復活」について学びました。アガンベンは「パウロ書簡」を丁寧に読みつつ、アウグスティヌスに対抗します。また当時異端とされていたグノーシス派などを参照します。正統なキリスト教に対して異端を擁護する姿勢は、時が時なら禁書か焚書になっていたともいいます。そういう読み方もあるのかと考えさせられました。
0 件のコメント:
コメントを投稿