僕の好きな、アイドル集団、ハロー!プロジェクトの新しいグループ、カントリーガールズの人気メンバー島村嬉唄(しまむらうた)ちゃん、14歳がグループを脱退したことが分りました。
ネット番組の「ハロステ」等でデビューからずっと追っていたので、感慨ひとしおです。
去年、デビューを言い渡されるときに、初めて見たのですが、そのときはかわいいというより、ちょっと雰囲気の変わった娘だな、珍しい名前の娘で番組などでいじられそうな感じだなと面白がっていました。そして、とても気になっていました。デビューを言い渡された時もビクビクしていて、その後得意なものはイラストを描くことですというところなどを見て、体育会系のハロプロにはいないタイプの娘だな、ついていけるのかなと心配になりました。
コメントをふられても恥ずかしがって周りを見てうまくいえない嬉唄ちゃんが、みんな気になっていたのではないでしょうか。
モーニング娘。'15 の佐藤優樹ちゃんも、ラジオで新人で気になる娘ときかれ、嬉唄ちゃんを挙げていました。その他のハロプロのメンバーの人もラジオなどで嬉唄ちゃんのことに触れていました。ファンのあいだでも嬉唄ちゃんのことが気になる人が増えてきました。
嬉唄ちゃんのセリフが売りのデビュー曲も、ヒットして増々嬉唄ちゃん人気は過熱していきました。
段々なれてきて、「最近いろいろ吹っ切れたので」などという発言もでて、うれしい様な寂しい様な気もしました。
そんな中、ネット番組で舞台裏を見てみると、嬉唄ちゃんだけがダンスについていけなかったりする姿が見えました。
ハロプロは、デビューするのに2パターンあって、オーディションに合格するか、ハロプロ研修生として研修を積んでデビューするかのどちらかです。
オーディションを落ちた娘が研修生になって、そこからデビューするというパターンも多いです。
カントリーガールズは新人5人のうち2人は研修生、嬉唄ちゃんを含む3人がモーニング娘。のオーディションを受けた娘です。そのうち一人は群馬のご当地アイドル出身です。
この時期、ハロプロは新人が大量にデビューして、モーニング娘。'15の12期、アンジュルムの3期、カントリーガールズ、研修生だけからなるこぶしファクトリーとつばきファクトリーがデビューしました。
ハロプロはレッスンが厳しく、その中で頑張ってやってきた人がデビューできてそれを感動して見るというのがスタイルです。ハロプロには独特のハロプロらしさがあります。
プロデューサーのつんく♂さんがいっていたのは、ハロプロに選ぶのは、かわいい娘でも歌がうまい娘でも、ダンスがうまい娘でもなく、頑張っていける娘なのだということです。
そんな中、趣味がイラストで、自分の性格は「まじめ」という、はかなげな娘がうまくやっていけるのでしょうか。
1/8がイタリア人の血が混じっていて、娘に「嬉唄」などという洒落た名前をつける家族のハイカラな趣味とも、ハロプロの庶民的、体育会的雰囲気が合わなかったのかもしれません。
一度売れたら、とことんまで頑張らせるやり方にもついていけなかったのかもしれません。
ここしばらく、ラジオにも出ずに、ブログも更新していない状況を見て、早く見たいと思っていました。しかし、フログを一つ書くのにも2時間もかけているというのに胸がキュンとして、大変なんだろうなとは思っていましたが、まさか脱退していたとは・・・。
このまま、すれて芸能界に染まっていってしまうよりも、純粋さを保って生きていってほしいという気もします。
応援していた娘が去ってしまった心の傷はまだ癒えないけれども、はかない少女が短期間でも輝いて、僕らの前に現れてくれたこと、そして、その儚さを保ったままいなくなってしまったことを、切なさとともに胸にしまっておきたいと思います。
2015年6月13日土曜日
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