"Oh, yesterday came suddenly
Why she had to go I don't know she wouldn't say
I said something wrong, now I long for yesterday"
「ああ、昨日は突然やってきたよ。
なぜ彼女はいってしまったんだ。僕には分らない。彼女は言おうとしなかった。
僕がなにか悪いことでも言ったんだろうか。
ああ、昨日のことを思い続けているよ。」
Yesterday / The Beatles
彼女のはかなさは、いわゆる可憐な少女というのとはちょっと違う。
自分でも、声が低いのが嫌だったといっていたように、ラジオのしゃべりを聴いていると印象が変わる感じもします。
自分のことを、「うたはねぇ・・・」といったり、「・・・ですね」じゃなくて「・・・なんだよ」といったり、はじめはぶっきらぼうな感じも受けました。
でも、そこがまたよくなってくるのです。
イベントとかでも、特に面白いことをいっていなくても、周りがつっこみたくなってしまう。
独特な雰囲気があるのです。
おそらく、一人っ子で親に大事に大事に育てられたので、独特の個人主義が育ったのではないでしょうか。
彼女といると、なんか楽しくなる。
そんな、はしゃいだり、楽しんだりした後だけに、余計に悲しみに深みが増します。
「君の仕草が滑稽なほど
優しい気持ちになれるんだよ
Oh darling 夢物語
逢う度に聞かせてくれ
愛はきっと奪うでも与えるでもなくて
気が付けばそこにある物」
「名もなき詩」Mr.Children
ネットの意見の中には、本人はやる気があるのに家族がお金のために文句をいって辞めさせたといったものもありますが、僕は違うのでないかと感じます。
お金のためなら、今売れているのだから辞めてしまってはもともこもなくなります。
僕は、ネットの動画を見ていて、いつも本人はきつそうだなと思っていました。
だから、辞めたと聞いたときには直感的に、自分で限界が来て辞めたのだろうなと思いました。
結論からいえば、投げ出したことになるので、本人からは理由をいいだしにくいのだろうと思いました。
憶測ですみませんが、本人が弱音を吐いて、親に「もうきつい」「辞めたい」といって、親もはじめは「自分できめたんでしょ。がんばりなさい」とか励ましたが、見ていて実際スケジュールもきつくなってきて、見兼ねてしょうがなく事務所にもう少し楽にさせてくださいと直談判にいく。事務所も一人のメンバーだけにわがままだけをきくわけにもいかず物別れに終わる。こういうおっとりした子は家でもいい子と想像しがちですが、意外にこういう子は家ではだらしなかったり、わがままだったりすることがあります。親が事務所が融通をきかせてくれないこと告げると、「もう無理」といって、親は「じゃあやめるか」といいあいになる。彼女は、部屋で一人泣きながら辞める決心をして、それを親に告げる。親は事務所に報告するが、事務所はせっかくのこれからの宝が本人のわがままで辞めてしまって不愉快で仕方がない。契約を解除したことを告知する。そのことを告げると、一人本人は部屋に走って入ってドアをバタンと閉める。そして、楽しかった最近のできごとや、つらかったこと、でもがんばったこと、一緒にがんばって、一緒に泣いて笑った仲間達のこと、これから掴んだかもしれない夢の数々などを思いめぐらせ、また涙が・・・。そんな彼女をそっとみているのは愛犬のポポちゃん。ぎゅっとポポちゃんを抱きしめる。
そんなストーリーが頭の中に自然に浮かんできてしまいます。
「悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる 苦しさは
明日も続くのか」
「悲しくてやりきれない」ザ・フォーク・クルセダーズ
「愛おしくって忘れられないでしょう
許してよ
愛ゆえに
『ごめんなさいね』(島村)」
「愛おしくってごめんね」カントリー・ガールズ
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