2010年5月1日土曜日

反対


沖縄の普天間基地の移設に反対している人たちも、細かくみていくと色々な立場があると思います。

◯日米安保自体に反対で、基地の全廃を願う人。
◯日米安保には賛成だが、基地は地元が望まなければ撤去すべきだという人。
◯基地の存在は認めるが、普天間の場合市街地にあるので、移設すべきだという人。
◯環境を破壊するような基地の建設に反対する人。
◯基地の存在は認めるが、沖縄県に負担をかけすぎているので県外へ移設するべきだという人。

それぞれの立場によって、現在政府が検討しているキャンプ・シュワブへの移設と徳之島への機能移設に、反対の場合もあれば賛成の場合もあるはずです。

それをなんとなく、「普天間基地の移設反対」という大きな括りで話すと、上記の差異が分からなくなってしまうのではないでしょうか。

反対派の人たちとよく話し合って、どの部分が反対なのか、どういう立場で反対といっているのか、政府側も理路をもって問いただすことが必要なのではないでしょうか。

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