2010年5月6日木曜日


今日は、僕が10歳、小学校5年生の時亡くなった姉の命日でした。
母方の親戚の女子は皆カトリック系の女子校に行っていて、彼女も病気の中洗礼を受けたのでカトリックの教会、東京カテドラルに納骨されています。
そこで、親戚6人のしめやかなミサが行われました。
亡くなったのが16歳、高校2年生。癌で苦しみながら最後を迎えました。しかし「これで神様のもとにいけるの、うれしい」といって逝きました。
母方の親戚には女の人が多いのですが、僕がもっともあまえてた姉でした。いつも僕のことをからかっていた記憶がありますが、昔の写真を見ると一番かわいがってくれた姉でした。
当時は、余りにも大きな出来事で受け止められず、実感がわきませんでした。今でも夢の中の出来事のようです。姉が亡くなる前と後とでは僕の精神はだいぶ違うものになった気がします。
なんと亡くなってから30年がたったと聞き驚きました。
著名な作家や思想家でも幼い時に兄弟姉妹を亡くした人がいますが、兄弟を亡くすことは親を亡くすこととは違った重みがあります。
そういう経験がその人の感受性に影響するところは大だと思います。

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