2012年6月16日土曜日

アバター

ジェームズ・キャメロン監督作品「アバター」をDVDで観ました。
ある惑星で、人間が開発をすすめ、惑星の原住民と戦うとう物語です。
主人公は、人間が開発した原住民の体に神経を接続させ、その体にのりうつり原住民を説得する作戦に参加します。
ところが原住民の中に入っていくと、逆に人間の横暴さがわかり、原住民の側にたって戦います。
アメリカの開拓時代の原住民に対する残酷さを連想させますが、これをアメリカ映画が撮ったというのもアメリカ人の懐の深さを感じさせます。
しかし、青い猫人間のような原住民に感情移入するのには、ちょっと気味が悪い感じも感じさせます。
原住民の聖なる木の表現も美しいのですが、われわれ日本人は「ナウシカ」や「もののけ姫」の表現の方が美しいとも感じます。
結局、最後は戦いのシーンで終わるというのも、アメリカ映画の定番という感じもします。
大変面白かったですが、現在、歴代興行収入世界一位という映画としては注文をつけたい部分もありました。

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