押井守監督「うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー」をDVDで見ました。
サブカルチャーの上で重要な作品だったので、いつか見ようと思っていました。
「永遠に終わらない学園祭の前日」というテーマだといわれていましたが、見たところ「夢と現実」というテーマが大きいのだと思いました。
僕が想像していたのとはちょっと違いました。
永遠に日常に戯れているところから、現実に無理矢理引き戻される話を想像していました。
「うる星やつら」自体、漫画でちょっと読んだことがある程度でよく知らなかったので、すこし最初はわかりづらいところもありました。
思っていたのとは、ちょっと違いましたが、これはこれで楽しめました。
しかし、今見るとすこし古い映画という感じもしました。
ここからどのようなメッセージを受け取るべきかは、考えてしまいます。
「終わりなき日常」が「核戦争後の共同性」の上に続いている心象風景が、この時代、「虚構の時代の果て」を象徴しているということでしょうか。
2012年6月29日金曜日
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