稲垣良典著『トマス・アクィナス『神学大全』』を読みました。
中世の哲学書を読もうと思って、『神学大全』を読もうと思ったら、日本語訳で45冊あるということであきらめました。
そして、この入門書を読みました。
元々は「神について」「人間について」「キリストについて」という三部からなり、2669個の問答からなっているそうです。
この入門書では、神、ペルソナ、創造、悪、幸福、などについて本書の内容にそって解説してあります。
中世のキリスト教神学の本を現代に当てはめると、かなり強引な解釈も必要になってきますが、納得はできました。
現代とは全く違う価値観の中で真理について書かれてある書を読むことは、意味のあることだと思いました。
2012年6月19日火曜日
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