僕は、民主党のサポーターです。
民主党を支持する理由は、競争社会でもなく社会主義でもないリベラルな政党が日本にあって欲しいと願うからです。
しかし、今回の選挙では厳しい状況でしょう。
理由を考えてみると、
1、政権を取ったときに、衆参で多数を取っていたにもかかわらず、マニフェストの主要な政策をほとんど実現できなかった。
あれだけ圧勝したのに実現できなかったのだから今の少数でいくら理想的なことをいっても、実現できるとは思われない。
2、震災、原発事故、尖閣問題で統治能力の欠如をあらわして、国民を不安にした。
政策とは別の次元で、統治能力が問われたが、国民に安心感を与えることができなかった。
3、現在、景気がいい。
民主党時代は、円高、株安、デフレであったが、現在は円安、株高、インフレ。いくら現在のマイナス面を批判したって、民主党時代のデフレには戻りたくないともうのが国民感情というものでしょう。
金融緩和政策は、外国では左派の政策だそうです。それを実現できなかった。
僕は今でもリベラルな勢力が保守に拮抗して欲しいと思います。
アメリカの民主党のような政党が日本でも求められていると思うのです。
しかし、以上にあげた様な点から、今回、だけでなくここしばらくは、国民は民主党を評価できないでしょう。
いくら理想的なことをいったって、現実にできなかったという厳然たる事実の前には虚しくことばが響くばかりです。
国民は民主党に反省を求めていると思います。
その反省は現在までは不十分であるように思います。
党が分裂して、今回の選挙でも分裂したままのところもある。
本当に反省しているなら、お互いに非難し合うのではなく、協力する説得や努力をして欲しいと思います。
繰り返しますが、あれだけ圧勝しても実現できなかったのですから信用されなくて当然です。
求められている反省は、今までようなレベルではないのです。
次回の衆議院選まで自民党がうまく乗り切れば、また民主党が勝つチャンスはないでしょう。
だから、7〜8年のスパンで考えて、本当に政権担当能力を育てていかなければならないと思います。
一度失墜した信頼を取り返すのがいかに難しいか、もっともっと深刻にとらえて欲しいです。
それでも、リベラルな政策を求める国民は必ずいると思います。
その声に答えられる政党になることが、民主党に求められてます。
2013年7月19日金曜日
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